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visvimが手掛ける雑誌『Subsequence』の第4号を発売!
「visvim」表参道にて工芸品やアート作品の展示・販売イベントも開催中

2021.9.2
visvimが手掛ける雑誌『Subsequence』の第4号を発売!<br><small>「visvim」表参道にて工芸品やアート作品の展示・販売イベントも開催中</small>

日本各地の伝統的なものづくりの技術を取り入れながら、ストリートな感覚でコレクションを展開する、ファッションブランド「visvim」のサブシークエンスマガジン『Subsequence』第4号が、2021年8月28日(土)に発売。

今号は特別付録として、スタイリスト、スティーブン・マンのディレクションによる24ページに及ぶスペシャルファッションストーリーの別冊付き。大充実のテキストと美しく豊富なビジュアルで、世界各地の知られざる工芸や美術、文化を届けてくれる。

Subsequence
『Subsequence』のタグラインは「Arts & Crafts for the Age of Eclectic」。意味は「“折衷” 時代のアーツ&クラフツ」。世代/性別/人種/ 国籍その他にとらわれることなく、世界中の工芸と文化にまつわるトピックを幅広く取り上げ、また編集制作にも国内外の人々がスタッフとして参加する実験的なプロジェクト。

いまだ知られざる新鮮なトピックス、オリジナルな切り口をモットーに、自身の仕事を愛する職人たち、創造的な人生、文化的な暮らしに興味を持つすべての人々に向けて発信。近年、久しく忘れていたような、じっくりと、かつ気ままに未知の世界を彷徨い歩くような読書の楽しみを届けている。

『Subsequence』vol.4より

巻頭エッセイは、作家の西加奈子、編集者のモニカ・カウェッキ、ceroの高城晶平、写真家の大森克己らが執筆。特集『三つの雑談』では、森啓子(ドキュメンタリーディレクター)と山田紗子(建築家)、キャスリーン・ライリー(アーティスト、金属工芸家)と白鳥みのり(玉川堂店長)、ピコ・アイヤー(作家)と永井佳子(キュレーター)の3組が登場する。

『Subsequence』vol.4より

その他、「visvim」のクリエイティブディレクター・中村ヒロキのインタビューや、約100年にわたる歴史を誇るスウェーデンの伝説的インテリアショップ「スヴェンスク・テン」の知られざる歴史をたどるレポート、兵庫県・赤穂市に伝わる幻の工芸「赤穂緞通(あこうだんつう)」についての取材記事なども掲載している。

左)JUMBO HOODIE P.O. VEG DYE (Subsequence) SIZE : 1/2/3/4/5 5万6000円(税抜)
右)JUMBO TEE S/S VEG DYE (Subsequence) SIZE : 1/2/3/4/5 2万8000円(税抜)

出版を記念して、Tシャツやフーディーなどのオリジナルグッズも販売している。

また、刊行に併せて、8月28日(土)から「visvim」の表参道店でイベント「Subsequence Bazaar」も開催中。これまで「Subsequence」で取り上げて来た作家やメーカー、工芸家の作品・商品が購入できる貴重な機会となっている。

NORI TAKABAYASHI(アートピース/千葉)
YARD所属のヘアスタイリスト。2009年パリに移住。国内外の雑誌・広告で活躍を続けながら、パリでは古来の結びをヘアで実践する”Musubi”で個展を開催。多くの俳優やアーティストの信頼を得て、2020年に帰国。本業の傍ら、自宅近くの海で拾い集めたプラスチックゴミを使って、マスクやヘアピースなどのアート作品を制作している

坂口恭平(絵画/熊本)
作家、建築家、音楽家、画家、工芸家などカテゴリーにとらわれない活動を続けるアーティスト。2016年、小説『家族の哲学』(毎日新聞出版)で第57回熊日文学賞受賞。近刊には『お金の学校』(晶文社)、『躁鬱大学』(新潮社)などがある。本誌では創刊号から「Editor’s Note」のアートワークを担当。第3号ではエッセイも寄稿している

佐々木伝承毛鉤店(伝承毛鉤/茨城)
古くから川釣りを生業とする職漁師たちがわずかに伝え続けてきた“門外不出”の毛鉤の技。土地の魚の生態を知り尽くした釣り師のみが知る「伝承毛鉤」の知識を、独自に調査・蒐集しながら継承し、店主自ら制作・販売を行う稀少な「毛鉤」専門店。伝承毛鉤から派生した、多くの実釣経験から生み出されたオリジナルの毛鉤も魅力

ジェリー鵜飼(イラストレーション/東京)
1971年生まれ。静岡県出身。アートディレクター、イラストレーターとして活動中。数々のCDジャケットやファッションブランド、アウトドアブランドの広告、カタログ、グラフィック、企業ロゴなどを手掛ける。また、アウトドア雑誌などでコラムを連載中。『Subsequence』では連載小説『Zen Hiker』を執筆

Subsequence Bazaar
開催期間|8月28日(土)〜9月5日(日)
会場|visvim東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 2F
Tel|03-5468-5424

出典作家
阪上梨恵(赤穂緞通/兵庫)、坂口恭平(絵画/熊本)、佐々木伝承毛鉤店(伝承毛鉤/茨城)、ジェリー鵜飼(イラストレーション/東京)、SHOKKI(陶器)、本多沙映(人工石、プラスティグロメレート/東京)、李青(李朝、韓国工芸/京都)、NORI TAKABAYASHI(仮面、オブジェ/千葉)、PUAKO SHOP(ラビット・スクーター/徳島)ほか

Subsequence
https://subsequence.tv

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