アマビエさま再来!
皆さん、一緒に頑張りましょう。
昨春の緊急事態宣言直後に発売した小誌2020年6月号『緊急特集 おうち時間。』で、表紙を飾ったアマビエさまが、いまの世の中を見て、再び登場してくれました。咲かない桜はありません。今年も、明るい春がきっと来ます。
大切な人と春をむかえよう
悟りがましいことを言う人は多いものですが、本当に悟りを開いた人に出会ったことはありません。この絵は、禅画『十牛図』の第6の場面を題材にしました。十牛図とは禅において悟りを開くまでの過程を10場面の絵で表したものです。その中の第6場面は逃げ出した牛を探しに旅に出た少年が、苦労の末「牛=自我」と折り合いをつけ家路をたどる場面です。
私は禅を語る身分ではありませんが、現在のコロナ禍に対する姿勢として「諦観」とういう言葉を思い浮かべます。これは「諦」という意味ではありません。執着から離れ本質を見極めるという前向きな言葉です。
「それはそれとして」。鈴木大拙の墨跡が心に響く夜明け。 (佐藤真生)
Discover Japan 2021年3月号「ワーケーションが生き方を変える?地域を変える?」