温泉の定義って?温泉へ行く前に知っておきたい入浴のマナー
冬でも夏でも入りたい、みんなが大好きな温泉。しかし、そもそも温泉の定義とは何でしょうか? 温泉天国ニッポンでは、定義や成分が細かく「温泉法」によって規定されています。
【温泉の定義】
温泉法では、温度が25℃以上、あるいは19種類の物質のいずれかを規定以上含んでいること、もしくは含有成分の総量が1㎏あたり1g以上であることと定義されている。また、「療養泉」は、「療養に適している温泉」とされていて、「鉱泉分析法指針」の中で、定義されている。
飲泉ってなんですか?
温泉水を飲んで体内に取り入れることを「飲泉」という。飲泉に適した泉質の温泉であっても、許可を得た施設で、衛生的に管理された新鮮なものを飲むのが原則だ。一日の飲泉量が決められている温泉もあるので、注意書きなどを確認しよう。
飲泉をしないほうがよいとき
・むくみ、腎臓疾患、高血圧症……
塩化物泉、炭酸水素塩泉
・下痢のとき……
硫酸塩泉、硫黄泉、二酸化炭素泉
入浴のマナー
スマートな温泉の入り方
こんな入り方はNG
温泉の定義って?
温泉分析表の見方 2021年1月17日公開予定
温泉Q&A 2021年1月18日公開予定
text:Miyuki Tominaga, Akiko Yamamotoi
llustration:Mariya Arai 協力=日本健康開発財団(主席研究員 後藤康彰 医学博士)
2016年4月「30分で納得 ニッポン文化集中講座 マナー」