今月のおうち時間を充実させてくれる本
日本を再発見するためには、旬な情報にも敏感でありたいもの。毎月いま知っておきたい耳寄りな情報をお届けする《Culture Clips》から、おすすめの本を3冊紹介します。
カレーに恋した男が捧げる
オマージュレシピ集
カレー専門の出張料理人として全国的に活躍する、カレーのスペシャリスト・水野仁輔氏。国内外のカレーの名店を食べ尽くした著者が、名店から学んだカレーの極意を公開する。欧風やインド風はもちろん、ラムや卵を使った個性派まで、コツを知れば普段のカレーの味が驚くほどに進化する。
『いまはなき名店に学ぶ! まぼろしカレー』
著者|水野仁輔
価格|1760円
発行|山と溪谷社
日本を代表するデザイナーの人生と仕事の哲学とは?
デザイナー・皆川明氏が、魚市場でアルバイトをしながら、一人で立ち上げたアパレルブランド「ミナペルホネン」。借金まみれの崖っぷち、ほとんど誰にも相手にされないスタートだった。それでもなぜ諦らめなかったのか? 創業25周年を迎えてはじめて明かされる、これまでの人生と働くことの哲学。
『生きる はたらく つくる』
著者|皆川明
価格|1540円
発行|つるとはな
落語のあらすじと楽しみ方をマンガでわかりやすく紹介!
ビジネスパーソンの教養としても注目される落語。本書では、江戸時代から受け継がれる古典落語のあらすじを、漫画とともに落語家・春風亭昇吉氏がわかりやすく解説する。江戸文化の予備知識を頭に入れておくと、噺の世界にぐっと入り込め、落語の楽しさがアップすること間違いなし。
『マンガでわかる落語』
著者|春風亭昇吉
価格|1650円
発行|誠文堂新光社
text:Discover Japan
2020年9月号 特集「この夏、毎日お取り寄せ。」