《菓子》
プロ厳選の美味しいお取り寄せ
自宅で楽しむ贅沢グルメ&ギフト・手土産

全国の美味しいものを、自宅で手軽に楽しめるお取り寄せ。この冬味わいたい逸品を、ニッポンの美味を知り尽くすスペシャリストである、日本料理人・うすいはなこさん、料理家・飛田和緒さん、『味の手帖』編集顧問・マッキー牧元さんに教えてもらった。家族や仲間と楽しむ冬のだんらんのお供に、大切な方へのギフトに……。美味しさの理由やおすすめのポイントとともにご紹介!

(左)うすいはなこさん
日本料理人、食文化講師。料理教室を主宰しながら、さまざまなメディアで活躍。著書『干物料理帖』(日東書院本社)はグルマン世界料理本大賞Fish&Seafood部門グランプリを受賞した。
(真ん中)飛田和緒さん
料理家。東京都生まれ。高校時代を長野県で過ごし、現在は神奈川県・三浦半島で海の見える家に暮らす。著書は100冊以上。地元の食材を使ってつくるシンプルな料理や保存食が人気。
(右)マッキー牧元さん
タベアルキスト、食ジャーナリスト、『味の手帖』編集顧問。居酒屋からフレンチ、スイーツまで、国内外の飲食店を年間700軒ほど食べ歩き、さまざまなメディアでリポートしている。
福島県《長門屋》
香木実
縄文時代から自生する和グルミの小菓子

会津の地で1848(嘉永元)年に創業して以来、6代にわたり菓子づくりを続けている老舗。「香木実」は、渋みがなく、油分を多く含む日本固有種の「鬼くるみ」を使用。じっくり練り上げた口溶けのよいこしあんでくるみをまるごと包み、黒糖をまぶしたひと口菓子だ。「これがお茶請けによし、コーヒーのお供によし。手土産にも喜ばれるお菓子です」。くるみの香ばしさと黒糖の香り、上品な甘さのあんが心地よい。(マッキー)
香木実 ギフト用木箱入
価格|2300円(2025年1月以降は2700円)
内容|17個入
賞味期限|発送から14日
問い合わせ|長門屋 本店
住所|福島県会津若松市川原町2-10
注文方法|WEB、電話、Fax
Tel|0242-27-1358
Fax|0242-26-4772
https://nagatoya.net ※品薄のため販売制限あり
東京都《新橋玉木屋》
えび佃煮とナッツのキャラメリゼ
ワインとのマリアージュを楽しめる佃煮

江戸時代、1782(天明2)年創業の老舗「新橋玉木屋」は佃煮・煮豆・ふりかけの専門店。素材ごとに煮込んだタレを注ぎ足しながらつくる佃煮は深い味わい。海老の香ばしさとパリパリとした食感を楽しめる「えび佃煮」を使った「えび佃煮とナッツのキャラメリゼ」は、ワインとのペアリングメニューとしてうすいさんが開発に携わったもの。「伝統的な佃煮なのに新しい味。白ワインやオレンジワインとのペアリングがおすすめです」。(うすい)
えび佃煮とナッツのキャラメリゼ
価格|1620円
内容|5個(アーモンドキャラメリゼ2個、くるみキャラメリゼ2個、カシューナッツキャラメリゼ1個)
消費期限|製造から30日
問い合わせ|新橋玉木屋
住所|東京都港区新橋4-25-4石田ビル1F
注文方法|WEB、電話、Fax
Tel| 0120-484-292(フリーダイヤル)
Fax|043-247-3547
www.tamakiya.co.jp
石川県《茶菓工房たろう》
地の香
和と洋が融合した干菓子

和菓子の技術を生かしつつ、コーヒー、チョコレートなどの素材を取り入れた新感覚の菓子が「茶菓工房たろう」の真骨頂。「挽きたてのきな粉を水飴で練り、粗刻みのマカダミアナッツを混ぜ込んだ『地の香』は、お茶にはもちろんワインにもよく合います」。(うすい)
地の香 缶入
価格|1242円
内容|25粒
賞味期限|20~30日
問い合わせ|茶菓工房たろう
住所|石川県金沢市増泉4-3-7
注文方法| WEB、電話、Fax
Tel|076-213-7233
Fax|076-213-7234
www.sakakobo-taro.com
沖縄県《ペンギン食堂》
石垣島のはちゃぐみ
やめられない、止まらない!

「これは非常に危険なお菓子です」。マッキーさんが絶賛するのがこのポン菓子(沖縄の方言で“はちゃぐみ”)。石垣島産の米、サトウキビ100%の砂糖、名蔵湾の海水から採れた塩を使用。懐かしい島のおやつを塩キャラメル風味に、ほんのり利いた塩味が後を引く。(マッキー)
石垣島のはちゃぐみ
価格|703円(直売価格)
内容|70g
賞味期限|製造から2カ月
問い合わせ|ペンギン食堂
住所|沖縄県石垣市大川288-5
注文方法|WEB
Tel|0980-88-7030
https://penshoku.com
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01|海鮮①
02|海鮮②
03|海鮮③
05|お肉①
06|お肉②
07|青果・漬物①
08|青果・漬物②
09|調味料①
10|調味料②
11|豆製品
12|米・麺・穀物
13|菓子
14|チーズ
text: Miyu Narita, Yukie Masumoto photo: Shiho Akiyama, Shimpei Fukazawa
2025年1月号「ニッポンのいいもの美味いもの」