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鹿児島《伝泊 The Beachfront MIJORA》
奄美ブルーに溶け込むヴィラで心身を整える

2024.7.2 PR
鹿児島《伝泊 The Beachfront MIJORA》<br>奄美ブルーに溶け込むヴィラで心身を整える

未踏の地・奄美大島へ初上陸がかなった。奄美群島の原型が残るという素朴な風景や伝統文化、郷土料理、島人との交流…。スモールラグジュアリーヴィラ「伝泊 The Beachfront MIJORA(デンパク ザ ビーチフロント ミジョラ)」を拠点にした、海と向き合うリゾート旅とは?

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島の自然と“対話”する

赤木名湾の穏やかな海に面する、五角形が印象的な貸し切り制のインフィニティプール。全面がオーバーフロー仕様のため、海に浸かっているような錯覚に。大空と海、大自然に抱かれる解放感に満たされる

世界遺産になると、人に知られずにいた秘境や、そっと継承されてきた伝統文化が一気に世界中に知れ渡る。この旅で訪れた奄美大島も、徳之島とともに「アマミノクロウサギに代表される希少種を含む多様な生物が生息・生育している」と評価され、沖縄本島北部、西表島とともに、2021年7月、ユネスコ世界自然遺産に登録、世界にお披露目された。

筆者は憧れの奄美大島上陸で、まず北部を目指した。この旅では、リゾートや古民家経営のほか、島の“まちづくり”活動にも勇往邁進する山下保博氏と我らクルーが、幸運な数日をともにした。

客室デザインはそれぞれに異なる。鳥でさえ時にガラスに飛び込むほどの透明感は海との境目を感じさせない。メゾネットタイプ、高倉を模した屋根のヴィラもある

まず向かったのは島の北部、笠利町赤木名湾のビーチ沿いに建つ、スモールラグジュアリーヴィラ「伝泊 The Beachfront MIJORA」である。美しい奄美ブルーの海に溶け込むように建つリゾートがうたうのが“島の自然との対話”だ。

不思議なインパクトのある名前、MIJORAとは、この施設のある集落「三鳥屋」の古い呼び名という。また、伝泊とは伝統的な建築や集落文化を次世代に伝える宿泊施設を意味しているそうだ。そんな島で自然に癒され、美味しい食事に満たされた数日。島の“おじ”や“おば”の優しい笑顔にも触れ、新たな挑戦をする方々にも会えた。海とこのリゾートを起点に、私たちの視線の先には奄美大島の未来のシーンがいくつも見えてきた。

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どの客室からも奄美ブルーの海を独占

どのヴィラに滞在しても開放感は100%。目の前に広がる赤木名湾の穏やかな海と大きな空がプレゼント。朝な夕なにテラスに座り海と空の織りなす神秘を眺め、奄美の自然と人生に感謝

「伝泊 The Beachfront MIJORA」のオーナー兼運営者でもある山下保博氏は、奄美大島出身の生粋の島人。東京にある一級建築士事務所「アトリエ・天工人」、奄美にある一級建築士事務所「奄美設計集団」の代表も兼ね、氏は奄美大島と東京を往復する多忙な日々が続く。

オーシャンビューのバスルームも。都会では味わえないゆったりと流れる時間、昼は海と遊び、夕暮れ時はロマンチックなカクテルタイム、夜は星に願いを込めるヴィラ滞在の一日

その山下氏が手掛けたリトリート目的のリゾート「伝泊 The Beachfront MIJORA」は、2019年7月にグランドオープンした。
ここでの滞在はテレビのない非日常。どの客室からも自分だけの奄美ブルーの海を独占でき、心穏やかに海と心の対話ができそうだ。

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キッチンが備えられているヴィラも多く、料理もできる。買い出ししてきてもよし、島の郷土料理がつくれる島じゅりセット(食材セット)のオーダーも可能

 


島の自然を大切にしながら
アクティビティを堪能!

 
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text: Kyoko Sekine photo: Hiroshi Abe
2024年7月号「沖縄」

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