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日本酒を語りたい人必見!
名店の店主が教える究極の1本ー東京ー

2019.9.30
<b>日本酒を語りたい人必見!</br>名店の店主が教える究極の1本ー東京ー</b>

うまい日本酒をもっと語れるようになりたい! そんなあなたのために究極の1本をセレクト。日本酒業界でも一目置かれた日本酒の名店、その店主たちが酒蔵にも通って惚れ込んだというのがこちらだ。

仙禽 ナチュールアン
~「GEM by moto」千葉麻里絵さん〜

恵比寿に店を構える日本酒バー「GEM by moto」。その店主を務めているのが、日本酒業界でも一目置かれている千葉麻里絵さんだ。千葉さんにとって「仙禽」は、日本酒と料理のペアリングを考える今の自分につながっているお酒だと言う。

 

せんきん
「仙禽 ナチュールアン」
店頭価格:900円/80㎖
原料米:亀の尾
精米歩合:90%
使用酵母:蔵付き酵母
製造区分:純米酒
アルコール度数:14度
問:せんきん
Tel:028-681-0011

木戸泉 特別純米 無濾過生原酒 PURE PURPLE 2017
〜ロシア人唎酒師ブーラフ・ドミトリーさん〜

西麻布にある世界初のビオ日本酒専門店「twelv.」。そのディレクションを担当したのが、「世界唎酒師コンクール」で3位に入賞した経験を持つロシア人唎酒師ブーラフ・ドミトリーさんだ。彼が自然派の日本酒を探し求めていたときに出合ったのが「木戸泉」。「独自醸造法で自然派を徹底する孤高の酒蔵の哲学を宿した1本」と絶賛する。

 

木戸泉酒造
「木戸泉 特別純米 無濾過生原酒 PURE PURPLE 2017」
店頭価格:1200円/90㎖
原料米:備前雄町
精米歩合:60%
使用酵母:7号
製造区分:純米酒
アルコール度数:16度
問:木戸泉酒造
Tel:0470-62-0013

義侠 純米吟醸原酒 50%
〜「umebachee」梅澤豪さん〜

看板も電話番号もない隠れ家バーが、いつも若者で賑わう街・渋谷にある。日本酒をメインに国産ワインやクラフトビールを提供する「umebachee」だ。その店主を務めるのが、日本酒の魅力を伝えるWEBメディア「富士虎」を運営する梅澤豪さん。彼が「一生つき合いたい酒」とまで言う「義侠」の魅力について語る。

 

山忠本家酒造
「義侠  純米吟醸原酒50%」
店頭価格:800円/100㎖
原料米:東条山田錦
精米歩合:50%
使用酵母:9号
製造区分:純米吟醸
アルコール度数:16〜17度
問:山忠本家酒造
Tel:0567-28-2247

不老泉 山廃純米吟醸 無濾過生原酒 亀の尾
〜「根津 日本酒 多田」多田修平さん〜

根津に店を構え、ミシュランガイド東京ビブグルマンに掲載された名店「根津 日本酒 多田」。その店主を務めるのが多田修平さんだ。自分が直接蔵に足を運び、本当にいいと思ったお酒だけを店に置く多田さん。そんな彼が「造り手の息遣いと哲学を感じる」と評する「不老泉」について語る。

 

上原酒造
「不老泉 山廃純米吟醸 無濾過生原酒 亀の尾」
店頭価格:648円/90㎖
原料米:亀の尾
精米歩合:55%
使用酵母:蔵付き酵母
製造区分:純米吟醸
アルコール度数:17度
問:上原酒造
Tel:0740-25-2075

悦凱陣 山廃純米 無濾過生原酒 赤磐雄町
〜鮨屋「中井 玉寿司」松澤伸一さん〜

悦凱陣 山廃純米 無濾過生原酒 赤磐雄町

新宿区中落合にある1965年創業の鮨屋「中井 玉寿司」。次から次へと出てくるつまみと日本酒に、「握りに辿りつけない鮨屋」と話題のこの店を切り盛りするのが、二代目の松澤伸一さんだ。彼が「日本酒提供のフィナーレを飾る酒」と愛してやまない「悦凱陣」の魅力について語る。

 

丸尾本店
「悦凱陣 山廃純米 無濾過生原酒 赤磐雄町」
店頭価格:500円/90㎖
原料米:赤磐雄町
精米歩合:68%
使用酵母:熊本9号
製造区分:純米酒
アルコール度数:18〜19度
問:丸尾本店

神亀 阿波山田錦 二年熟成酒
〜「神田 新八 本店」佐久間丈陽さん〜

都内に3店舗を構える日本酒の名店「神田 新八」。2010年に先代から後を継いだ二代目が、認定唎酒師でもある佐久間丈陽さんだ。「燗酒の追求」を自身のテーマと語る佐久間さんが、「燗酒の魅力を凝縮した1本」と称賛する「神亀」。今ではほとんど全種類を置くまでになったと言う、「神亀」の魅力を語ってもらった。

 

神亀酒造
「神亀 阿波山田錦 二年熟成酒」
店頭価格:950円/180㎖
原料米:阿波山田錦
精米歩合:60%
使用酵母:非公開
製造区分:純米酒
アルコール度数:15.5度
問:神亀酒造
Tel:048-768-0115

美味しい料理と美味しい日本酒が揃えば、それは日本酒好きなあなたにとって至福の時間。こだわりの1杯を求めて、こんな素敵な店主のいるお店に足を運んでみるのはいかがでしょうか。

2019年1月号 特集「風土を醸す酒」

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