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占術家・木下レオンさんに教わる!
2023年の開運方法

2023.9.14
<small>占術家・木下レオンさんに教わる!<br></small>2023年の開運方法

占術家の木下レオンさんがオリジナル占術「帝王占術」で、2023年の開運方法を指南。まずは邪気祓いをして、開運体質になることから始めよう。

木下レオンさん
占術家。オリジナル占術「帝王占術」を生み出す。会社員を経て、経営する飲食店で行った占いの的中率が評判に。フジテレビ系『突然ですが占ってもいいですか?』で人気を博し。『木下レオンの絶対開運 帝王占術2023』(講談社)など著書多数

帝王占術とは?
帝王占術は木下さんによる独自の鑑定法。四柱推命、九星気学、神通力をベースとし、仏教の原理、帝王学、統計学を組み合わせてつくられた。開運につながる「自分を知るための占い」で、木下さんの著書や占いサイト「博多の凄腕占い師 木下レオン帝王占術」などで自身を占える

2023年の開運方法

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◎朝は5〜7時の時間帯に起きる
2023年の十二支は卯。十二時辰で卯の刻は午前5〜7時(正刻は6時)を指すため、この時間帯に起きると運気アップにつながるという。「卯の刻に一日をスタートさせると、卯の波動をいただけるんです」

◎子どもを大切に思うことが吉につながる
卯年生まれの守護本尊は知恵や学問をつかさどる文殊菩薩。文殊菩薩の仏像は子どものような姿でつくられるため、子どもをよりいっそう大切にしたい。「子どもと一緒に神社で参拝するのもおすすめです」

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——木下さんが神社への参拝を推奨される理由をお聞かせください。
 
木下 理由は多様にあります。しかし確実に言えるのは、神社への参拝は神さまとの対話ということです。祈りを通じて、神さまに誓いを立てているんです。本殿や拝殿にお祀りされている鏡は、神の象徴であると同時に、参拝者の心を映し出しています。「かがみ(鏡)」から「が(我)」を取ると「かみ(神)」となるように、私利私欲にとらわれず、神さまと向き合い、祈る。神さまとの約束ですから、「自分でも努力しよう」という覚悟も決まるんですよ。
 
また、私は参拝後によくおみくじを引くのですが、おみくじは神さまからのメッセージだと受け止めています。参拝前夜に「明日、神社へうかがいます。お言葉をください」と祈ってから眠り、当日の参拝で名前、生年月日、住所に加え、「いまからお言葉をいただきます」とお伝えする。するといまの自分に必要なお言葉をくださるんです。大吉や凶などはさほど重要ではなく、大事なのはやはりお言葉になりますね。

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——なるほど。では、絵馬を書く際に意識する点もあるのでしょうか?
 
木下 お願い事を明確にきちんとお伝えすることが大切です。心を込めて丁寧に書きましょう。神さまから認識していただくため、名前、住所(〇県〇市)、日付もお忘れなく。絵馬の奉納先が複数ある場合は、神さまと近い本殿の近くに。そして天とつながりやすい上のほうにくくり付けてください。
 
——木下さんは神社や氏神さまとどのようなおつき合いをしていますか?
 
木下 「帝王占術」で自身を占うと、2023年の私は「変化の年」と出ているんです。だから今年は特に、変化の神さまの元へ参拝に行きますね。あとは人生の節目節目に必要なご神徳のある神社へ参拝しています。
 
またご自身の「氏神さま」はご存じでしょうか? 氏神さまはその土地に暮らす人々と縁が深い守り神。居住する地域は自分が選んだというより、氏神さまに呼ばれたのだと考えています。ですから皆さんもご祭神やご神徳を調べた上で、きちんとごあいさつをしてくださいね。きっとお守りいただけるはずです。氏神さまがわからない場合は、神社庁に電話をすると教えてくれますよ。

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——開運のカギを教えてください。
 
木下 「邪気を祓う」ことです。泥水に清らかな水を注いでもきれいにはならないように、邪気を祓い、浄化をしないことにはよい運気は入りません。神社の参拝方法も、穢れを祓う流れになっていますよね。鳥居や狛犬には魔除けの意味があり、手水舎で手と口を清めてから参拝した上で開運成就となる。ですので普段の生活の中で、ぜひ邪気祓いを習慣化してみてください。
 
ひとつは入浴時に行います。まずシャワーで3回水を浴び、煩悩を取り払う。そして湯船に天然塩を入れて浸かります。塩には浄化のパワーがありますから。もちろん無理は禁物です。さらに、1日1回嫌なことを紙に書いて毒を出したり、邪気を祓うとされる鈴を身につけたり、心身を清めるお線香を焚くのもいいですね。室内でお線香を焚き、煙がまっすぐ上がると、その空間には邪気がない証拠。お線香は白檀の香りがおすすめです。
 
——よりよい日々を過ごすため、大切な心の在り方とは?
 
木下 感謝の気持ちをもち、人の幸せを祈ること。私たちの当たり前の暮らしは、当たり前ではありません。毎日、食事がとれ、お風呂に入り、清潔な布団で眠れる。昔であれば殿さまのような暮らしですよ。そう考えるとあらゆることに対し、感謝が芽生えます。すると心が満たされ、人の幸せを願えるようになるんですね。豊かな心でいると、豊かな現実がやってくるんです。

読了ライン

text: Nao Ohmori photo: Kazuya Hayashi
Discover Japan 2023年8月号「夏の聖地めぐり。」

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