HOTEL

「ホテル 雅叙園 東京」
ミュージアムに泊まるようなアートを感じる滞在

2020.10.8 PR
「ホテル 雅叙園 東京」<br>ミュージアムに泊まるようなアートを感じる滞在
創業時の正面玄関を再構築した「和室宴会場玄関」。和室宴会場入り口のアートは、日本画家・尾竹竹坡(おたけちくは)原図、彫刻家・盛鳳嶺(さかりほうれい)が手掛けた螺鈿細工や江戸時代の大名行列など極彩色の彫刻で彩られている

90年以上にわたり人々から親しまれてきた東京・目黒の「ホテル雅叙園東京」。結婚式の場としても有名な、美術工芸品に囲まれたこのミュージアムホテルでは、唯一無二のアートなステイを心ゆくまで堪能することができる。

絢爛豪華な美空間から、清らかな客室へ。
静と動の共演

侘び寂びを感じる客室。シンプルな中に清らかな美しさのある空間を目指し、「和敬清心」をテーマにした客室は、全室80㎡以上。茶室のような落ち着いた雰囲気の中に、凛とした空気が漂っている

閑静な東京・目黒の地に約3万7000㎡の敷地を有し、昭和・平成・令和の約90年間、時代の移り変わりに寄り添ってきた“日本美のミュージアムホテル”。2500点に及ぶ日本画や美術工芸品に彩られた館内に足を踏み入れれば、時代も場所も超えた非日常の時間に包まれる——。

「ホテル雅叙園東京」のルーツは、創業者で実業家の細川力蔵が東京・芝浦にあった自宅を1928年に改築した高級料亭「芝浦雅叙園」にある。1931年には現在の目黒の地に移り、料亭「目黒雅叙園」となった。その際「訪れる人が夢見心地になり、忘れられないほど非日常の空間をつくりたい」と、細川力蔵は当時の芸術家たちに壁画や天井画、彫刻を手掛けさせたことで、ミュージアムホテルの礎が築かれた。その後、1938年には日本初の総合結婚式場となり、2017年には全60室、すべてが80㎡以上のラグジュアリーなホテルとして生まれ変わった。

ホテルの美の根底にあるのは、江戸時代から受け継がれてきた日本の伝統的な美意識である。創業当時から脈々と引き継ぐ豪華な装飾美や、漆と蝶貝の工芸品の螺鈿、鮮やかな日本画や彩色木彫板などを至るところで愛でることができる。多彩な日本美とともに極上のステイができる「ホテル雅叙園東京」は、唯一無二のミュージアムホテルなのだ。

約2500点の美術
工芸品に彩られた館内

浮世絵がモチーフの木彫板を愛でつつアーチ型の回廊(1枚目)を進み、縁結びの棟飾りを冠した「招きの大門」(2枚目)をくぐれば、日本美にあふれた世界。客室に続くエレベータの螺鈿細工(3枚目)も圧巻

日本美のアートに囲まれて過ごす
華やぎと寛ぎの時間

随所を堪能するならツアーに参加を。雅叙園アートツアーで見学できる和室宴会場「竹林」は、四季の花で彩られた天井画や、欄間の孔雀が見事な格調高い空間

ホテル雅叙園東京の宿泊者は、特別に「雅叙園アートツアー」が楽しめる。朝9時からスタートするツアーは、揮毫した芸術家の名を冠した部屋を彩る作品や、館内に点在するアートを解説付きで見学できる。ツアー参加を目的に宿泊する美術愛好家も多いそうだ。また、1935年築の木造建築「百段階段」もホテルを象徴するアート空間である。

宿泊者の楽しみはアートにとどまらない。独立系の小規模なラグジュアリーホテルだけで構成された「スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド」に加盟するホテル雅叙園東京は、全客室が80㎡以上の広々としたスイートルームで、スチームサウナとジェットバスを完備する。2018年に改修した和室12室は、茶室をイメージし、光の演出や自然への畏敬をデザインに反映。茶席で使われる「風炉先屏風」をモチーフとした西陣織を張り込んだヘッドボードや、伝統的な日本の文様、草花がゲストを迎える。

また、日本古来の伝統技法を現代的な感性で表現する日本料理をはじめとし、「食医同源」の想いを込めた中国料理、イタリアン、グリル、カフェ&バーと、シーンや気分に合わせたチョイスができるので、リピーターにも好評だ。

さらに、宿泊者だけが利用できるエグゼクティブラウンジからは目黒川を眼下に晴れた日には富士山が望め、朝食やアフタヌーンティーなどを楽しむことができる。夜は、ライブラリーラウンジ「椿」で、ゆったりと読書や書き物で寛ぎの時間を過ごすのもいい。

豪華絢爛なアートに代表される「動」の世界と、清らかで「静」な時間。料亭、結婚式場、ホテルと多くの人の「ハレ」の時とともに歩んできた「ホテル雅叙園東京」だからこその幸せがここにある。

都指定有形文化財の「百段階段」。1935年築の館内で現存する唯一の木造建築で、99段の階段で結ばれた各部屋には料亭時代の名残が感じられる
ジョサイア・コンドル設計の個室。中国料理「旬遊紀」の個室「玉城」は、美人画の大家・益田玉城(ますだぎょくじょう)による絵画が壁一面を飾る

日本料理「渡風亭」の匠の技が光るモダンな和食

茅葺屋根一軒家の日本の伝統美にあふれた個室で、四季折々の季節感に彩られた日本料理が楽しめる。写真は「季節の会席料理(コースの一例)」。1枚目)前菜 金魚すくい。2枚目)造り 氷室 旬魚いろいろ。3枚目)お椀盛 水の輪に蛙 毛蟹、茗荷

宿泊者だから感じられる“もてなし”

宿泊者専用のエグゼクティブラウンジ「桜花」では、信楽・九谷・美濃・有田の陶磁器のカップを選ぶことができる
ライブラリーラウンジ「椿」では読書などで寛ぎの時間を

ホテル雅叙園東京
住所|東京都目黒区下目黒1-8-1
Tel|03-3491-4111(代表)
客室数|60室
料金|1泊朝食付6万6000円〜(税・サ込)
カード|AMEX、Diners、DC、JCB、VISAなど
IN|15:00
OUT|12:00
夕食|各レストラン、ルームサービス
朝食|エグゼクティブラウンジ
アクセス|車/首都高速道路2号目黒線目黒ランプから約3分 電車/JRほか目黒駅から徒歩3分
施設|レストラン7店舗、パティスリーショップ、宴会場、会議室、フォトスタジオ、ブライダルサロン、ギャラリー、ショップ
ネット|Wi-Fi
 
 

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text: Tomoko Honma photo: Shimpei Fukazawa
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