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600年の歴史を持つ神授の外湯がリニューアル!『長門湯本温泉 立ち寄り湯 恩湯』

2020.7.29
<b>600年の歴史を持つ神授の外湯がリニューアル!『長門湯本温泉 立ち寄り湯 恩湯』</b>

新型コロナウイルスの影響が続く中、今年誕生した施設や開業間近の施設は多い。今回は、今年星野リゾートの界もオープンし、今最も変革を遂げている温泉街、山口県の長門市の「恩湯」紹介。

2017年に惜しまれつつ休業した、山口県最古の湯・長門湯本温泉の立ち寄り湯「恩湯」がリニューアル。長門湯本温泉は、約600 年前、大寧寺の定庵禅師が住吉大明神からのおつげによって発見した”神授の湯”と伝えられる名湯。中でも今回リニューアルされた立ち寄り湯である「恩湯」は、浴室内に住吉大明神の石像を拝し、町の象徴とされてきた特別な湯だ。

恩湯は泉源のある岩盤の真上に設立され、入浴時には古代より滔々と湧き続ける様を見ることができる、 日本でも珍しい温泉。岩盤上に鎮座する住吉大明神像と併せ、神秘的な雰囲気を醸し出す。現代の一般的な公衆浴場の浴槽の深さは50〜60cm程度とされているが、恩湯の深さは1m。深風呂は全身にしっかりと水圧がかかる事で血行を促進し、むくみや冷え性の解消になると言われている。

日本伝統の様式美を感じさせる平屋造りと、木材をふんだんに使った素朴な佇まいは、仏生山温泉の建築で知られる岡昇平氏によるデザイン。併設された休憩スペースは、三方がガラス張りの開放的な空間。眼前には温泉街のもう一つのシンボル音信川をゆっくりと眺めながら、冷えたビールやソフトクリームを楽しめる。

伝統を受け継ぐため、公民連携で街づくりが進む長門湯本温泉。頭上の丘に鎮座する住吉神社と恩湯、音信川をひとつながりとするパブリック空間は、観光客と生活者がともに楽しむ、長門湯本の変革を象徴する新しい景色になった。

長門湯本温泉 立ち寄り湯 恩湯
住所|山口県長門市深川湯本2265
時間|10:00〜22:00
定休日|第3火曜(祝日の場合は変更あり)
料金|一般700円(平日)、800円(土・日曜、祝日)、子ども400円(4〜12歳)
Tel|0837-25-4100
https://onto.jp

2020年7・8月号 特集「この夏、どこ行く?ニッポンの旅計画108」


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