PRODUCT

人気書店が選ぶ
いま読んでおきたい100冊
– IT&BUSINESS –

2020.6.10
<b>人気書店が選ぶ<br class=“none” /> いま読んでおきたい100冊<br class=“none” />– IT&BUSINESS –</b><br class=“none” />

“身になる読書”をするなら教養を、そして娯楽を。人気書店のあの人から、いまこそおすすめしたい一冊をジャンルごとに選んでもらった計100冊を一挙大公開。今回は「IT&ビジネス」に関する本を選書していただきました。

さまざまな情報が行き交う中で、何をどう考えていくかの指針となるのはその人がもつ思考力や知識力。この機会に、本を通じて知識を高められる一冊をご紹介。

42.『誰がアパレルを殺すのか』

不振にあえぐアパレル産業。衰退に追いやった“犯人”を探すため、経済誌『日経ビジネス』の記者がこの業界をくまなく取材し、当事者たちがいつどこで見誤ったのかを探る。アパレル産業の“いま”と“未来”を分析している。

▼ホホホ座 浄土寺店/山下 賢二さんのオススメ
ファッションが好きな方も着られたら何でもいいという方も、アパレル業界がこの30年どのような経緯をたどってきたのか、知っておくのもいいと思います。

著者:杉原淳一、染原睦美
価格:880円
発行:日本経済新聞出版社(2020年)

43.『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』

大東亜戦争(第二次世界大戦)前後に起きた「大日本帝国の主要な失敗策」を、組織としての日本軍の失敗ととらえ直し、現代の組織にとっての教訓とした、6名の研究者による社会科学的分析を収録。1991年初版のロングセラー。

▼紀伊國屋書店 新宿本店/池上 晃子さんのオススメ
いまは目の前のことで精一杯でもいつか振り返るときがくる。そのとき、いまだけでなく前にも同じような失敗をしていなかったか。その道しるべとなる一冊。

▼六本木 蔦屋書店/佐々木 貴江さんのオススメ
未曾有の事態への政府の対応に振り回され、『我々は一体何と戦っているのか?』と不信感ばかりが募る日々の中、この本を思い出しました。戦時から日本の組織体制が変わっていないことにめまいを覚えつつ、ここからもう一度学ぶところがあるはずです。

著者:戸部良一、寺本義也、鎌田伸一、杉之尾孝生、村井友秀、野中郁次郎
価格:838円
発行:中央公論新社(1991年)

44.『FACTFULNESS』

ファクトフルネスは、データや事実に基づいて世界を読み解くこと。教育、貧困、環境など世界のさまざまな問題について、最新の統計データとともに世界の正しい見方を紹介。

▼ジュンク堂書店 池袋本店/森 暁子さんのオススメ
情報の発信先が格段に増え情報自体もあふれる時代に、思い込みではなく、事実を見て、正しい判断をするためにどうしたらよいのか、また情報に流されずに正しい判断をすることの大切さを再認識できます。

著者:ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド
価格:1980円
発行:日経BP社(2019年)

45.『人工知能のための哲学塾』

人工知能(AI)を成り立たせるために必要な哲学や思想的背景について、人間の世界的認識、自己認識の軌跡をたどりながら、ゲームAI開発の第一人者である著者が解説する。

▼plateau books/出原 日向子さんのオススメ
AIは「サイエンス」、「エンジニアリング」、「哲学」の交錯する分野だと著者は書いています。人間が築き上げてきた英知からAIを読み解くことができる一冊。

著者:三宅陽一郎
価格:2640円
発行:BNN新社(2016年)

46.『アイデアのつくり方』

1940年の刊行以来、世界中の人々にアイデアを生み出す実践的な発想法や手順を伝え続けている。わずか100ページほどの中に、“必要にして十分なことだけ”が凝縮されている。

▼双子のライオン堂/竹田 信弥さんのオススメ
この本は、世の中にあるアイデア本の源流と言われています。制限や規制で追い込まれた人や時間をもて余す人に、よいアイデアの生み出し方の基本を押さえた本書をぜひ読んでほしいです。薄い本なので読みやすさも抜群です。

著者:ジェームス・W・ヤング
価格:880円
発行:CCCメディアハウス(1988年)

47.『50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ』

新しいアイデアが生んだモノやコトは、私たちの生活や社会にどのような影響を与えたのか?身近なものから意外なものまで50の発明品に焦点を当て、経済への影響を解説する。

▼文喫 六本木/清水 勇気さんのオススメ
当たり前のように使っている50のモノやコトが、人間や社会に与えている影響力を見直す機会になると思います。もし文明が滅びたとして、最初に発明すべきものは何か?書き出しから読ませる一冊です。

著者:ティム・ハーフォード
価格:1980円
発行:日本経済新聞出版社(2018年)

48.『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』

元ギリシャ財務大臣である著者が、農業の発明から産業革命、仮想通貨、AI革命まで、経済の仕組みを優しく解説。SF映画や文学などの切り口は、読み物としてもおもしろい。

▼ブックスキューブリック/大井 実さんのオススメ
新型コロナウイルスの感染拡大の背景にはグローバリズムの発展があるはず。その副作用である経済の格差はなぜ生まれたのか、その答えを教えてくれます。専門用語や図表が多い経済の本に挫折した方、生活に直結したジャンルである経済を自分の頭で理解したいと願っている方におすすめです。

著者:ヤニス・バルファキス
価格:1650円
発行:ダイヤモンド社(2019年)

49.『おとしどころの見つけ方 世界一やさしい交渉学入門』

口下手な主人公が、謎の宇宙人から交渉学のレクチャーを受けていく構成。対話形式なので読みやすい。ビジネスや恋愛などで、即座に実行できるメソッドが盛りだくさんだ。

▼恵文社 一乗寺店/鎌田 裕樹さんのオススメ
交渉術のプロが教える“ちょうど良い”対話のススメ。あらゆるゆがみはコミュニケーションから生まれます。知恵として備えておけばきっと役立つでしょう。周りに不満がある方に。もしかすると原因はこちらにあるかもしれません。

著者:松浦正浩
価格:1518円
発行:クロスメディア・パブリッシング(2018年)

50.『本を売る技術』

取引、流通、売場づくり、平台の考え方、POPの付け方など、書店員の多岐にわたる仕事を具体的かつ理論的に紹介。1冊でも多くの本を読者に届けるための技術が詰まっている。

▼ブックスルーエ/花本 武さんのオススメ
私のビジネスの現場は書店。偉大な先輩がそのメソッドをこのように開陳してくれたことに感激した。書店員の一挙手一投足にはすべて意味があるべき。意味のある動きのみをしよう。それがよき仕事につながっていくはずだ。

著者:矢部潤子
価格:1760円
発行:本の雑誌社(2020年)

51.『NEXT GENERATION GOVERNMENT 次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』

世界で進む行政府のデジタル・トランスフォーメーション(DX)についての学びを基に、“小さくて大きい行政府”という新しいかたちについての考えをまとめた行政府論。

▼六本木 蔦屋書店/佐々木 貴江さんのオススメ
テクノロジーによって行政府は変われるのか? 対話形式でまとめた未来への希望の書。そもそも政府とはどういうものかについても知識が深まります。

編集:若林 恵
価格:1980円
発行:日本経済新聞出版社(2019年)

SELECTOR

※各店舗は状況により休業している場合があります。
また営業時間・定休日は随時変動しているため、ウェブサイト等をご確認ください
国内ほか海外にも店舗をもつ大型書店
『紀伊國屋書店 新宿本店』

住所:東京都新宿区新宿3-17-7
Tel:03-3354-0131
営業時間:10:00〜21:00
定休日:なし
www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/

世界の美しい10の本屋に選ばれた京都の名店
『恵文社 一乗寺店』

住所:京都府京都市左京区一乗寺払殿町10
Tel:075-711-5919

営業時間:10:00〜19:00
定休日:なし
www.keibunsha-books.com

専門書なども多数取り揃える
『ジュンク堂書店 池袋本店』

住所:東京都豊島区南池袋2-15-5
Tel:03-5956-6111
営業時間:10:00〜21:00
定休日:なし
https://honto.jp/store/detail_1570019_14HB320.html

作家や研究者によって選書された本が並ぶ個性派
『双子のライオン堂』

住所:東京都港区赤坂6-5-21-101
Tel:050-5276-8698
営業時間:15:00〜21:00
定休日:日・月・火曜
https://liondo.jp

“ゆっくり本を読む”を提供する新刊書店
『plateau books』

住所:東京都文京区白山5-1-15 ラークヒルズ文京白山 2F
営業時間:12:00〜18:00
定休日:月〜木曜
https://plateau-books.com

本との出会いが楽しめる本屋
『文喫 六本木』

住所:東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビルディング1F
Tel:03-6438-9120
営業時間:9:00〜22:00(L.O.21:30 )
定休日:不定休
https://bunkitsu.jp

地域に根差した小さな総合書店
『ブックスキューブリックけやき通り店』

住所:福岡市中央区赤坂2-1-12
Tel:092-711-1180
営業時間:11:00〜19:00
定休日:月曜(祝日の場合は営業)
www.bookskubrick.jp

「花本棚」と呼ばれる独自の棚づくりが評判
『ブックスルーエ』

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-14-3
Tel:0422-22-5677
営業時間:9:00〜22:30
定休日:なし
www.books-ruhe.co.jp

全国10店舗、さまざまな形態で展開する本の多いお土産屋
『ホホホ座 浄土寺店』

住所:京都市左京区浄土寺馬場町71
Tel:075-741-6501
営業時間:11:00〜19:00
定休日:元日
http://hohohoza.com

アートやカルチャーの洋書ならまずここへ
『六本木 蔦屋書店』

住所:東京都港区六本木6-11-1 六本木ヒルズ 六本木
けやき坂通り
Tel:03-5775-1515
営業時間:7:00〜24:00
定休日:不定休
https://store.tsite.jp/roppongi/

文=大森菜央、中森葉月、成田美友、山本章子 写真=山平敦史

2020年6月号 特集「おうち時間。」

RECOMMEND

READ MORE

メールマガジン購読