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国立公園をもっと知る!
|選ばれる条件や生き物、国定公園・世界遺産との違いを解説

2026.9.15
国立公園をもっと知る!<br><small>|選ばれる条件や生き物、国定公園・世界遺産との違いを解説</small>
Ⓒ環境省

旅に出掛ける前に知っておきたい「国立公園の基本」。国立公園に選ばれる条件や日本で指定されている公園との違いなど、意外と知らない基礎知識に迫る。

01|国立公園に選ばれる条件とは?

国立公園とは、国を代表する優れた風景地を保護するため、「自然公園法」に基づいて環境大臣が指定する地域のこと。自然の偉大さや美しさ、また、固有の植生や生態系の多様性が保持されているかなどが選定の基準となる。

02|国立公園と世界遺産の関係

世界遺産に登録されている知床国立公園と屋久島国立公園
Ⓒ環境省

世界自然遺産の登録には、国の法律による保護が必要。自然公園法で保護される国立公園は、その価値を保証する基準となる。そのため、知床や小笠原諸島など、世界自然遺産の登録地域と国立公園の区域が重なる場合も多い。

03|国立公園と国定公園の違い

国定公園は、国立公園に準ずる自然の風景地として環境大臣が指定する地域を指す。指定するのはどちらも国だが、国立公園は国が、国定公園は都道府県が管理する。

04|ジオパークは国立公園とどう違う?

阿蘇くじゅう国立公園の一部は阿蘇ジオパークとしても認定されている
Ⓒ環境省

国立公園が美しい自然の保護を主目的とするのに対し、ジオパークは科学的に価値のある地質遺産を保護するだけでなく、これを地域資源として活用し、自然や文化、暮らしと結びつけながら地域振興につなげる点に特徴がある。

05|国立公園を守るレンジャー

各国立公園にはレンジャーが駐在しており、自然公園法に基づく工作物設置や宿舎事業といった各種許認可、公園計画作成、公園内の調査や巡視、利用施設の整備·管理運営、自然とのふれあい推進など、活動は多岐に及ぶ。

06|ラムサール条約と国立公園

ラムサール条約に登録された湿地を含む阿寒摩周国立公園
Ⓒ環境省

ラムサール条約は、1971年にイラン・ラムサールでの国際会議で採択された、水鳥が生息する湿地の保全に関する条約。阿寒摩周国立公園や釧路湿原国立公園など、ラムサール条約に登録された湿地を含む国立公園もある。

07|国立公園には何種類の生き物がいる?

Ⓒ環境省

国土の約6.5%を占める国立公園には、森林、湿地、海浜、サンゴ礁など多様な自然環境が広がっている。およそ7000種の植物や1000種以上の動物、さらに、7~10万種もの昆虫類が生息するとされている。

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自然がもたらす、健康効果とは?
 
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〈国立公園一覧〉
01|「海」の国立公園まとめ
02|「山」の国立公園まとめ①
03|「山」の国立公園まとめ②

〈日本の国立公園35〉
01|知床国立公園
02|三陸復興国立公園
03|小笠原国立公園
04|伊勢志摩国立公園
05|山陰海岸国立公園
06|瀬戸内海国立公園
07|足摺宇和海国立公園
08|西海国立公園
09|霧島錦江湾国立公園
10|奄美群島国立公園
11|慶良間諸島国立公園
12|西表石垣国立公園
13|利尻礼文サロベツ国立公園
14|阿寒摩周国立公園
15|釧路湿原国立公園
16|大雪山国立公園
17|日高山脈襟裳十勝国立公園
18|支笏洞爺国立公園
19|十和田八幡平国立公園
20|磐梯朝日国立公園
21|日光国立公園
22|尾瀬国立公園
23|上信越高原国立公園
24|妙高戸隠連山国立公園
25|秩父多摩甲斐国立公園
26|富士箱根伊豆国立公園
27|中部山岳国立公園
28|白山国立公園
29|南アルプス国立公園
30|吉野熊野国立公園
31|大山隠岐国立公園
32|雲仙天草国立公園
33|阿蘇くじゅう国立公園
34|屋久島国立公園
35|やんばる国立公園

text: Natsu Arai
2026年8月号「海へ 山へ」

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