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よさこい鳴子踊りの歌詞でめぐる
高知の名所3選
|よさこいに刻まれた高知の原点をたどる旅

2026.6.25
よさこい鳴子踊りの歌詞でめぐる<br>高知の名所3選<br><small>|よさこいに刻まれた高知の原点をたどる旅</small>

高知の風土を軽やかな節に乗せて伝えるよさこい鳴子踊り。歌詞に登場する名所や名物をめぐれば、時を超えても変わらない風景や人々の営みに出合える。高知ならではの魅力を、余すことなく味わおう。

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まずは高知の魅力が詰まった
歌詞を解説!

歌詞には、いまも変わらぬ高知の名所や名物などの魅力が凝縮。2番の「御畳瀬見せましょ」は、“見て”と地名の御畳瀬(みませ)を掛け、「浦戸を開けて」も、地名の浦戸を掛けた言葉遊びが楽しい。祭りの第1回は、「はらみのまわしうち 日暮に帰る 帆傘船 年に2度とる米もある」という捕鯨と米づくりを歌った幻の一節も

よさこい鳴子踊りの歌詞をめぐる聖地巡礼の旅はいかがだろう。曲を手掛けた武政英策は、県内各地を訪ね歩き、高知に伝わる童謡や民謡を、丁寧に採譜。地元のよさこい節を基に、道の端に寄ってくれという意味の土佐弁「よっちょれよ」を取り入れるなど、高知の文化や名所、名物を加えた。

歌に描かれた場所をたどれば、時を経ても変わらない高知の姿が見えてくるようだ。

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01|高知城
じんまもばんばもよう踊る、祭りの中心地

本丸御殿。侵入防止用の忍び返しの鉄剣も見られる

「高知の城下へきてみいや じんまも ばんばも よう踊る」と1番で歌われるように、高知城は高知のシンボル的存在。その城下では「日曜市」をはじめ、江戸時代から300年以上続く街路市が毎週4回開催。太陽暦導入に伴い、曜日市として制定されて150周年を迎える2026年度は、記念イベントも予定されている。

橋廊下と呼ばれた特殊な建物で高知城にしかない詰門

1601年に、土佐藩の初代藩主・山内一豊が築城。本丸の建築群がすべて現存する国内唯一の遺構で、石落としや矢狭間塀など戦に備えた仕掛けも見ることができる。天守から高知の街を一望しながら、殿さま気分を味わいたい。日没から22時まで、毎日ライトアップされる夜の高知城も見どころのひとつ。よさこい祭りでは、花道のある舞台が設けられ、祭りの中心的な役割を担う。国指定重要文化財。

高知城の追手門前から追手筋の東西に1㎞ほど店が並ぶ「日曜市」。毎週日曜に開催(よさこい祭り期間中は審査会場になるため、休止)

02|はりまや橋
僧侶と女性の悲恋の舞台

現在のはりまや橋周辺では、僧侶・純信とお馬のエピソードにちなんで、土佐銘菓「かんざし」が販売されている

1番の「土佐の 高知の はりまや橋で坊さん かんざし買うをみた」は、僧侶・純信とお馬の恋を描く。二人は駆け落ちの末に、引き離される悲しい恋物語だが、よさこい祭りでは多くのチームが引用する人気の歌詞となっている。

江戸時代に堀川を挟んで商いを営んでいた二人の豪商の屋敷をつなぐ私設の橋が由来。竹林寺の僧侶・純信が思いを寄せたお馬にかんざしを買った逸話がよさこい節の一節に。二人の恋は悲恋として語り継がれ、橋のたもとには像が立つ。

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03|桂浜
土佐人が愛する高知第一の名所

紺碧の海、白い砂浜、緑の松のコントラストが美しい

2番の「御畳瀬みませ 見せましょ 浦戸を開けて 月の名所は 桂浜」は、風光明媚な景勝地・桂浜の風景をいまに伝えている一節だ。海から桂浜などを周遊する「新高知市観光遊覧船」では、浦戸大橋なども観光できる。

浦戸湾から桂浜を結ぶ新高知市観光遊覧船。海上から桂浜を眺めたり、浦戸大橋をくぐったり、約1時間20分のクルーズを楽しめる

雄大な太平洋に面し、弓状に海岸が広がる景勝地。月の名所として名高く、かつて月の植物と伝えられた桂の字があてられ、桂浜と記されるように。海を見渡す坂本龍馬の銅像をはじめ、神社や展望台などが点在。周辺には水族館や記念館、商業施設もある。

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食と工芸スポット6選
 
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高知城
住所|高知県高知市丸ノ内1-2-1
Tel|088-824-5701
開城時間|9:00~17:00(最終入城16:30)
休城日|12月26日~1月1日
※GWやよさこい祭り期間中など臨時休あり
https://kochipark.jp/kochijyo

はりまや橋
住所|高知県高知市はりまや町1-1

桂浜
住所|高知県高知市浦戸

新高知市観光遊覧船
Tel|080-6286-2847
運行時間|10:30、13:00、15:00
定休日|平日(連休期間は運行あり)
料金|3500円
https://kochi-kankousen.com

よさこいに刻まれた
高知の原点をたどる旅

01|「よさこい祭り」をひも解く!
02|よさこい鳴子踊りの歌詞でめぐる名所3選
03|よさこい鳴子踊りの歌詞でめぐる食と工芸6選

text: Nozomi Kage photo: Sayuri Ono
2026年7月号「納涼、しましょ。」

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