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イラストレーター《柿崎こうこ》
香りは非日常を存分に愉しむきっかけ
|香りのある暮らしのすすめ

2025.5.18
イラストレーター《柿崎こうこ》<br><small>香りは非日常を存分に愉しむきっかけ<br>|香りのある暮らしのすすめ</small>

お香や精油など、取り入れ方は無限大の“香り”。そんな香りをうまく暮らしに取り入れている5人に、香りとの上手なつき合い方を教えていただいた。今回は、イラストレーターの柿崎かきざきこうこさんの暮らしへの取り入れ方をご紹介!

イラストレーター
柿崎こうこ(かきざき こうこ)
雑誌や書籍、広告など各メディアで活躍中。保護猫の「まるお」♂、「しろちゃん」♀と3人暮らし。著書『50歳からの私にちょうどいい美容と健康』ほか。

「香りは非日常を存分に愉しむきっかけになっています」

以前は、香りを存分に自宅で楽しんでいたという柿崎こうこさん。2021年に保護猫との暮らしがはじまったことがきっかけで、香りとのつき合い方が変わったという。

「猫は嗅覚が敏感で、苦手な匂いがストレスになったり、精油の種類によっては毒になったりすることもあり、消臭剤や柔軟剤も含め、家で香りがついたものは今日ほとんど使わなくなりました。その分、お風呂や外出先での香りには、よりこだわっています」

Cul de Sac-JAPON
HIBA WOOD OIL 青森ヒバ精油12㎖

価格|1980円 内容量|12㎖

換気しやすく、猫が入ってこない空間のお風呂では、ラベンダーの精油を浴槽に数滴入れることもあるという。暮らしの工夫として、クローゼットの中では、柿崎さんの地元・青森のヒバでつくられた「青森ヒバ精油」を使用している。

「コットンに数滴垂らし、お茶パックに入れ、クローゼットで防虫剤代わりに使っています。精油に含まれるヒノキチオールに防虫作用があるそうです」

公長斎小菅
竹清香 50sticks 竹

価格|1320円 内容量|9㎝×50本

また、「外出先でお香を焚く」ことも楽しんでいる。
「お香の出番は少なくなりましたが、旅行の時はチャンスだと思い、持って行きます。その香りをまとうと、『旅に来た!』という気持ちになれますね。お気に入りは、『竹清香 50sticks 竹』です。京都で出合って以来使い続けているアイテムです」

家では香りを使用していないからこそ、気分転換の助けとして、非日常感を存分に愉しむきっかけになっている。

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text: Discover Japan
2025年5月号「世界を魅了するニッポンの香り」

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