プロ伝授！美味しいおにぎりの作り方

土鍋で炊いた熱々のご飯を、湯気を抱き込むように握る……。おにぎりは日本人の心に訴えかけるソウルフードだ。米の魅力を地方から発信する「ライスツーリズム」を掲げ、炊きたてのご飯を握ってゲストに手渡して食べてもらう活動を行っている、にぎりびと・神谷よしえさんに美味しいおにぎりの作り方を伝授してもらった。

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神谷よしえ（かみや よしえ）
大分県宇佐市出身。「生活工房とうがらし」代表、「かみや塾」主宰。フードプロデューサー、調味料ソムリエプロ。「ごはんはエール」をモットーに、国内外でイベントを開催する

①しゃもじに適量の米をのせる

手を冷水で軽く冷やしたら、手の大きさに合う量の米をしゃもじにのせる。量が多かったら、しゃもじの上の米を減らす。

②手のひらにふわっとのせる

しゃもじから手のひらへ、空気を含ませるようにそっとのせる。手のひらに、米をぎゅっと押し付けないのがポイント。

③人差し指と中指を立てて握る

おにぎりの角をつくるために、人差し指と中指をしっかり曲げて握る。何度もにぎり直さない。神谷流は3回握ったら完成！

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text: Nozomi Kage　photo: Kousaku Kitajima
Discover Japan 2024年12月号「米と魚」