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鹿児島・指宿《別邸 天降る丘》
地の力あふれる指宿温泉で “タイムオフ”する旅へ|前編

2024.9.19 PR
鹿児島・指宿《別邸 天降る丘》<br><small>地の力あふれる指宿温泉で “タイムオフ”する旅へ|前編</small>

鹿児島・指宿(いぶすき)の高台に佇む温泉リゾート「別邸 天降る丘」。戦略的休息を意味する“タイムオフ”プランを打ち出している。指宿の絶景・温泉・食に癒され、心身をととのえ、活力につながる滞在がかなう。

温泉熱を利用したインフィニティプールからは大隅半島まで見渡せる。絶景と溶け合うような浮遊感を楽しもう。プールサイドバー「Mallorca」もある

鹿児島県薩摩半島の最南端・指宿(いぶすき)。 鹿児島湾を一望する15室限定の「別邸 天降る丘」は2020年に開業。2024年9月から、南国の温泉地である指宿の風土を生かす「ウェルビーイング×タイムオフ(戦略的休息)プラン」をスタートさせた。

時代のニーズを読み取ったこのプランは、近年、コロナ禍などを経て、国内にウェルビーイングへの理解や需要が広がってきていることから、提供をはじめたという。

最上ランクの客室「天降るスイート 月」のリビングルーム。こちらの部屋にはキッチンも付いており、ロングステイにもぴったり。テラスには絶景を楽しめるデイベットも

「日常を忘れる……というのがリゾートの醍醐味ではありますが、第一線で活躍される方はたとえ休日であっても、仕事につながるひらめきの種を求めています。そこで、このプランでは、絶景を眺めて温泉に入ることに加え、デジタルデトックスしたり、いつもと違う体験をすることで、リフレッシュし、仕事や人生の新しいアイデアにつながる創造性のある休息を取れる滞在を目指していければと考えています。絵を描いたり、クルージングしたり、身体を自然の中で動かしたりと、ご自分に合った休み方を探す滞在をご提案できれば」と、医師でもある代表の永田一郎さんは話す。

客室「光」の広々としたベッドルーム。室内には眺望がよいバーテーブル、テラスの白いバスタブで指宿温泉をゆっくり楽しめる。ツインとダブルの2タイプを用意している

タイムオフをかなえるのは、圧倒的な指宿の地の力だ。まずはなんといっても、その眺望の美しさ。330mの高台から見下ろす指宿の街並みと雄大な鹿児島湾が広がる絶景、「天降る丘」の名にふさわしい満天の星を眺めていると、いつしか時間の経過がゆるやかになっていることに気づく。

宮崎県産の天然鉱石・大和光輪石のビーズを使うセラミック・スパ。温泉で温めた約45℃のビーズに包まれると、滝のように汗が吹き出す。デトックスや美肌効果、ビースによるツボ押し効果も期待

そして、1000を超える泉源が点在し、 “火の湯”とも称される指宿温泉も大きな魅力。リラクゼーション効果の高い“天然のサウナ”砂蒸し風呂も楽しめるが、ここで注目したいのがセラミック・スパだ。指宿温泉の湯で温めた宮崎産の石でつくる細かなビーズに身体を沈めると、高温のビーズが血流を促す。入浴後は、まるでひと晩熟睡した後のようにすっきり。この爽快感には驚かされるはず。

「天降るスイート」の露天風呂。指宿温泉に浸りながら、市街地や鹿児島湾を一望する絶景を独り占め! 時折桜島の灰が、空に雲のような層をつくる、幻想的な風景が見えることも

客室風呂で絶景を独り占めしながらかけ流しの温泉に浸かるのも醍醐味。タイムオフプランでは、コンディショニングを整えるために寝具に「TENTIAL」のリカバリーウェアと枕、シーツを採用。デジタルから離れるための懐中時計の貸し出しの用意もある。夕食は指宿の食材を使ったモダンフレンチと創作和食。繊細な味わいや美しい盛りつけで、滞在の大きな愉しみだ。 車で15分ほどの場所には、九州最大級のカルデラ湖・池田湖があり、薩摩富士と呼ばれる開聞岳を眺めながらのクルーズや、SUPなどウォータースポーツも楽しめる。

温泉、食、絶景がかなえてくれる、新たな未来へのエネルギーをチャージするタイムオフな滞在。指宿の自然の恵みの下、体験してみたい。

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《別邸 天降る丘》
中編

 
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text: Nozomi Kage photo: Sadaho Naito
Discover Japan 2024年10月号「自然とアートの旅。/九州」

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