六角精児さん、西村京太郎さんも勧める今すぐ出掛けたい秋の鉄道旅
車窓から流れ込む涼やかな風に、秋色に染まる日本列島。秋の旅を企画しているなら、ぜひお勧めしたいのが列車での旅。鉄道をこよなく愛する六角精児さんと西村京太郎さんに列車旅の魅力を教えてもらった。
自称「呑み鉄」!~六角精児さんのおすすめ旅~
最初に列車旅を語ってくれるのは、「呑み鉄」を自称する俳優・六角精児さん。全国のJRと第三セクターの路線はほぼ制覇したという六角精児さんのお勧めは、景色のバリエーションが魅力の五能線だ。六角さんが「東北にこういう路線はなかなかない」と太鼓判を押す五能線は、秋田県能代市と青森県南津軽駅を結ぶ路線は、日本海や津軽海峡から白神山地まで、東北の様々な景色をフルコースで味わえる。
トラベルミステリーの名手~西村京太郎さんのおすすめ旅~
トラベルミステリーと言えばこの方、西村京太郎さん。多数の著作の中でも鉄道を舞台にしたものが多いことは有名だが、若い頃は年に約20日のある休暇のすべてを鈍行列車の旅に使っていたのだとか。今でも2社分×年6回も取材の旅に出かけるという西村さんに、列車旅の魅力を熱~く語ってもらった。
列車旅ならおさえておきたい!“復興のシンボル”三陸鉄道リアス線
ローカル線と言えば、三陸鉄道リアス線もぜひ訪れたい。東日本大震災で不通になっていたが、2019年3月に全線開通。列車が走る三陸海岸沿いは、深く美しい海、緑豊かな山間部、復興が進む街並みなど、様々な風景を楽しめる。
特別列車で非日常の旅を楽しむもよし、一つの路線に狙いを定めて変化に富んだ風景を目に焼き付けるのもよし。この秋は全国各地を鉄路でたどってみては?
《六角精児さん、西村京太郎さんも勧める、今すぐ出掛けたい秋の列車旅》
・ローカル線で日本を再発見。六角精児さんの列車と車窓と酒と
・トラベルミステリーの第一人者・西村京太郎さんに聞いた列車旅の魅力とは?
・“復興のシンボル”三陸鉄道リアス線ひとふで書きの旅