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自由で新しい拝みのかたち
「OGAMIDO/オガミド」
宮大工の伝統技法とデザインが融合した次代の仏壇

2021.12.10
自由で新しい拝みのかたち<br>「OGAMIDO/オガミド」<br><small>宮大工の伝統技法とデザインが融合した次代の仏壇</small>

woodpeckerは、仏壇の伝統技法を取り入れた小型仏壇「OGAMIDO/オガミド」を発売。小型でシンプルなデザインながら、伝統的な仏壇同様、両手で左右の扉を合わせることで開閉できるように調整した合わせ扉「拝み戸」、扉をつなぐ「閂(かんぬき)」など、伝統技法を惜しみなく取り入れたデザイン。仏間がなくても棚の中など、限られたスペースでも祀れるよう、コンパクトなサイズ展開。心穏やかに“拝む時間”を、自由ながらも本質的にとらえた、新しいデザインの仏壇だ。

日本のものづくり精神を感じられる純日本製

左から)小保田さん、福井さん、大治さん

1930年に岐阜で創業し、85年続くも惜しまれながら廃業した「福井神仏具製造所」の三代目、福井重光氏の息子にあたる福井賢治氏が、伝統技法の継承を目指し、家業へのリスペクトや祖父、父親への恩返しを込めて立ち上げた。デザインは手工業デザイナー大治将典氏、製造は神社建築や神輿製造の老舗「唐箕屋本店」によるものだ。

企画・販売 woodpecker代表
福井賢治(ふくい・けんじ)
祖父の代から続く神仏具製造(神輿や仏壇)の家系に生まれ育ち、家具制作や神仏具製造を経て、2007年に「woodpecker」を創業。ビジネスガイド社主催 第41回 大阪インターナ ショナル・ギフト・ショー春「新商品コンテスト 準大賞」受賞、ロハスクラブ主催 第3回 ロハスデザイン大賞 2008「モノ部門」最終エントリーノミネート。

プロダクトデザイン
大治将典(おおじ・まさのり)
広島市生まれ。「Oji & Design」代表、手工業デザイナー。大学卒業後、建築設計事務所、グラフィックデ ザイン事務所を経て「Oji & Design」を設立。日本のさまざまな手工業品の生い立ちや特性をふまえたプロダクトデザインを統合的に手がける。2011年「ててて協働組合」を共同設立、共同代表。「ててて見本市」共同主催。

製造
小保田庸平(こぼた・ようへい)
神社・御堂の建築、神棚・御神輿等の製造を行う「唐箕屋本店」の宮大工。唐箕屋本店は創業120余年の伝統を誇る老舗で、小保田さんは2004年より四代目社長に就任。唐箕屋本店という社名は、もともと農機具である唐箕(とうみ)を製作していたことに由来する。

左から)屋根なし、丸屋根、寄棟(よせむね)屋根

小型仏壇「OGAMIDO/オガミド」は、宮大工による仏壇の伝統技法を用いた本格的なつくりを守りつつも、現代のライフスタイルに馴染み、寄り添うシンプルなデザインと、ほどよい存在感が特徴。厨子の屋根の意匠は、寺社建築にならった風格高くスタイリッシュな寄棟(よせむね)屋根と、白木の質感をなめらかな曲線で生かした、人肌のような手触りの丸屋根の2種類。

木材は伊勢神宮などの神社建築にも使われる、香り高く格式高い、長野県木曽谷の「木曽檜(ひのき)」を採用。木曽檜の白木の質感を大切にした、控えめで上質なガラス塗装仕上げは、手の脂や光などの外的な刺激から守りながらも、触れるたびに木肌の美しさを感じられる。

現代の住宅事情や生活様式に合うスタイリッシュさを大切にしつつ、仏壇の伝統に敬意を表した重厚感、拝む時間を豊かにする空間の優しさも感じられる佇まい。

両手を添えて、
そっと同時に引くことで開く扉「拝み戸」

仏像や位牌などを安置する仏具(箱)のことを「厨子(ずし)」と呼ぶ。厨子の扉にはいくつか種類があり、OGAMIDOは2枚の扉が手前に開く、前開き型の扉デザインを採用。仏壇の伝統的な作法に基づいて、両手で左右の扉を合わせて開閉することにこだわった「拝み戸」の構造を取り入れている。熟練の職人だからこそできる、仏壇製造の伝統技法。

近年の現代仏壇には扉のないシンプルなデザインも多いが、仏壇の扉は本尊を埃などから守るという役割がある。心穏やかにこの場所に向き合い、ひと呼吸置いて両手で開ける、“拝む時間”も扉によりデザイン。仏壇の伝統的な作法を、小型仏壇でもしっかりと再現している。

昔ながらの構造を大切にした、
白木の「閂」と真鍮の金具

閂(かんぬき)とは、扉にまたがって通す棒状の錠のことで、一般的な仏壇には必ずついている。OGAMIDOは「仏壇と向き合う時間」のひとつの区切りとして、シンプルかつ本質的な閂にこだわった。閂を支える真鍮製の金具が両手で扉を引くときの引き手を兼ねている。

《商品紹介》
OGAMIDO 寄棟(よせむね)屋根

寺社建築にならった、四方へ勾配を持つ屋根が特徴。モダンでありながら仏壇本来の堂々とした風格が漂う。

価格|26万1800円(税込)
サイズ|高さ354mm、幅336mm、奥行き201mm

OGAMIDO 丸屋根

木曽ひのきの美しい木目や質感が際立つやわらかな印象のフォルム。洋間のリビングや寝室など、どんな部屋にも馴染む。

価格|27万5000円(税込)
サイズ|高さ333mm、幅306mm、奥行き195mm

OGAMIDO 屋根なし

屋根がなく、OGAMIDO3種の中で最もコンパクトなサイズ。本棚など、限られたスペースにもすっきりと収まる。

価格|23万1000円(税込)
サイズ|高さ300mm、幅258mm、奥行き156mm

《HOW TO》
祀(まつ)る場所について

「OGAMIDO」を置く場所や向きに特別な決まりはなく、自宅の事情に合わせて、お参りしやすい場所へ。ただし、「OGAMIDO」は木製のため、変色や反りの原因になる直射日光を避け、できるだけ湿気が少なく、風通しの良い場所がおすすめ。また、神棚を同じ部屋に置く際は、向かい合わせにしないことが良いと言われている。

宗派(しゅうは)について

「OGAMIDO」は、お祀りする本尊や仏具を変えることで、さまざまな宗派に対応できる厨子。神道の場合は、祖霊舎(それいしゃ)として、位牌にあたる霊璽(れいじ)と榊(さかき)を祀る。故人の写真を祀るなど、手元供養としても使用可能。

また伝統的な仏壇はお寺のミニチュアとされ、本尊を安置している内と外とを区別する為に扉がついている。扉を開け閉めするのに、明確な決まりはないが、開けたままだとほこりが溜まりやすくなる。また閉じたままだと湿気を溜めてしまうので、日頃から開け閉めしている方が良いだろう。

仏具の飾り方

仏具の基本は花立(ろうそく)、香炉(線香)、火立(ろうそく)の3種類。小型の仏壇の場合は三具足(向かって、左より花立、香炉、火立)を置く。
※オプションでオリジナルの三具足も用意。


左から)神棚 置き型、寄棟(よせむね)屋根

現代に合うサイズ感と生活空間に自然と溶け込む「OGAMIDO」の仏壇をぜひ、取り入れてみてはいかが?

OGAMIIDO
https://www.hello-woodpecker.com/ogamido/

 

現代のライフスタイルに合う
神棚「GIRIDO/ギリド」
 

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