FOOD

新しさを重ねて歴史を紡ぐ、とらやストーリー①
「羊羹」

2019.11.8
新しさを重ねて歴史を紡ぐ、とらやストーリー①</br><b>「羊羹」</b>

室町時代後期に京都で創業し、御所御用を勤めてきたとらや。老舗ののれんを守りながら 今の時代に合う菓子をつくり続け、カフェ事業の展開や和菓子を通した日本文化の発信など新しい試みにも積極的だ。とらやの菓子を紐解くと、変えない本質と、時代を先駆ける新しさが垣間見えてくる。今回は定番商品「夜の梅」と「おもかげ」をご紹介。

とらやの羊羹がおいしい理由

とらやの羊羹はすごい。日本全国でその美味しさが知られ、手にすればずっしりと伝統の重みを感じ、上品な甘さで、後味は潔い。原材料は北海道産のえりも小豆、精製度が極めて高い白双糖、長野や岐阜の山間地の天日干しでつくられる天然の糸寒天。そして富士山の伏流水を使用し、おいしい羊羹に仕上げていきます。

梅味でないのになぜ「夜の梅」?

銘の由来は、羊羹を切り分けると断面に見えてくる小豆の粒を、闇夜に咲く梅の花になぞらえて名づけられたもの。小豆の風味とすっきりとした切れの良い甘さが特徴。

竹皮包羊羹「夜の梅」
価格:3024円

どこか懐かしい「おもかげ」

遠い日のおもかげを思い起こされる、奥ゆかしい言葉から名づけられたもの。沖縄・西表島でつくられる黒砂糖を使用。黒砂糖の独特の風味と素朴な甘さが特徴。

竹皮包羊羹「おもかげ」
価格:3024円

とらや 赤坂店
住所:東京都港区赤坂4-9-22
TEL:03-3408-4121(代)
営業時間:平日9:30~19:00、土・日曜・祝日8:30~18:00
定休日:毎月6日(12月を除く)

《新しさを重ねて歴史を紡ぐ、とらやストーリー》
01|羊羹
02|季節の羊羹
03|2020年干支「子」や歌会始のお題にちなんだ限定和菓子


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