料理のプロ達が愛用する
「和がらし」6選
食文化の発展とともに数々のスパイスを用いてきた日本人。多様な食の選択肢がある現代に、料理のプロから料理愛好家まで8名が愛用するスパイス・調味料をご紹介。
01|有機鬼からし/山清

〈うすいはなこさんセレクト〉
鬼もびっくりの強い辛み
「料理にツンと辛みを利かせたいときはこれ。有機栽培のからしを使っているのも安心です」。有機JAS基準により有機栽培されたカナダ産からし種子のみを使用。オリエンタル種ならではの強い辛みに加え、からしの風味が生きている。
有機鬼からし
産地|カナダ
価格|233円
内容量|30g
問い合わせ|山清
注文方法|電話、Fax、Web
Tel|0120-512-238
Fax|087-878-2121
HP|www.yamasei.jp
02|からし/エスビー食品

〈うすいはなこさん/ワタナベマキさんセレクト〉
独特の技術で精製したこだわりのからし粉
からし特有の豊かな風味と鮮烈な辛みが、料理を一段と引き立てる。「カナダ産のからしならではの鼻に抜ける辛みが魅力。安定の味です」(うすい)。「我が家の定番として常備しています。手に入りやすいのがいいですね」(ワタナベ)
からし
産地|カナダ(原材料からし)
価格|237円
内容量|35g
問い合わせ|エスビー食品
注文方法|Web
HP|www.sbotodoke.com/shop/default.aspx
03|千代田からし/チヨダ

〈阿部春弥・みかさんセレクト〉
粉から練り上げる新鮮な辛みと風味が持ち味
使うたびに粉から練り上げることで、ツーンと鼻に抜ける辛さと、からし本来の風味が楽しめる和からし。「キュウリ、酢、醤油、砂糖、塩、千代田からしをタッパーに入れ、フリフリ混ぜてひと晩置くと、キュウリのからし漬けの出来上がりです」
千代田からし
産地|カナダ
価格|265円
内容量|100g
問い合わせ|チヨダ
注文方法|電話、Web
Tel|0120-41-6571
HP|www.chiyoda-karashi.net
04|北海道からし/チヨダ

〈うすいはなこさんセレクト〉
北海道産のからし種子を100%使用
北海道産からし種子だけで丁寧につくられる稀少なからし粉。「最近のマイブームはこれです。冷涼な北海道で栽培されるからし菜の種を使うため、風味が豊かな和がらしのよさと、鮮烈な辛みが心地よいカナダ産のからしに似た要素を併せもっています」
北海道からし
産地|北海道
価格|470円
内容量|15g
問い合わせ|チヨダ
注文方法|電話、Web
Tel|0120-41-6571
HP|www.chiyoda-karashi.net
05|地がらし/麸市

〈うすいはなこさん/樋口直哉さんセレクト〉
伝統製法でつくられる日本古来の味
からし種を脱脂せずにまるごと粗挽きするため、粉に茶色と黄色の粒がある。「滋味あふれる風味が、控えめにからしを利かせたいときに重宝します」(うすい)。「お湯で練って、しばらく置くと苦みがコクになります。からし和えや酢味噌に」(樋口)
地がらし
産地|福井県
価格|291円
内容量|40g
問い合わせ|麩市
注文方法|電話、Fax、Web
Tel|0776-35-0454
Fax|0776-43-3120
HP|https://fu-1.com
06|あけがらし/山一醤油製造所

〈ワタナベマキさんセレクト〉
口伝で継承された一族秘伝のからし糀
仕込んだからし糀に麻の実を合わせた、「山一醤油製造所」にのみ伝わるとされる伝統の自然食品。からしを米麹で発酵させた辛く慈悲深い味わいで、強壮食として珍重されてきたという。「和え物にしてもご飯にかけても美味しい。麻の実の食感も楽しいですよ」
醤油屋の隠れ味「あけがらし」
産地|山形県
価格|734円
内容量|140g
問い合わせ|山一醤油製造所
注文方法|電話、Fax、Web
Tel|0238-88-2068
Fax|0238-88-2068
HP|www.akegarashi.jp
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今回紹介してくれた
料理のプロ・料理愛好家
パフォーミングアーティスト
アオイヤマダ
2020年東京五輪閉会式のソロパフォーマンスで注目される。身体と記憶、食と人、音楽と心の繋がりを信じ作品に取り組む。
うつわ作家
阿部春弥(あべ はるや)・阿部みか(あべ みか)
愛知県立窯業高等技術学校を修了後、夫婦ともにうつわ作家に。春弥さんは料理人を志していたため、食への探究心が強い。
江戸料理 料理人
うすいはなこ
江戸料理、日本の魚食文化、日本酒に明るく、日本の食文化を広く伝えている。和のスパイスを料理に合わせて多様に使い分ける。
造形作家
キクタヒロコさん
神奈川県鎌倉市在住。陶製の動物を作陶。うつわ作家を夫にもち、料理が得意。10月8日から鎌倉の雑貨店「moln」で個展を開催。
フードディレクター
寺本りえ子(てらもと りえこ)
料理研究家。スパイス、発酵食愛好家。スパイスやハーブを使った料理、ぬか漬け、柚子胡椒のワークショップが人気。
作家、料理家
樋口直哉(ひぐち なおや)
料理家としても活動し、科学的な考え方から美味しさを引き出すレシピをメディアで紹介。
フォトジャーナリスト
森枝卓士(もりえだ たかし)
食文化研究家として、世界や日本各地の食文化にまつわる著作やレシピ本の出版も多数。柚子胡椒は自作もしている。
料理研究家、国際中医
薬膳師 ワタナベマキ
グラフィックデザイナーを経て料理家の道へ。雑誌や書籍、イベントなどで活躍。日々の食事を美味しく丁寧につくる著書多数。
text: Yukie Masumoto, Natsu Arai, Nao Ohmori, Discover Japan photo: Norihito Suzuki
2025年11月号「実は、スパイス天国ニッポン」



































