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最先端のまちをつくる
ビッグプロジェクト
|愛されるまちづくり事例(居住編)

2025.11.19
最先端のまちをつくる<br>ビッグプロジェクト<br>|愛されるまちづくり事例(居住編)

日本各地で進む、その土地ならではの自然や文化資本を生かしたまちづくり。アートや食、デジタル技術の活用といった幅広い事例を、「観光編」と「居住編」に分けて紐解いていく。今回は、地域資源をニューカルチャーにする、北海道大樹たいき町/神奈川県藤沢市/新潟県の事例をご紹介!

〈北海道大樹町〉
人口約5000人の町が
挑戦する宇宙都市計画

宇宙を核とした地方創生の起点、北海道スペースポートのコンセプト図。大規模な宇宙ターミナルも建設される

約40年前から、宇宙都市構想の下でまちづくりを進めてきた大樹町。近年は「宇宙版シリコンバレー」を目指し、その起点となる宇宙港「北海道スペースポート」を整備している。すでに稼働している宇宙港は民間に開かれ、国内のみならず、海外資本のロケットの打ち上げも実施。将来的には打ち上げ観覧場の整備によるロケットの観光資源化をはじめ、レジャー施設や宿泊施設など多様な産業の集積を目指しており、その拡張性にも期待だ。2026年には新しい発射場「Launch Complex 1」も完成予定で、計画は着々と進んでいる。

北海道スペースポート
問|SPACE COTAN
https://hokkaidospaceport.com

〈神奈川県藤沢市〉
持続可能なスマートタウンで
未来を先取り

街区のシンボル的空間であるセントラルパーク。人々が集う交流拠点であり、集会所へとつながる

2014年に神奈川県藤沢市に誕生したサステイナブルなスマートタウン。工場跡である約19haの広さの土地に、住宅、健康・福祉・教育施設、公園などを有し、現在約3000名以上が暮らす。まちびらきから10年が経ち、プロジェクトは第2段階へ。企業とまち、住民が一体となって、再生エネルギーや最先端技術を用いたサステイナブルなまちづくりを進める実証実験が加速中だ。まちがまるごと新規事業の創出を支援するフィールドとして機能しており、日々の生活に密接する5つのサービスにおいて、リアルに暮らす生活者としてのニーズを、未来のまちづくりに生かせる体験は貴重だ。

5つの分野で実証実験を実施

 

モビリティ 日本初となる、自動配送ロボットの公道走行の実証実験を実施。さらなる技術進化につながった
セキュリティ セキュリティカメラのAI画像解析実証や、住宅の照明とカメラを連動させる実験などを実施
エネルギー 暑熱対策や次世代太陽電池の実証など、新たなエネルギー施策につながる取り組みを実施
コミュニティ 次世代パナソニックショップ「KURA_THINK」では、多くのくらしサービスの実証を展開
ウェルネス 住民の協力を得て設置したエアコンで、快眠アルゴリズムの開発に向けたデータが取得可能に

Fujisawa サスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)
問|Fujisawa SSTコンソーシアム
https://fujisawasst.com/JP

〈新潟県〉
災害の記憶を次世代に受け継ぐ
新潟県の取り組み

アーカイブセンター「きおくみらい」では、中越地震の経験から得た学びを次世代へと伝えている

2004年の新潟県中越地震を教訓に、復興支援や防災の知見を発信するため設立された「中越防災安全推進機構」。震災の記憶を伝え、防災意識向上のきっかけとなるようなメモリアル拠点の設立や、研修プログラムの実施に取り組んでいる。2025年9月6日と7日には、産学官民の関係者が日頃の防災活動を発表し、交流する日本最大級の防災イベント「ぼうさいこくたい」を新潟市で開催予定。防災意識を高めるきっかけにしたい。

きおくみらい
問|中越防災安全推進機構
Tel|0258-39-5525

ぼうさいこくたい
問|ぼうさいこくたい2025運営事務局
Tel|03-6277-6276

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