《2254 Hotel&Lounge》
イギリス×京都のデザインと手仕事を伝える、京町屋の一棟貸し宿
神社仏閣をはじめ歴史的な建物が軒を連ね、風情ある街並みが続く京都・祇園。そんな美しい景観の一端を担う京町屋に宿泊できる一棟貸し宿「2254(ににごよん)」。イギリスと京都の要素を組み合わせたデザインや手仕事が楽しめるモダン町屋とは?
イギリスと京都の良いものを、シンプルに。
京都を代表する花街として名高い祇園は、お茶屋や料亭が点在し、昔ながらの町屋が軒を連ねる京都の風情を色濃く残した地域。花街・宮川町の中にあり、祇園四条駅から徒歩1分というアクセス至便な立地に建つのが、4階建ての一棟貸しの町屋宿「2254」だ。
通り庇に一文字瓦、格子戸など、京町屋の象徴とも言える建築意匠の中へ入ると、京都の伝統的な造りとイギリスのモダンなインテリアを組み合わせた空間が広がる。
オーナーはイギリス在住者。イギリスと日本を中心に国内外の宿泊施設を泊まり歩き、“良いものをシンプルに”というコンセプトのもと、両国の要素を散りばめたデザイン。設計を手掛けたのは、個人住宅を中心に都市空間フィールドワークや美術展なども行う建築家ユニット・アトリエ・ワン。
総面積約130㎡のゆったりとした空間に、現代のライフスタイルと伝統的な京町屋の要素をユニークに1から組み立て直している。
障子や襖、窓をはじめとする建具(たてぐ)などは、ほとんどが京都の大工による手づくり。京唐紙を贅沢に使った和室やひのき風呂でのひと時は、賑やかな京の街の中心にあることを忘れるほど、静かでリラックスできる時間が楽しめる。
インテリアは、マルニ木工の「ヒロシマチェア」やハンス J. ウェグナーの「Yチェア」など、デザイン性と使い心地にこだわった家具を採用。インテリア好きは憧れの家具とともに過ごせる貴重な滞在となりそうだ。
開放感のある吹き抜けのリビングは、広々として居心地がよい。窓からは庭の紅葉を見られ、秋は京都の色づいた紅葉を独り占めできる。
1階のカフェ・ラウンジスペースでは、各種アルコール類や軽食、地元の名店である「市川屋珈琲」直伝のドリップコーヒーが味わえる。また、結婚式やワークショップなどの各種イベントでの貸切り利用も可能だ(要問い合せ)。
部屋紹介
賢くデザインされた新たな京町屋は、建築や細々としたインテリアからも日本文化や手仕事の魅力を感じさせてくれる。親しい友人や家族で貸し切り、京町屋での暮らしを体験してみてはいかがだろうか。
2254 Hotel&Lounge
住所|京都府京都市東山区宮川筋2-254
Tel|075-285-3012
料金|5万円~(定員5名まで)※時期により変動あり
食事|なし
IN|15:00 OUT|12:00
アクセス|京阪本線 祇園四条駅より徒歩1分、阪急京都線 京都河原町駅より徒歩5分
駐車場|なし
設備|Smart TV、Smart Speaker、wifi、キッチン、冷蔵庫、調理器具、食器類、エスプレッソメーカー、洗濯機、風呂、トイレ
https://2254.jp