「お茶と宇治のまち歴史公園」
宇治茶と宇治市の歴史や文化を伝える情報発信施設がオープン
世界遺産に登録されている、平等院や宇治上神社などの文化財が数多く残る京都府宇治市。甘みや旨みが感じられる深い味わいで人気がある、宇治茶の生産地としても有名なこの地に「お茶と宇治のまち歴史公園」が、2021年夏にオープンする予定。
川沿いに位置する史跡ゾーンでは、宇治川の浸食を防ぐために豊臣秀吉の指示で建てられた安土桃山時代の太閤堤や、その後に時間の経過とともに砂州が形成され、茶園として利用された江戸~明治時代の様子を再現。茶摘み体験ができる茶園として整備されるとともに、この土地が歩んできた歴史を感じることができる。
交流ゾーンと名づけられた街側のエリアには、散策や休憩の場として最適な広場や、四季折々の変化が感じられる庭園に加え、情報発信施設「茶づな」が誕生。宇治茶や宇治の歴史を紹介するミュージアムをはじめ、抹茶づくりや茶葉のブレンド(合組)などが楽しめる体験室、レストラン、ショップといった施設が建物に集まり、あらゆる角度から宇治の魅力を発信していく。
宇治茶やまちの歴史・文化を深く知れば、周辺観光もより楽しくなること間違いなし。宇治に訪れる際は、ぜひ訪れてみてはいかが?
お茶と宇治のまち歴史公園
開業日|2021年夏オープン予定
住所|京都府宇治市菟道丸山203-1
Tel|0774-24-2700
問|お茶と宇治のまち交流館 茶づな
https://uji-chazuna.kyoto