ライカ(Leica)で見つける本物のニッポン
【第二回】佐賀・唐津の職人のもとへ出張写真部!
ライカと手を組み発足されたディスカバー・ジャパン写真部。初回はライカ京都店でレクチャーを受け、いよいよ撮影本番! 第二回目は、伝統を守りながら進化を続けるライカの魅力をより理解するべく、向かうは佐賀・唐津へ。
《ディスカバー・ジャパン写真部 部員紹介》
本質を求めて、職人の情熱を撮る
写真部を迎えてくれたのは、唐津の作陶家・村山健太郎さん。“本物”にこだわり、粘土や釉薬も自らの手でつくる健太郎さんに、ライカのものづくりへの姿勢を重ねながら、彼の情熱、感性を写真で切り取りました。
唐津焼作家。川上清美氏に師事した後、健太郎窯を開窯。今年8月末の九州豪雨により被災し、健太郎窯復興projectが進行中。
作品紹介~イッペイ編~
《活動日誌》
ライカM10-Dに魅了されてしまいました。いまの時代では当たり前に備わっているモニターがないことに不安しかありませんでしたが、いざ撮影に入ると、自分でも驚くほど集中してシャッターを切ることができました。それこそフィルム時代に還ったような、一枚一枚の構図をより深く考えながら撮影ができたと思います。撮るたびに感動する描写力には、本当に腕が上がったんじゃないか……? と錯覚するほど。まだまだ写真家の足元にも及びませんが、一枚でも「おっ」と思っていただけるような写真が撮れるよう、引き続き頑張ります!
作品紹介~リセ編~
《活動日誌》
うつわや人物など、至近距離の被写体を中心に撮影した今回の旅。ただ撮るだけでは普通の写真になってしまうので(……といってもライカが格好よく仕上げてくれるのですが)、健太郎さんのお話を聞いたり、制作風景を見学していく上で感じたことを、いかに一枚の写真で表現出来るか、個性を出せるか、意識しながら撮りました。
一見すると何気ない風景を自分なりの解釈で切り取り、一枚一枚に意味を持たせる楽しさが段々と分かってきました。ただ目の前にある景色を収めていた前回からの成長を感じます。毎日、肌身離さずライカを持ち歩きたい……。もしやこれが噂に聞く“ライカ沼”?
ライカ岩田屋福岡店へ!
職人取材の最後に向かったのは、ライカ岩田屋福岡店。スタッフの藤村さんにライカQシリーズの新機種「ライカQ2」の魅力を語っていただいた。
住所:福岡県福岡市中央区天神2-5-35 岩田屋本店新館 地下2F
Tel:092-721-1111
営業時間:10:00~20:00
定休日:不定休
http://www.leica-camera.co.jp
第二回目の部活動は、佐賀・唐津の健太郎窯を訪れた。今回の旅を終え、着実に成長するとともにライカの魅力に引き込まれていくディスカバー・ジャパン写真部の二人。さて次回はどんな被写体が二人を待ち受けているのか……? ご期待ください!
※今回の体験の様子は、Discover Japan12月号『人生を変えるモノ選び。』でもお読みいただけます