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ライカ(Leica)で見つける本物のニッポン
【第二回】佐賀・唐津の職人のもとへ出張写真部!

2019.11.6 PR
ライカ(Leica)で見つける本物のニッポン<br>【第二回】佐賀・唐津の職人のもとへ出張写真部!

ライカと手を組み発足されたディスカバー・ジャパン写真部。初回はライカ京都店でレクチャーを受け、いよいよ撮影本番! 第二回目は、伝統を守りながら進化を続けるライカの魅力をより理解するべく、向かうは佐賀・唐津へ。

≫【第一回】ディスカバージャパン写真部発足!

《ディスカバー・ジャパン写真部 部員紹介》

ロバート・イッペイ
職人取材に向けて手渡されたのは、ライカM10-D。背面モニターがない機種に戸惑いがありましたが、「学生時代に愛用していたのはフィルムカメラだ」と言い聞かせ、いざ佐賀・唐津へ……
使用したカメラ:ライカM10-D
アンリ・カルティエ゠リセ
ついにやってきた第二回目の部活動!今回も相方はライカCLを選びました。レンズは標準ズームのバリオ・エルマーTL F 3.5-5.6/18-56㎜ ASPH.。前回と比べて、着実に距離を縮められている実感があります。プライベートでフォトウォークを行うなど、初心者マークが外れる日を夢見て奮闘中。
使用したカメラ:ライカCL

本質を求めて、職人の情熱を撮る

写真部を迎えてくれたのは、唐津の作陶家・村山健太郎さん。“本物”にこだわり、粘土や釉薬も自らの手でつくる健太郎さんに、ライカのものづくりへの姿勢を重ねながら、彼の情熱、感性を写真で切り取りました。

村山 健太郎さん
唐津焼作家。川上清美氏に師事した後、健太郎窯を開窯。今年8月末の九州豪雨により被災し、健太郎窯復興projectが進行中。

作品紹介~イッペイ編~

うつわが5つ並ぶまで待ってシャッターを切った一枚。空間の余白、被写体との距離感、色味など個人的に落ち着く構図で撮れました
今回取材させていただいた作陶家・村山健太郎さんは、土づくりまで手掛けられています。青のバケツと手袋、白い石のコントラストがお気に入り

釉薬がけの行程は、横や後ろ、上からと、いろんな視点から撮影チャレンジ。職人らしく、一器入魂な雰囲気を表現したいと思い、あえて目線を外したカットをセレクトしました
光の当たり方が好きな一枚。作業を終えて、作陶家から一人の人間になった瞬間の、ほどけた笑顔を切り取りたくて
 
太宰府天満宮の手水舎で。無意識に撮影したので設定を覚えていないのですが、水面のグラデーションがお気に入りの一枚
周りの景色をとにかく排除して、噴水の水しぶきが取り込む、光だけをとらえたいと思って撮影しました
 

《活動日誌》

ライカM10-Dに魅了されてしまいました。いまの時代では当たり前に備わっているモニターがないことに不安しかありませんでしたが、いざ撮影に入ると、自分でも驚くほど集中してシャッターを切ることができました。それこそフィルム時代に還ったような、一枚一枚の構図をより深く考えながら撮影ができたと思います。撮るたびに感動する描写力には、本当に腕が上がったんじゃないか……? と錯覚するほど。まだまだ写真家の足元にも及びませんが、一枚でも「おっ」と思っていただけるような写真が撮れるよう、引き続き頑張ります!

作品紹介~リセ編~

作陶家・村山健太郎さんの作品と一対一で向かい合う後ろ姿。ライカの「黒の描写力」を引き出せたかなと、今回の取材では一番のお気に入りです
ろくろの回転、うつわを形作っていく手指の動き……。次々と美しいうつわが生み出されていく様子に感動しました。この躍動感が伝わって欲しい! と念を込めてシャッターを切りました
「動」の次は「静」。工房内を散策していると、外にひっそりと置かれた粘土を作るバケツを見つけました。長い時間をかけ、静かに土が生成されていきます
今回最も褒められた思い出の一枚。部屋に差し込む柔らかい光とうつわの陰が作り出す、繊細な陰影に魅かれながら、無意識にカメラを向けている自分がいました

どーんと迫力のある画は初めての構図。納屋に積まれていた薪なのですが、すべてふぞろいの薪は不思議とずっと眺めていられます
旅の途中で立ち寄った福岡・太宰府天満宮にて。手からこぼれていく水の柔らかさや動きを、肉眼以上に美しく映し出してくれるのは、ライカだから成しえるワザ

《活動日誌》

うつわや人物など、至近距離の被写体を中心に撮影した今回の旅。ただ撮るだけでは普通の写真になってしまうので(……といってもライカが格好よく仕上げてくれるのですが)、健太郎さんのお話を聞いたり、制作風景を見学していく上で感じたことを、いかに一枚の写真で表現出来るか、個性を出せるか、意識しながら撮りました。

一見すると何気ない風景を自分なりの解釈で切り取り、一枚一枚に意味を持たせる楽しさが段々と分かってきました。ただ目の前にある景色を収めていた前回からの成長を感じます。毎日、肌身離さずライカを持ち歩きたい……。もしやこれが噂に聞く“ライカ沼”?

ライカ岩田屋福岡店へ!

職人取材の最後に向かったのは、ライカ岩田屋福岡店。スタッフの藤村さんにライカQシリーズの新機種「ライカQ2」の魅力を語っていただいた。

ライカ岩田屋福岡店
住所:福岡県福岡市中央区天神2-5-35 岩田屋本店新館 地下2F
Tel:092-721-1111
営業時間:10:00~20:00
定休日:不定休
http://www.leica-camera.co.jp

第二回目の部活動は、佐賀・唐津の健太郎窯を訪れた。今回の旅を終え、着実に成長するとともにライカの魅力に引き込まれていくディスカバー・ジャパン写真部の二人。さて次回はどんな被写体が二人を待ち受けているのか……? ご期待ください!

〈商品に関するお問い合わせ〉
ライカカスタマーケア
Tel:0120-03-5508

※今回の体験の様子は、Discover Japan12月号『人生を変えるモノ選び。』でもお読みいただけます

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