ART

3.Souun♡を「富士山」にしたい!

2019.12.18
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作品番号241「富士山」。緑や青を重ねた陰影が、雨にも晴れに も見えるご来光シーンをほうふつさせる。不動の 美しさをもつ日本一の山を目の当たりにすると、 めでたい、富士山はめでたい! と叫びたくなる。 個人蔵

アートプロジェクトの仕掛け人、高橋邦忠氏が武田双雲さんのアート作品の可能性にいち早く気づき、アーティスト活動のプロデュースを手掛けています。現代アーティスト・Souun♡の生みの親でもある高橋氏に、あらためて作品の魅力や独自性について解説していただきました。第3回はSouun♡の1stゴールについてご紹介します。

高橋邦忠さん
武田双雲ワールドワイド
“感謝”アートプロジェクト事務局エグゼクティブプロデューサー
ブランドマーケティングの専門家。一般的なアートのアプローチではなく、マーケティングとブランディングの手法で、現代アーティスト・Souun♡のプロデュースを行っている。

Souun♡の1stゴール

現代アートは「思考を楽しむアート」といわれている。その思考のもとが、コンテクストだ。コンテクストとは、作品を説明する文脈のこと。作品を通じて「アーティストが問いかける何か」を鑑賞者が楽しむという考えだ。こうした現代アートのメカニズムは、ブランドマーケティングと共通する部分がある。

そのひとつが、ブランドの価値は目には見えない無形資産が多くを占めている点。顧客がブランドの価値を判断するとき、利益よりも好きという感情のほうが圧倒的に強い。そのため、ブランドマーケティングの成功のポイントは、顧客と「強い感情の絆」を結ぶこと。それに欠かせないのが、ストーリーである。高価格でも売れるブランドは、No.1であり、オンリーワンの価値を伝えるストーリーをもっているのだ。それはマーケティングもブランディングのどちらも高次元であるということ。日本にある世界遺産でたとえるなら、富士山だ。

富士山は日本一の山であり、信仰の対象や美の源泉というストーリーもある。そのため、日本最強の観光地であることは世界でも認められている。そんなブランドマーケティングのノウハウで、Souun♡をアート市場における富士山にしようと考えている。

日本にある世界遺産を
ブランドとマーケティングの軸に分けると……

Souun♡を富士山にするプロセス
マーケティングの戦略として実施しているのが、書道家・武田双雲さんのプロモーションだ。個展のスポンサー企業とのコラボイベントなどを次々と仕掛け、体験の機会を増やしている。狙いは、あらためて武田双雲さんの認知を高め、圧倒的ナンバーワンのポジションを確立すること。それと並行して、Souun♡のオンリーワンの価値を伝えるブランディングを行っている。

文=西山 薫 写真=山平敦史

2020年1月号特集「いま世の中を元気にするのは、この男しかいない。」

《アートプロジェクトの仕掛け人、高橋邦忠氏が語るSouun♡アートの魅力》
1|Souun♡が現代アートのメインストリームとなる5つのエレメント
2|Souun♡作品の世界観をかたちづくるストーリー
3|Souun♡を「富士山」にしたい!
4|Souun♡アートのプロデュース

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