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《ふふ 東京 銀座》
銀座の鼓動を感じる
日本の粋を集めた贅沢空間が誕生
|ホテルジャーナリスト・せきねきょうこの宿泊記

2025.12.26 PR
《ふふ 東京 銀座》<br>銀座の鼓動を感じる<br>日本の粋を集めた贅沢空間が誕生<br><small>|ホテルジャーナリスト・せきねきょうこの宿泊記</small>

全国に展開するスモールラグジュアリーブランド「ふふ」が、銀座一丁目に「ふふ 東京 銀座」を開業。“ふふラバーズ”の一人として、ホテルジャーナリスト・せきねきょうこがいち早く訪れた。今回は、客室をはじめ、温泉、レストラン(食事)を宿泊記としてご紹介!

文=せきねきょうこ
ホテルジャーナリスト。フランス・ アンジェでの大学生活後、スイスの山岳リゾート地で観光案内所勤務中にホテル暮らし。フランス語通訳を経て1994年から現職。連載・著書多数。
http://www.kyokosekine.com/

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これまでにない、
新しい銀座に出会う滞在

「エグゼクティブプレシャスコーナースイート」(約71㎡)の贅沢な角部屋。室内にいながら銀座の夜景が広く見渡せる。室内には柚子と檜のオリジナルの香りが。ブランドカラー“江戸紫”の特別オーダーのカーペットがシックな雰囲気を醸し、大人の印象が。ルームダイニングが可能なしつらえ

2025年11月16日、銀座の目抜き通り「銀座中央通り」の一丁目交差点に建つ瀟洒な建物。その中で「ふふ 東京 銀座」が扉を開けた。「ふふ」は熱海に創業して以来、日本各地の景勝地に独自のストーリーを積み重ね、人気を不動のものとしてきた。

その「ふふ」が新たに選んだ地が、日本を代表するエレガントな都会の中心地であり続ける「銀座」だ。日本旅館ともホテルとも違う独特の個性を発揮する日本リゾートとして、贅の極みを結集し、独自の哲学の下につくられた「ふふ 東京 銀座」。世界のハイブランド店が軒を連ねる銀座のメインストリート沿いで、優雅に天然温泉を満喫できるとは誰が想像しただろう。

宿泊した翌朝、少し緊張感もあってのことか朝5時前に目が覚めた。まだほの暗い銀座の街を眺めていると、冬の長い夜が白みはじめ空の色が刻々と変化。金色に染まったビルの谷間に昇りはじめた朝日をカメラに収め、人生初の“銀座通りで迎えた朝”に酔った。これまで見たことがない、歩行者のいない早朝の中央通りにピュアな空気が漂う光景を眺め、この立地の貴重さにあらためて想いを寄せた。この時空に身を置く感動は、どんな形容詞を用いても十分ではない。朝の温泉も、東京のこだわりの和朝食もいつもの「ふふ」のもてなしの一環。すべてのシーンに説得力のある流儀が感じられるのだ。

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銀座の伝統を昇華させた
アートワークでお出迎え

「ふふ 東京 銀座」の静謐なロビーには、日本三大名石のひとつ小松石が配され、枯山水を表現。「地の記憶」をつなぐ素材として、和の空間に落ち着きと調和をもたらしている

はやる気持ちを落ち着けて早々に向かった「ふふ 東京 銀座」。到着時、ひそやかなエントランスドアをくぐり、建物内に一歩入って周囲を観察すれば、その土地の歴史や伝統に敬意を払う「ふふ」らしい空間が。江戸から東京へ、そして未来へとつなぐ伝統をアートワークに昇華させた「竹垣」や「瓦土塀」が静かに出迎える。ここで心を整え、いざ「ふふ」の新たなる世界へと、エレベーターで上階ロビーへ。

12階のエントランスには、銀座の泥で染めた4枚の泥染アート「四季の布アート」を展示。作品は1979年創業の銀座の呉服店「銀座もとじ」によるもの。養蚕から染めまで、伝統と現代の着物文化を発信

「ふふ 東京 銀座」には、そのシンボルマークのいわれや、館内を飾るアートワークの数々に、東京の歴史や文明開化時代の“粋”なストーリーが隠されている。日本を代表するエレガントな街、銀座は、常に東京のモダニズムを先導し日本の文化や流行の先端を走り続けてきた。歴史をさかのぼれば、江戸時代の銀座は江戸城外堀の南側に位置し、堀や水路が行き交う「水の街」だった。やがて堀や水路は姿を消し、明治時代の煉瓦街計画では防災や景観のために柳の木が植えられた。柳並木は文明開化の象徴にもなったが、東京大空襲でほとんどが失われてしまった。その後、市民や商店街の強い希望から銀座の柳は昭和30年に再植樹され復活、いまに至っている。

日本料理「銀座がゆう」の名は「雅(みやび)」「遊(あそび)」から。雅な四季を五感で楽しみ、遊び心のある日本料理はうつわも「輝きのある美」を追求。各個室の名も客室同様に木や草花に由来

そこで「ふふ 東京 銀座」はシンボルマークに「水の記憶」、「柳の樹」、「光とブランドの街」をデザインしたのだ。ブランドカラーにはFUFUブラック、江戸紫、柳みどり、檜皮ひわだ色の4色を選び、銀座らしさをこれらの色を用いて丁寧に表現している。

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全ての客室にある“温泉”と“庭”
熱海の天然温泉を銀座で楽しむ贅沢

「エグゼクティブラグジュアリーコーナースイート」(約115㎡)の天然温泉の風呂。銀座を見渡しながら楽しむ温泉は格別。壁には本物の銀座の柳を埋め込み焼いたタイルを使用

客室数は全34室。すべての客室がゆったりと贅沢につくられ、ダイニングスペースをしつらえて部屋食のできる客室があるなど、それぞれ異なるデザインが施されている。「ふふ」の熱心なファンである“ふふラバーズ”にとっては言うまでもないが、日本全国に展開されるいずれの「ふふ」の“一室とて同じ空間はない”という定義がここ銀座でも貫かれた。

さらに、「ふふ 東京 銀座」では、すべての客室で天然温泉が楽しめるのだ。宿で“優しく包み込む 熱海の温泉”と表現しているように、この温泉は「ふふ」の原点でもある熱海から毎日運んでいる。つまり、世界の一流ブランドが軒を連ねる銀座中央通りの天空で、ゆったりと客室内の温泉に浸かり、癒される滞在がかなうということだ。

「エグゼクティブラグジュアリーコーナースイート」(約115㎡)の寝室

客室での贅沢は温泉だけにとどまらない。高層階でありながら銀座を体感できるようにと、各部屋のテラスには植栽が楽しめる“庭”が設けられ、そこで過ごすことができる。「東京では各部屋に花木の名をつけており、庭に植栽された木々の中に、部屋名となった木が植えられています」と関係者の言葉。そんな粋な計らいに、銀座の柳の木のように育ってほしい思いがする。

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「エグゼクティブラグジュアリーコーナースイート」(約115㎡)のテラスには庭がつくられ緑に包まれた大きなデイベッドは快適そのもの。「紅枝垂」という客室名の花木も植樹されている。デイベッドは春夏秋のシエスタや読書、おしゃべりなどに。この客室ではルームダイニングが可能なダイニングテーブルが備わる
商談やイベントの場としても。最上位の「ふふラグジュアリープレミアムスイート」(2部屋コネクティングタイプ・322㎡)は2部屋をつなげて大広間のようにも利用可能

 

銀座を味わう
夕食、寿司処をご紹介!

 
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ふふ 東京 銀座
01|日本の粋を集めた贅沢空間(客室・温泉)
02|銀座を味わう、洗練された日本料理(夕食・寿司処)

text: Kyoko Sekine photo: Hiroshi Abe
2026年1月号「世界を魅了するローカルな酒」

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