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《ふふ 東京 銀座》
銀座を味わう、洗練された日本料理。
|ホテルジャーナリスト・せきねきょうこの宿泊記

2025.12.26 PR
《ふふ 東京 銀座》<br>銀座を味わう、洗練された日本料理。<br><small>|ホテルジャーナリスト・せきねきょうこの宿泊記</small>

全国に展開するスモールラグジュアリーブランド「ふふ」が、銀座一丁目に「ふふ 東京 銀座」を開業。“ふふラバーズ”の一人として、ホテルジャーナリスト・せきねきょうこがいち早く訪れた。今回は、客室をはじめ、温泉、レストラン(食事)を宿泊記としてご紹介!後編では、滞在中に楽しめる食事やホテル内にある鮨処の魅力にせまる。

文=せきねきょうこ
ホテルジャーナリスト。フランス・ アンジェでの大学生活後、スイスの山岳リゾート地で観光案内所勤務中にホテル暮らし。フランス語通訳を経て1994年から現職。連載・著書多数。
http://www.kyokosekine.com/

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日本全国の旬を洗練された日本料理で

宿泊時の夕食のお造り
造り
本マグロの中トロと赤身、甘さの際立つ牡丹海老、炙り金目、子持ち昆布のホワイトセロリ蒸し、大徳寺納豆、白ポン酢、高級食材・ホヤとこのわたの塩辛・莫久来(バクライ)醤油添え

「ふふ」の食事は夕食の日本料理も、和の朝食も“地を味わう”というコンセプトが貫かれ、そのこだわりと完成度の高さに、どの「ふふ」でも毎回驚かされる。全国各地から揃える上質な食材に加え、その地域の珍しい食材や伝統食が独自の技法で創意工夫され、「ふふ」ならではの世界観を提供。釜炊きご飯や旨みの出汁など基本に手を抜かない。またうつわにも妥協のない美意識が感じられ、食事の時がいつも楽しみでならない。

宿泊時の夕食の先付と前菜
(右)先付
北海ずわい蟹、湯葉の西京漬け(安曇野わさび漬け)、味の濃い長崎の赤雲丹、蟹酢ジュレ添え。小さなうつわにぎっしりと詰まった海の幸と高級食材はさっぱりと。献立の最初を飾る感動の逸品

(左)前菜
雅な漆の膳に旬の味覚が揃う前菜の盛り合わせ。つぶ貝ミルク浸し、牛蒡、法蓮草栗茶巾、フォアグラスープ蒸し、海苔で包む〆鯖鮨、柿と木の実の白和え、鴨もろみ漬け、桜海老春巻き
宿泊時の夕食の強肴と椀物
(右)強肴
鮑とすっぽん鍋。柔らかな食感のアワビ、すっぽん入りの白玉、白舞茸、椎茸、芹、クコの実。すっぽん出汁が利いた、旨みたっぷりだがあっさりといただける鍋だ

(左)椀物
蛤の酒蒸し。松茸、ハマグリ、胡桃豆腐、菊菜の香りと鰹出汁の利いた絶品の吸い物。香り高い松茸、豆腐は香り豊かで滑らかな胡桃豆腐。季節を凝縮して味わえるひと品
宿泊時の夕食の御飯と水菓子
(右)御飯
穴子の天婦羅釜炊き御飯。ほど芋(アピオスというマメ科で高栄養の小芋)、大葉紫蘇、あおさ添え。最後のひと口にはミョウガ、ショウガを加えてお茶漬けでいただく楽しみも

(左)水菓子
洋梨のコンポート。林檎のアイス、苺、練乳ババロア、炭酸ジュレ、スダチ。フルーツとババロアの優しい甘みに、さっぱりと香り立つスダチが和のデザートらしさを際立たせる
食事時に愉しめる銘酒
日本はもとより、 世界中の銘酒を用意
(右から)シャンパーニュの「BARONS DE ROTHSCHILD コンコルディア・ブリュット」2万3000円、 山梨県「98wines」による「ふふ」限定仕様の白ワイン「NOGI」1万4500円、 濾過を最小限に抑えた生原酒「新政 No.6 S-type」4万2000円、 山口県の日本酒「東洋美人 志荘(こころざしそう)」6万5000円、 宮崎県の大甕で仕込んだ芋焼酎「京屋酒造 甕雫」1万3000円(いずれも1本の価格)

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銀座を味わう。
感性と技と心意気が一流のこだわりを生む

ふふ東京 銀座内にある「鮨 ぎんが」の様子
隠れ家のような空間で江戸前鮨を堪能
地下1階には「鮨 ぎんが(銀座 輝き)」という鮨処が誕生。銀座の洗練と日本の美意識“雅”を映し出す。7.3mという檜の1枚板カウンターが凛と備わる店内で、職人が丁寧に仕上げる。日本随一の魚市場を誇る豊洲と築地場外の2大市場は目と鼻の先。「ふふ」の精神「四季を味わう」、「旬を慈しむ心」も踏襲

特に東京には鮨店も登場。熱海の「の月」に続き、「ふふ」2カ所目は江戸前鮨の店だ。百戦錬磨の鮨職人が競い合う激戦区・銀座において、世界の食となった“鮨”には、どれほどの職人技や審美眼が求められるのか。海外の滞在客も外来からの鮨愛好家もこの秘密めいた鮨店に通い、いずれ席が足りなくなりそうな予感がする。

ふふ東京 銀座内にある「鮨 ぎんが」の寿司・マグロとカワハギ
(右)鮨の王道・マグロ。圧倒的な人気でマグロなくして握り鮨はない。マグロの赤身の表面に包丁を入れ食感のよさを強調
(左)カワハギの鮨には肝をのせる「肝のせ」で。淡泊で弾力のある身に濃厚でクリーミーな肝が合う。旬は肝が大きくなる秋から冬
ふふ東京 銀座内にある「鮨 ぎんが」の寿司・サンマと金目鯛
(左)サンマの握りには薬味のネギとショウガをのせて。新鮮な生サンマは脂の甘みが魅力で、赤酢を使った鮨飯によく合う
(右)高級魚である金目鯛の握り鮨。脂がのって甘みのある金目鯛にはピリ辛のおろしポン酢をのせてさっぱりと。旬は二度、冬と初夏

隠れ家の贅沢。
銀座の眺望と足湯とフリーフロー

屋上のルーフトップラウンジ「ゆそら」(7:00〜23:00)につくられた足湯は、庭の四季折々の樹木に包まれる4つの足湯席を含め7つの席で楽しめる。熱海の天然温泉にゆったりと足をつけ、音楽とともに、銀座の街並みを一望。ドリンク片手に“日常からのエスケープ”がかなう

こうして時を刻みはじめた「ふふ 東京 銀座」。滞在の終わり、「ふふ」の関係者が感慨深く言葉を紡いだ。「これまで地方でつくり上げてきたすべてを結集し、東京で開花させた感じです。『ふふ 東京 銀座』を基点に日本の魅力をより海外にも広めたい」と。    

そして年が明けて2026年春、「ふふ 城ヶ島 海風のしらべ」が開業予定だ。潮風に包まれる全客室には、海を見晴らす天然温泉が備わると聞けば、待ち遠しいばかりである。

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ルーフトップラウンジ「ゆそら」では、ソフトドリンクのほかアルコールもフリーフロー(16:00~20:00)で楽しめる

 


≫公式サイトはこちら

 

ふふ 東京 銀座
住所|東京都中央区銀座1-7-10ヒューリック銀座ビル
Tel|0570-0117-22
客室数|34室
料金|1泊2食付16万1000円〜(2名分、税・サ込)
カード|AMEX、DINERS、Master、VISAほか
IN|15:00 OUT|11:00
夕食|日本料理(レストランまたは一部の客室では部屋食) 朝食|和食(レストランまたは一部の客室では部屋食)
アクセス|電車/東京メトロ銀座一丁目駅6番出口(直結)
施設|レストラン、ルーフトップラウンジ

ふふ 東京 銀座
01|日本の粋を集めた贅沢空間(客室・温泉)
02|銀座を味わう、洗練された日本料理(夕食・寿司処)

text: Kyoko Sekine photo: Hiroshi Abe
2026年1月号「世界を魅了するローカルな酒」

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