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EXILE橘ケンチが《星野リゾート 青森屋》へ
前編|青森文化と地酒尽くしの滞在

2023.12.26 PR
EXILE橘ケンチが《星野リゾート 青森屋》へ<br>前編|青森文化と地酒尽くしの滞在

江戸時代から酒造り集団・南部杜氏が息づく青森は日本酒の銘醸地で、名湯地でもある。今回、EXILE橘ケンチさんが趣の異なる名宿をめぐり、温泉と美酒を楽しむ旅へ出た。
まず訪れたのは、青森県三沢市の「星野リゾート 青森屋」。「のれそれ(青森の方言で目いっぱい)青森〜ひとものがたり〜」をコンセプトに、地域の魅力が凝縮した〝滞在型テーマパーク〟とは?

EXILE 橘ケンチ(たちばなけんち)
EXILEのパフォーマーで、EXILE THE SECONDのリーダー兼パフォーマー。『EXILE THE SECONDLIVE TOUR 2023〜Twilight Cinema〜』のLIVE DVD/Blu-rayが絶賛発売中。Discover Japanで日本酒の連載も担当。

「青森の食文化はお酒好きにはたまりません」

ロビーに隣接したノスタルジックな「囲炉裏ラウンジ」で寛ぐケンチさん。ここでは無料のドリンクや伝統工芸品をつくるアクティビティなども楽しめる

風光明媚な大自然が広がる青森は、「ねぶた祭り」に代表される祭り、そして東北を代表する銘酒処として名高い。その文化をまるごと満喫できるのが「星野リゾート 青森屋」だ。

約22万坪の敷地に建つ温泉旅館を訪れ、木の温もりを感じるロビーでのチェックインから安らぎの滞在がはじまる。今回、ケンチさんが羽を休める客室は、「あずまし 半露天風呂付」。南部地方の伝統的な工芸品がしつらえられたモダンな和の空間に足を踏み入れ、ケンチさんが目を細める。
「温もりに包まれるような上質な空間がすてきです。はじめておじゃましましたが、なんだか懐かしく感じます」

客室は全6タイプ。写真は、贅沢な「あずまし 半露天風呂付」(53.4㎡〜、定員2〜3名)。青森の県木であるヒバをふんだんに使用した浴室は、木の温もりと肌触りが極上の湯浴みへと導いてくれる

ひと息ついた後、広大な敷地を散策すると、自然が広がる中に公園や静謐が漂う池、牧場が見えてくる。古民家の並ぶ小道をゆったりめぐる馬車を眺めていると、かつて馬と密接に暮らしてきた青森の原風景が想起され、忙しい日々を忘れさせてくれる。

陽が落ちる前、早めの夕食に敷地内の「南部曲屋」を訪れた。囲炉裏の残る古民家は、家族の一員として馬が大切にされてきた南部地方の文化を感じる趣がたゆたっている。筋子やタラコなど7種類の魚卵、ナマコやウニなど8種類の珍味を使った海の幸15品の小鉢が彩る「七子八珍盛り」や八戸の伝統料理「いちご煮」、黒ニンニクや季節野菜を添えた旨みあふれる牛肉と野菜の焼物など、郷土料理の会席と地酒のペアリングにケンチさんが舌鼓を打つ。

「地元食材の肴とともに美酒を堪能する食体験は、お酒好きにはたまりません。青森の食文化の魅力を感じます」

食事を楽しんだ後、旅館の1階に広がる「じゃわめぐ広場」を訪れた。ショー会場「みちのく祭りや」では、一年中ねぶた祭りが体感できる。

客室には八幡馬や南部裂織、八戸焼など青森の伝統工芸品がちりばめられいる
「あずまし 半露天風呂付」の浴室には、ヒバ特有の爽やかな香りが漂っている

昼は雪景色の観光列車で、
夜は古民家で青森ペアリング

銀世界の美景を眺めながら、冬の味覚をふんだんに使用した“あて(あで)”と地酒を味わえる「酒のあで雪見列車」は、冬に人気のプログラム。造り、寿司のほか、胃袋のぬた和えなど稀少部位を盛り込んだ多彩なお重と銘酒のペアリングをぜひ。

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365日ねぶた祭りが楽しめる!?
 
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酒のあで雪見列車
開催日|2024年1月20日、21日、27日、28日、2月3日、4日、10日、11日
時間|11:30〜13:15
料金|大人1万円、子ども(4〜11歳)8500円
※「酒のあで雪見列車」、「南部曲屋」の提供内容は、仕入れ状況により変更の可能性があります。

EXILE橘ケンチ×星野リゾート 青森屋

 前編|青森文化と地酒尽くしの滞在

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EXILE橘ケンチ×星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル

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text: Ryosuke Fujitani photo: Norihito Suzuki
2024年1月号「ニッポンの酒最前線」

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