TRADITION

特別展「体感!日本の伝統芸能」
5つのユネスコ無形文化遺産が集結

2022.1.31
特別展「体感!日本の伝統芸能」<br><small>5つのユネスコ無形文化遺産が集結</small>
展覧会で紹介される5つの伝統芸能ー歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊ー

ユネスコ無形文化遺産に登録されている日本の5つの伝統芸能。歌舞伎、文楽、能楽、雅楽、組踊のすべてを見たことがある人は少ないのではないだろうか? これらが集まる史上初の展覧会が東京国立博物館・表慶館で開催中だ。

臨場感あふれる舞台空間を体感!

歌舞伎『金門五山桐』南禅寺山門の場
石川五右衛門(中村芝翫〔当時橋之助〕)

※写真は展示のイメージ

今回の特別展では、ユネスコ無形文化遺産に登録された日本の伝統芸能である歌舞伎、文楽、能楽、雅楽、組踊を一堂に集め、それぞれの芸能が持つ固有の美とそれを支える「わざ」を紹介。

展示室内には原寸大に近い大きさで再現された歌舞伎、文楽、能楽、雅楽、組踊の舞台が配置され、実際に舞台に上がって実演家の視線で伝統芸能ならではの舞台空間を体感することが可能だ。

文楽のかしら 文七
国立劇場蔵

ほかにも、実際の公演で使用される衣裳や小道具、楽器等も数多く展示。普段は目にすることのない意匠の細部までを間近に見ることができる。

<展示構成>
歌舞伎
舞台『金門五山桐』、錦絵、衣裳、楽器、小道具等

文楽
舞台『義経千本桜』、見台、三味線、文楽人形、衣裳、小道具、舞台写真等

能楽
舞台『岩船』、能面・狂言面、能装束・狂言装束、小道具・楽器 等

組踊
舞台『銘苅子』、紅型幕、紅型衣裳、三線、小道具等

雅楽
舞台『還城楽』、襲装束、蛮絵装束、裲襠装束、児舞装束、鼉 太鼓等

能装束 紅白段雲龍模様厚板
国立能楽堂蔵
雅楽『還城楽』
※写真は展示のイメージ

ユネスコ無形文化遺産 特別展
体感!日本の伝統芸能
―歌舞伎·文楽·能楽·雅楽·組踊の世界―

会期|~3月13日(日)
※会期中一部展示替えあり
会場|東京国立博物館 表慶館
住所|東京都台東区上野公園13-9
時間|9:30~17:00
休館日|月曜 
料金|一般1500円、大学生1000円、高校生600円
※事前予約(日時指定券)推奨
Tel|050-5541-8600(ハローダイヤル)
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/dentou2022/

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