陶芸家《沼田智也》のうつわ
ユニークな絵付けに注目!
|渋谷パルコ「沼田智也・前嶋洋明 二人展」
古典的な文様に、タコやUFO、妖怪などのモチーフを織り交ぜる陶芸家・沼田智也さん。のびやかな筆致と遊び心あふれる絵付けが、日々の食卓を楽しく彩る。2026年10月17日(土)~25日(日)、渋谷PARCOのDiscover Japan Lab.で開催される「沼田智也・前嶋洋明 二人展」を開催。沼田さんの独自の世界観が息づくうつわの魅力を紐解く。
※個展初日の入店について、一部時間帯に整理券が必要です。詳細は公式Instagram(@discoverjapan_lab)、または公式オンラインショップをご確認ください。

沼田智也(ぬまた・ともや)
1979年、茨城県高萩市生まれ。嵯峨美術短期大学専攻科日本画コース卒業。デザイン会社勤務を経て陶芸家・田中いさお氏に師事し、愛知県立窯業高等技術専門校を卒業。帰郷し作陶に励む。
いまの気分を柔軟に取り入れる

日本画を学び、デザイン会社勤務を経験してから陶芸の道に進んだ沼田さん。異色の経歴に似て、作品も闊達なセンスにあふれている。工房を構えた当初は古典文様の染付けを手掛けていたが、やがて独自の世界観が光る絵付けをスタート。インスピレーションの源になっているのは、幼い頃から親しんできた故郷の海や山といった自然、そして好きなサブカルチャーだ。流麗な文様と並んで、巨大なタコやUFO、妖怪がさらりと描かれる。
「なんとなく『こんな絵付けをするのかな』と思いながらろくろを挽いていても、考えは途中で変わるし、変わるものだと思っています。そのときのグルーヴのような、勢いで描いていくのが僕のスタイル」。ただし、軸足はあくまで生活の道具としてのうつわ。作家の遊び心が、食卓を楽しく彩ってくれそうだ。
笑顔を誘う、愛嬌たっぷりの絵付け

沼田さんにとってうつわはキャンバス。下絵なしのフリーハンドで直感に導かれるまま絵付けを施す。
「お客さんに『どんな料理が合いますか』とよく聞かれますが、用途を絞り込まず自由に料理をどんどん盛ってもらえたら」
作品ラインアップ

河童文小板皿
「最近、妖怪づいている」という沼田さん。骨董店で見つけた木型に発想を得て、押し型を制作。型押しした上に呉須を施し、立体感と濃淡を出した。使いやすい銘々皿サイズ。

蛸文6寸皿
大海原に浮かぶのは、いくつもの島影と巨大なタコ。「趣味で海に潜ってモリでタコを突いていたこともあり、描くことが多いモチーフですね」。よく見ると空にはUFOの姿も!
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公式オンラインショップ
沼田智也・前嶋洋明 二人展
会期|2026年10月17日(土)~25日(日)
会場|Discover Japan Lab.
住所|東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 1F
Tel|03-6455-2380
営業時間|11:00~21:00
定休日|不定休
※詳細は公式Instagram(@discoverjapan_lab)にてご確認ください。
※サイズ・重量は掲載商品の実寸です。同じシリーズでも個体差があります。
※Discover Japan公式オンラインショップでは、本展の一部作品を2026年9月15日(火) 20時より順次販売予定です。(店頭の販売状況により日程・内容が変更になる場合があります)
text: Aya Honjo photo: Shiho Akiyama
2026年11月号「日本のはじまりを知る旅へ」


































