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渋谷パルコ《沼田智也・前嶋洋明 二人展》
ガラス×絵付けのコラボ!
作家二人の空気感を映し出す

2026.10.14
<small>渋谷パルコ《沼田智也・前嶋洋明 二人展》</small><br>ガラス×絵付けのコラボ!<br>作家二人の空気感を映し出す

Discover Japan Lab.では、2026年10月17日(土)~25日(日)にかけて「沼田智也・前嶋洋明 二人展」を開催する。公私ともに交流を続ける二人の作家による、満を持しての二人展だ。自由なセッションから生み出される一期一会のコラボ作品をはじめ、それぞれが手掛ける表情豊かなうつわとじっくりと向き合えるチャンスだ。

※個展初日の入店について、一部時間帯に整理券が必要です。詳細は公式Instagram(@discoverjapan_lab)、または公式オンラインショップをご確認ください。

沼田智也(ぬまた・ともや)
1979年、茨城県高萩市生まれ。嵯峨美術短期大学専攻科日本画コース卒業。デザイン会社勤務を経て陶芸家・田中いさお氏に師事し、愛知県立窯業高等技術専門校を卒業。帰郷し作陶に励む。

前嶋洋明(まえじま・ひろあき)
1982年、茨城県ひたちなか市生まれ。「ガラス工房神魂」のスタッフとして勤務するかたわら、個人制作活動「Noraglass」を開始。2021年、笠間市で「前嶋硝子器製作所」として独立。

コラボレーションならではの化学反応を愉しむ

前嶋さんが吹いてつくる有機的な美しさのガラスに、沼田さんによるのびやかな絵付けが映える。ガラスと陶磁器、単体では表現できない、コラボならではのおもしろさにぜひ注目を

地元の酒瓶を再生し、揺らぎのある温かな表情を引き出すガラス作家・前嶋洋明さん。古典的な文様に遊び心を加えた、ユニークな作風で知られる陶芸家・沼田智也さん。ともに茨城県を創作の拠点としていることや、作家活動をはじめた時期も近いことから意気投合し、交流がはじまったという。最近では前嶋さんの作品に沼田さんが絵付けを施すコラボレーションも実現し、二人展を開く機運が自然と高まった。

「もともとは僕自身がガラスに絵付けをしてみたいと思って。道具も揃えて、沼田さんに教わることになったんです」と前嶋さん。「前嶋くんが描きはじめるのを見ているうちに『俺もできそうやし、やりたいわ』という感じで(笑)」、沼田さんも筆を執り、アドリブ的に合作が生まれることに。

ガラスに躍る、色彩豊かな絵付け
前嶋さん宅に沼田さんが泊まり、酒を酌み交わしながら創作談義をする中で、「ガラスに絵付けしたい」という話が出てきたという。ざっくばらんな交流が、思いかけずコラボレーションへと発展した。絵付けはガラス用の特殊な絵の具を使い、焼成することで定着。沼田さんらしい生き生きとした筆致と色使いが冴える

ガラスへの絵付けは、陶器の上絵付けと比べて描き心地自体はあまり変わらないと沼田さんは話す。

「実際に制作して一番強く思ったところは、ガラスは陶器と違ってクリアだから、描いた向こう側まで見える。背景も含めて意識してつくったほうがおもしろいなという気づきがありましたね」

もともと前嶋さんは、ラインアップを増やしていくというより、決まったかたちを継続してつくるスタイル。沼田さんの具体的な提案を受け、自身も楽しみながら新しいアイテムを制作している。

「僕は普段『型吹き』で分厚く吹いてつくるのですが、今回出品しているミモザのコップに関しては型を使わない『宙吹き』で成形して、なるべく薄く仕上げています。絵付けをしたときに絵の具の見え方がきれいなんじゃないかと思って」と前嶋さんが言えば、沼田さんは「仲がいいので、次はあれをもっと多くつくってほしいとか、皿もほしいとか、わがままを聞いてもらっています」と笑う。

二人が手掛ける作品も一堂に。素材は違えど、ともに日用のうつわをテーマにしているため、テーブルに並べた光景がイメージしやすい。暮らしに取り入れたくなる一品ときっと出合える

一方で、前嶋さんの既存の作品から「これに描いてみてよ」とお題が出される場合も。ガラスという異素材と向き合って刺激を受けつつ、気負うことなく瞬発力をもって絵付けに取り組んでいる。

化学反応のような偶発性が楽しいコラボ作のほか、個性豊かなそれぞれの作品も同じ空間に。異なる素材と世界観で展開されるクリエイションを堪能しよう。

有機的な佇まいを愉しむ
コラボ作品ラインアップ

価格|1万1000円 サイズ|φ60×H60㎜ 重量|149g

猫文硝子酒杯
型吹きでどっしりと厚めに仕上げられたロックグラス。愛らしい猫のモチーフは、とあるグループ展を機に取り組みはじめたもの。寝転がったポーズのほか、お座りバージョンも。

価格|1万1000円 サイズ|φ80×H78㎜ 重量|128g

ミモザ文硝子宙吹杯
宙吹きのガラスを生かした薄手のコップ。前嶋さんの工房に向かう道すがら、沼田さんが目にしたミモザが描かれている。透明なガラスを通してリースのように花々が重なる。

価格|1万2100円 サイズ|φ105×H50㎜ 重量|227g

ミモザ文硝子縁皿
デザートなどにぴったりな小ぶりのカップは、帽子を逆さにしたような独特のフォルム。前嶋さんから沼田さんに絵付けをリクエストし、リムを埋めるようにミモザが描かれた。

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それぞれの個性豊かな作品も登場!

 

架空の生物に食卓が和む、
「沼田智也」のうつわ

 
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洗練と温かさが共存する、
「前嶋洋明」のうつわ

 
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二人展作品がオンラインで買える!

公式オンラインショップ
 

沼田智也・前嶋洋明 二人展
会期|2026年10月17日(土)~25日(日)
会場|Discover Japan Lab.
住所|東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 1F
Tel|03-6455-2380
営業時間|11:00~21:00
定休日|不定休
※詳細は公式Instagram(@discoverjapan_lab)にてご確認ください。
※サイズ・重量は掲載商品の実寸です。同じシリーズでも個体差があります。
※Discover Japan公式オンラインショップでは、本展の一部作品を2026年9月15日(火) 20時より順次販売予定です。(店頭の販売状況により日程・内容が変更になる場合があります)

《沼田智也・前嶋洋明 二人展》
01|二人展で生まれる、ガラス×絵付けのコラボ作品
02|「沼田智也」絵付けのうつわ
03|「前嶋洋明」ガラスのうつわ

text: Aya Honjo photo: Shiho Akiyama
2026年11月号「日本のはじまりを知る旅へ」

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