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とやまの「ベニズワイガニ」
トップブランド「高志の紅ガニ」を有する
|冬の美食を求めて ぐるりとめぐる富山湾の旅

2022.1.15
とやまの「ベニズワイガニ」<br>トップブランド「高志の紅ガニ」を有する<br><small>|冬の美食を求めて ぐるりとめぐる富山湾の旅</small>

春夏秋冬、いつ訪れても新鮮な魚介が楽しめる富山湾。中でも「冬のベニズワイガニ」は肉厚な身の甘さと濃厚なミソが絶品だ。トップブランド「高志(こし)の紅(あか)ガニ」を有する、富山のベニズワイガニの魅力と現地で食べられる代表的な料理をお伝えする。

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漁場が近いから美味しいベニズワイガニ
富山のトップブランド「高志の紅ガニ」

ベニズワイガニは、水深800m以下の深海に住む。海底にエサを入れた籠を沈める、富山発祥の「かにかご漁法」で捕獲し、漁期はズワイガニよりもひと足早い9月1日からはじまる。

ゆでる前から甲羅と足が赤く、富山県では県産のベニズワイガニのうち、重さや甲羅の大きさなどが一定の規格を満たしたものを「高志(こし)の紅(あか)ガニ」と呼び、タグをつけてブランド化。富山湾は漁港から漁場が近いために鮮度がよく、肉厚な身の甘さと甲羅の中にあるミソの濃厚さで、ズワイガニに引けを取らない、富山ならではの美味しいカニとして人気を集めている。

富山のベニズワイガニは比較的安価で、旬の時期には、ゆでたカニがスーパーに並ぶほど地元ではポピュラーな食材。茶碗蒸しやカニグラタンも美味な一方、新鮮で質のよいものが手に入ったら、あまり手をかけずにシンプルな料理で味わいたいもの。

「食べたらわかる!“浜前”の美味しさ」
とやまの代表的なベニズワイガニ料理

〈教えてくれた方〉
割烹 かわぐち
川口 香さん

「割烹 かわぐち」は、富山湾の漁港の中でも「浜前漁港」と呼ばれるほど漁場が近い、射水市の新湊漁港そばにある。「鮮度のよいものを食べてほしい」と話す川口香さん。確かな目利きで競り落とした活カニを店内の大きな水槽に入れ、新鮮な状態で提供している。

カニ刺身

カニ本来の味を存分に楽しめるベニズワイガニの刺身は、冬に富山を訪問したら必ず食べておきたい。鮮度が高いからこそできる刺身で、甘みと旨みを心ゆくまで堪能できる。

ゆでガニ

ぷりぷりとした身と引き締まった厚みのある良質なベニズワイガニは、ボイルもおすすめ。ジューシーな身の食感と強い甘みで、口の中が幸せでいっぱいになること間違いなし。

焼きガニ

香ばしい香りと、ほっこりとした甘みが味わえる焼きベニズワイガニ。生やボイルとはひと味違う、凝縮されたカニの旨みや、ほくほくした食感も焼き料理ならではの魅力だ。

 


嫌われ者から幻の魚に
「ゲンゲ」

 
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text:Tomoko Honma(Let It Be) photo:Shinpei Fukazawa illustration:Romi Watanabe
2022年2月号「美味しい魚の基本」

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