鹿児島県産ボタニカルジン
《KOMASA GIN-桜島小みかん-》
柑橘の爽やかな香りが、あふれるほどに広がる
KOMASA GIN(コマサジン)桜島小みかんは、幅広い人々に飲みやすく、かつ、スピリッツの魅力を追求した新感覚のジン。口にした瞬間、ジンのドライな味わいと、みかんの濃厚で優しい香りが広がる飲み口に、きっと驚くはず。鹿児島県で130年以上にわたって焼酎をつくり続けてきた小正醸造が送り出す、鹿児島県産ボタニカルをメインに用いて作られた蒸留酒「KOMASA GIN-桜島小みかん-」とは……。
小正醸造
創業1883年の焼酎蔵。当時より地元の神社へ神酒を届ける造り酒屋であり、土地に根を張った酒づくりを続けてきた。地元の晩酌に長く愛され続ける「小鶴」を始めとする本格焼酎の製造はもちろん、初めて焼酎の樽貯蔵・熟成に挑んだのも小正醸造。熟成することでまろやかな味わいとなった「メローコヅル」は国内外で数々の賞を受賞し、蒸留酒の可能性を広げている。
桜島の大地で降灰にも負けず力強く育った
世界最小「桜島小みかん」を使ったジン。
周囲を海に囲まれた火山島で育つ桜島小みかん。1年を通じて灰が降る環境での栽培は、決して楽なものではない。灰を避け、ハウス栽培を行うが、細かな灰は隙間からも入る。果実に灰がつくと果皮がやけどをしてキズ物となるため、一つずつ丁寧にハケで払っている。収穫は11月中旬くらいからのおよそひと月のみ。地元でも市場には年末のひと月ほどしか出回らない、希少な果実だ。
桜島小みかん
直径/4~5cm程度、重さ/20~50g程度、味/果肉は柔らかく多汁。糖度8.5度以上、酸度1.0%以下、収穫/1本の木に2000個以上実をつけた例もあるほど、多くの実をつける。サイズを揃えるために丁寧な管理が不可欠、出荷時期/12月、歴史/江戸時代には栽培が行われており、島津家から幕府へも献上された。
明治以来、長い歴史の間に培ってきた、蒸留についての知識と技術を次の世代へと伝えながら、蓄積してきたノウハウがコマサジンの蒸留にも生きているそうだ。
「桜島小みかん」は、米焼酎をベースにジュニパーベリー、桜島小みかん、コリアンダーなど厳選したボタニカルを独自の配合比で浸漬、蒸留されている。主役となる「桜島小みかん」は、世界最小と言われる。このみかんは、火山灰土壌のため稲作に適さない桜島における重要作物となっている。果実の直径は4~5cm、重量は20~50gと非常に小ぶりなみかんだが、その存在感は絶大。
桜島小みかんを引き立てる
コマサジンの繊細なブレンド
甘いものに少量の塩を加えて甘みをさらに引き立てる、一般にもよく知られた“隠し味”のような存在が、実はコマサジンにもある。メインのボタニカルの香りと味をより引き立てるために、何をどれだけ加えるべきか。熟練の職人たちが五感をフル活用して、繊細なブレンドを行っている。
ジュニパーベリー
ジンに欠かすことのできないジュニパーベリーは、セイヨウネズというヒノキ科の針葉樹の果実。爽やかでぴりっとするジン独特の香りはこの果実によるもの。北緯30度以北のヨーロッパ、北アメリカ、アジアなどに広く分布する植物で、手に入りやすいため、その強い味と香りが、古くから酒づくりや料理に利用されている。
コリアンダー
桜島小みかんが持つ芳醇な甘さを引き立てるボタニカルが、コリアンダーの種。粉末はスパイスとして、成長した葉や茎はパクチーとして、さまざまな料理によく使われる香辛料。強い味と香りがあるこの種をほんの少量をブレンド。柑橘の甘みがトンッと舌の上に定着する、隠し味のような役割を果たしてくれる。
「KOMASA GIN -桜島小みかん-」
ジンのキリッとしたドライな味わいと、みかん特有の優しい柑橘香が広がる飲み口は、ほかにはない個性的な味わい。
価格|カートン無 3300円(税込)、カートン有 3520円(税込)
アルコール分|45%
容量|500ml
おいしい飲み方とレシピ
小みかん ジントニック
もぎたてのみかんを口に含んだような、フレッシュな柑橘の香りが広がる新感覚のジントニック。トニックウォーターのかすかな甘みが、みかんのかぐわしさを引き出す。よりドライな味が好きな方には、シンプルにソーダ水のみで割るジンリッキーもおすすめ。シーンを選ばず飲めるのも魅力。
材料
小みかんジン 30ml
トニックウォーター 60ml
炭酸水 60ml
吹上浜サンセット
コマサジンの蒸留所の近くにある、吹上浜の海に沈む美しい夕日をイメージしたカクテル。ジンにオレンジジュースを加えて柑橘の優しい甘みを強調し、アクセントにザクロの果汁を使った甘いシロップ。オレンジジュースの自然な甘さで飲みやすく、ジンをあまり飲んだことがないという方にもおすすめ。
材料
小みかんジン 30ml
オレンジジュース 60ml
グレナデンシロップ 10ml
そのほかにも、イチゴのかぐわしい香りが、ハーブと相まった甘くさわやかな苺ジンや、煎りたての茶葉の香りに包まれる、ほうじ茶ジンなども展開されている。
コサマジンはすっきりとした飲み心地で癖も少なく、あわせるものによって幅広いテイストを味わえる。自宅やアウトドアなど特別なシーンとも相性がいいので、ぜひ味わってみてはいかが。
KOMASA GIN /コマサジン
http://komasagin.com/