TRADITION

平安時代から受け継がれてきた花見。『卯月』の祭礼と行事
京都ツウになれる年中行事

2021.4.1
平安時代から受け継がれてきた花見。『卯月』の祭礼と行事<br><small>京都ツウになれる年中行事</small>
昭和記念公園の桜 photo by picture cells

本物の京都は暮らしの中にあり…綿々と受け継がれる文化や祭り、四季を映し、歴史を物語る伝統や風習。京都の日々の暮らしに息づく年中行事を知れば京都の素顔が見えてくる。今回は4月「卯月」です。

4月頃
「花見」

photo by picture cells

平安神宮の紅枝垂、哲学の道の染井吉野など、市内各所で桜が咲き誇る。また、平安時代以来の遊山としての花見も年中行事として受け継がれている。

4月第2日曜
「豊太閤花見行列」

豊太閤花見行列の様子。1598(慶長3)年に行われた醍醐の花見に倣って開催される
哲学の道の桜

平安時代以来、「花の醍醐」と称される桜の名所、醍醐寺で豊臣秀吉が盛大に開いた「醍醐の花見」に倣って開催される。桃山時代の装束をまとった行列が練り歩き、約1000本の桜が咲く境内を華やかに彩る。

開催日|2021年4月11日(日)13:00~15:00

醍醐寺
住所|京都市伏見区醍醐東大路町22
Tel|075-571-0002
http://www.daigoji.or.jp/

4月13日
「十三詣り」

13歳になった男女が虚空蔵菩薩にお参りし、福徳と智慧を授かる。平安時代、数え年で13歳になった清和天皇が嵐山の法輪寺で勅願法要を催したことに由来すると伝わる。

法輪寺へのお参り後、渡月橋を渡り切る前に振り返ると授かった智恵を失うとされる。

text: Miyu Narita illustration: Mariya Arai 編集協力=京都市文化財保護課 画像協力=planmake、京都旅屋
Discover Japan 2019年10月号「京都令和の古都を上ル下ル」

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