インテリア展『タテヤマスギとあたらしいオフィスのあり方展』を日本橋とやま館にて開催!
中嶋工芸社は2021年3月15日(月)~4月4日(日)まで、日本橋とやま館にて富山県産タテヤマスギ間伐材の周知と普及、利用促進を目的としたインテリア展『タテヤマスギとあたらしいオフィスのあり方展』を開催中。
富山市で木材家具やインテリア製造を営む中嶋工芸社は、注文者の依頼を120%のクオリティーで提供する事をモットーに日々制作。今回の展示では、富山の婦負森林組合とインテリアデザインを手掛けるタチイス株式会社の荻山氏との共同制作が実現した。
展示会開催の背景
日本の間伐材は現在、建築材に利用される他にも様々な利用方法がありますが、発電の燃料として燃やされる事もありCO2を排出してます。
中嶋工芸社は間伐材をより有効利用出来ないかと考え、荻山氏と協力しタチイスのシート部分やテーブル天板、照明や捨ててしまう先端部をコートハンガーに変えました。コロナ禍で急増した在宅ワーク。腰痛など多くの悩みを抱えている方が増えてきています。
タチイスは腰痛改善や脳の活性化などに有効とされる立ち姿勢の維持を目的とし、またタチイスに合わせたハイテーブル、照明やコートハンガーなどにより在宅ワーク環境をよりリラックスしたものに出来る。
コートハンガー
建材に利用することができず捨ててしまう杉の先端部。枝などを間引くことでコートハンガーに利用。このコートハンガーが一つあることで独特の世界観を作り出すことができる。
タチイス
「タチイス」は、その日本語の文字通り、「立って使う椅子」。「座る」というより、「寄りかかる」ための椅子と表現した方が想像しやすいかもしれません。背もたれと支柱が繋がったベースプレートに使用者が立つことで、自分の重みで自分自身を支えるという、極めてシンプルな構造。鉄の特性を活かした心地良いバウンスが、身体への負担を和らげます。
テーブル
High Stairs. 階段のような脚はタチイスを使用した時に足を置くために設計。機能性に遊び心を取り入れデザイン。
照明
間伐材を利用。間伐材の林を車で駆け抜けた時の太陽をイメージ。3層構造になったシェードが自然な光を作り出しています。
関係者からのコメント
中嶋工芸社 代表取締役 中嶋誠
この度の展示会は、富山の杉をもっと広く知っていただき有効利用するために、第一次産業である婦負森林組合さんや民間企業であるタチイス株式会社さんと共に、約2年ほど前から企画し、商品開発に試行錯誤を重ね実現されました。これをきっかけにこれからの林業のさらなる発展と環境保全、美化に繋がればと願います。
タチイス株式会社 代表取締役 荻山将也
中嶋さんとのご縁から毎月という程頻繁に富山へお打ち合わせに行かせていただいています。今回は間伐材を利用するプロジェクトに加えて頂き、ディスプレイやレイアウトを担当しました。杉独特の爽やかな香りや調湿効果、触れた時の柔らかさなど、会場で触れて体感してみてください。感染予防に心がけながら会場でお待ちしています。
インテリア展『タテヤマスギとあたらしいオフィスのあり方展』
開催期間|2021年3月15日(月)~4月4日(日)
場所|日本橋とやま館
住所|東京都中央区日本橋室町1-2-6 日本橋大栄ビル1F
開催時間|10:30~19:30 ※営業時間が変更になる場合があります。
入場|無料
https://toyamakan.jp
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