具だくさんのひと皿
「酒粕のクラムチャウダー」のレシピ
発酵研究/料理家・真藤舞衣子さんに教わる
白石麻衣さん ×うつわと発酵料理②
料理やうつわが好きで、国立科学博物館で開催中の特別展「和食」で音声ガイドナビゲーターも務める白石麻衣さんが、発酵研究/料理家の真藤舞衣子さんから、うつわや和食を愉しむヒントを、実際に体験しながら教わりました!
今回教わったのは、具だくさんのひと皿「酒粕のクラムチャウダー」。骨董のような佇まいの黒釉のうつわに市川孝さんの白れんげを。桐を焼いた墨黒な長角盆にのせるとごちそう感がアップ。
酒粕のクラムチャウダー
伝統食材の酒粕を調味料に加えた豆乳クラムチャウダー。酒と同じで個性が異なる酒粕を全国の酒蔵から取り寄せているという真藤さん。鉄分の多い笠間の土で作陶する小林耶摩人さんの黒釉七寸鉢は、深さや色合いともに具だくさんな汁ものに調和。
酒粕のクラムチャウダー
【材料(2人前)】
タマネギ 1/4個
ベーコン(塊) 30g
カブ 1個(葉も使う)
ジャガイモ 1個
アサリ 10個
水 400㎖
酒粕 大さじ2
豆乳 100㎖
オリーブオイル 大さじ1
塩・コショウ 適量
【つくり方】
①鍋にオリーブオイルを入れて熱し、1㎝角に切ったタマネギを入れしんなりするまで炒め、1㎝角に切ったベーコンを入れて炒め合わせる。
②①に水を400㎖入れ、1㎝角のジャガイモとカブを入れ、煮立ったらアサリを入れる。
③アサリの口が開いたら、酒粕と豆乳をよく混ぜ合わせたものと、カブの葉のみじん切りを入れ、煮立つ直前で火を止めて塩で味を調える。皿に盛りつけるときにコショウを好みで振る
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の一汁一菜レシピ
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text: Yukiko Mori photo: Kenta Yoshizawa
Discover Japan 2023年12月号「うつわと料理」