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酒の「ツマミ」になる
ジン/ビール/ワイン/日本酒…etc

いま注目の酒トピックス12選

2023.1.26
<small>酒の「ツマミ」になる<br>ジン/ビール/ワイン/日本酒…etc</small><br>いま注目の酒トピックス12選

編集部が「酒が飲みたくなる」いま注目の酒にまつわる最新トピックスをご紹介。日本の酒造り、ますます盛り上がっています!

遊びに行ける体験型酒蔵&蒸留所

1|クラフトジンを五感で楽しむ“美術館”

新潟県上越市で数十種類のハーブを原料としたクラフトジン「THE HERBALIST YASO」の製造販売を行う越後薬草。「ジンをアートとして体感してほしい」と、2022年10月に蒸留風景や現代アートを楽しめる「越後薬草蒸留所をオープンした。ペアリングラボではジンと料理のペアリングも味わえる。

蒸留所でも飲めるYASO GINの20 22年モデル

越後薬草蒸留所
住所|新潟県上越市小猿屋73
Tel|025-544-3050(代表)
工場見学&ペアリングラボ(1日10名限定)
見学可能時間|木〜月曜の18:30〜(冬季営業10〜4月)※所要時間2時間〜2時間30分
定休日|不定休(予約カレンダーで要確認)
料金|1万1550円〜(月ごとに異なる)
https://yaso80gin.jp/open_factory

2|平日限定日本酒造りで発酵文化を学ぶ

麦焼酎「いいちこ」でお馴染みの三和酒類が2022年5月、大分県宇佐市の旧本社跡地に開設した「辛島 虚空乃蔵」が人気を集めている。ここで地元食材を使った料理とともに、出来立てのクラフトビールや日本酒が味わえるほか、平日限定で酒づくりに触れて学べる酒蔵体験プログラムを実施。発酵文化を通じた交流拠点を目指している。

醸造場で造られる日本酒「和香牡丹 輪奏」

辛島 虚空乃蔵(からしま こくうのくら)
住所|大分県宇佐市辛島4-3
営業時間|10:00〜17:00
酒蔵見学開催時間|10:30〜11:00、14:30〜15:00
所要時間|30分
定員|1組5
名まで(中学生以上)
定休日|水曜(祝日の場合は営業)、お盆、12月30〜1月4日
料金|無料
www.sanwa-shurui.co.jp/factory/karashima

クラフトビールの旗手がウイスキーも

3|木内酒造、酒造り200年の挑戦。

左)日の丸ウイスキーシングルモルトニューポット、右)日の丸ウイスキーThe 1st Edition 

「常陸野ネストビール」など、1823年の創業時より独創的な酒造りを行ってきた木内酒造が、新たな試みとしてウイスキー造りに挑戦。「日の丸ウイスキー」と名づけられ、原料の一部には拠点である茨城県産の小麦などを使用。出荷初年度に「TWSC 2022」で金賞を受賞するなど、早くも高い評価を得ている。2023年には出荷量を増やせる予定とのこと。個性的な味わいを堪能してほしい。

日の丸ウイスキー 石岡 Tasting Room
住所|茨城県石岡市国府1-1892-3
Tel|080-7304-3215
営業時間|15:00〜21:00(L.O.20:30)
定休日|火・水曜
https://hinomaruwhisky.com/ishioka_tasting

酒好きなら立ち寄るべき道の駅&空港

4|あの人気ブルワリーのタップルームがOPEN

ホップ栽培から醸造まで一貫してビール造りを行ううちゅうブルーイングのタップルームが、 2022年9月、山梨県北杜市「道の駅 こぶちざわ」内にオープンした。タップルーム限定ビールに加え、常時10種類がラインアップ。近未来的な空間で、カンパーニュやチーズケーキといったこだわりの軽食、缶ビールの販売なども行っている。

タップルーム限定ビールMUTANTとAURORA Raspberry+Banana

うちゅうブルーイング タップルーム
住所|山梨県北杜市小淵沢町2968-1
営業時間|金〜日曜13:00〜20:00
定休日|月〜木曜 ※営業時間などは公式Instagramを確認
www.instagram.com/uchubrewing.japan

5|国内初空港内のクラフトビール醸造所

那覇空港を利用する際、ぜひ立ち寄りたい新スポットが、醸造所併設のレストラン「ヘリオス那覇エアポートブルワリー」だ。運営は沖縄で初のクラフトビールの製造を開始したヘリオス酒造。ガラス越しに醸造風景が見られ、沖縄県産素材を用いた料理とともに、出来たてのビールが味わえる。

ヘリオス那覇エアポートブルワリー
住所|沖縄県那覇市字鏡水150那覇空港ターミナルビル国際線エリア4F(4-20)
営業時間|11:00〜20:00(L.O.19:00)
定休日|不定休 ※詳細は公式Instagramを確認
www.instagram.com/helios_syuzo

土地に根ざした新たな酒プロジェクト進行中!

6|農家を“まるごと”ワインに!?

“ワイン王国”として知られる山梨県の13のブドウ農家と醸造家・鷹野ひろ子さんにより、「7c|seven cedars winery」が始動。富士河口湖町にあるワイナリーでは、ブドウ栽培者に光を当てたワイン造りを行っていく。今後は隣接する場所に、ワインショップや宿泊施設も併設予定だ。

7c|seven cedars winery(セブンシダーズワイナリー)
住所|山梨県南都留郡富士河口湖町河口513-5
営業時間|9:00〜16:00(ワイナリー前テラスのみ開放)※現在、販売や見学の受け入れはなし
www.instagram.com/7cwinery

7|ハタチの蔵人が造る佐渡島の酒

2022年に20歳を迎えた5人のメンバーがはじめた「ハタチのSAKEPROJECT」。新潟県佐渡島にある尾畑酒造「学校蔵」で仕込んだ日本酒を商品化。日本酒を通じ、若者に「出会い」と「居場所」をつくり、日本酒文化をつなげることを目的に、多彩な活動を行っている。

学校蔵(尾畑酒造)
住所|新潟県佐渡市西三川1871
Tel|090-4327-3614
営業時間|11:00~16:00
定休日|水~土曜(要事前確認)
www.obata-shuzo.com

ボーダーレス化が進む、蒸留酒の世界

8|究極の眠りに誘う焼酎リキュール

鹿児島県枕崎市の薩摩酒造の貯蔵庫に眠る、超長期貯蔵の本格焼酎をベースにしたリキュール「SLEEPYシリーズ」の第3弾「SLEEPY ELEPHANT」が2022年11月より数量限定で販売。コンセプトは「1日の終わりに心地よい眠りに誘う、癒しの酒」。本格米焼酎の原酒を加水なしでブレンド、まろやかな米の風味と樽熟成ならではのバニラ香漂う癒しのリキュールに仕上がっている。

SLEEPY ELEPHANT(スリーピー エレファント)
価格|8500円(720㎖) ※数量限定販売
アルコール度数|34%
問|薩摩酒造
Tel|0993-72-1231(代表)
www.satsuma.co.jp

9|ビールでもワインでもない新スピリッツ

「Far Yeast」や「馨和 KAGUA」など人気クラフトビールブランドを展開するファーイーストブルーイングが手掛ける、ビールと蒸留酒をクロスオーバーさせた蒸留酒ブランド「Off Trail-Azeotrope」。革新的な蒸留酒が揃い、多くのファンを獲得している。「ピノ・デ・ヤマナシ マスカットベーリーA」は、果実感たっぷりのフルーツリキュール。酒が苦手な方にも飲みやすい。

ピノ・デ・ヤマナシマスカットベーリーA
価格|3597円(500㎖)
アルコール度数|25%
問|Far Yeast Brewing
Tel|050-3135-3926(代表)
https://faryeast.com

10|ウイスキーにインスパイアされたジン

ニッカウヰスキーがこれまで培ったきた浸漬・蒸留の技術をもとに生み出した新感覚のジン。素材にはジュニパーベリーなど10種類以上のスパイス&ハーブと、ウイスキー造りで使用するヘビーピートモルトを浸漬させて蒸留したモルトスピリッツを使用している。ジンらしい爽やかさとモルトの厚みのある味わいを併せもち、ほどよいピートの余韻が心地よく続いていく。

ニッカ ジンスパイア
価格|1485円(700㎖)
アルコール度数|43%
問|アサヒビールお客様相談室
フリーダイヤル|0120-011-121
www.asahibeer.co.jp

11|ビール、ジンの次はクラフトラム!
国産ラム蒸溜所が増加中!?

戦後、千葉県南房総市で行われていたサトウキビ栽培を復活させ、ラム製造、熟成までワンストップで行う房総大井倉蒸溜所。2022年に設立し、初リリースとなるラムは「BOSO RHUM Prologue」。さまざまな原酒をブレンドした個性的なホワイトラムで、2023年春に3種類を正式リリース予定だ。

BOSO RHUM Prologue
アルコール度数|40%
問|房総大井倉蒸溜所
Mail|info@rhumboso.com
http://rhumboso.com

12|ワインのように味わう低アルコール日本酒
月の桂が神の使いとコラボ!?

八百万の神の使いをモチーフにしたアートプロジェクト「KAMIZU」と、京都の酒蔵・増田德兵衞商店による日本酒「神多呑」。アルコール度数は8%で、フレッシュな飲み口。ラベルにはKAMIZUのキャラクターが描かれる。

月の桂 × KAMIZUコラボレーション
日本酒「神多呑」
価格|1380円(500㎖)
アルコール度数|8%
問|増田德兵衞商店
フリーダイヤル|0120-333-632(9:00〜17:00)
https://tsukinokatsura.co.jp

text: Nao Ohmori
Discover Japan 2023年1月号「酒と肴のほろ酔い旅へ」

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