知っておきたい、国立公園の健康効果
|自然の香りや音、温泉がもたらす癒し
意外と知らない、自然がもたらす健康効果をご紹介。心身をリフレッシュしてくれる自然の力を知れば、次の旅は国立公園へ出かけたくなるはず。
01|森林浴の効果は科学的に証明済み!?

Ⓒ環境省
関西国際大学の研究では、ウイルスに感染した細胞やがん細胞を攻撃するNK細胞の活性が、都市部に比べて森林では8.2%高まった。また、森林を見ると副交感神経の働きが1.5倍に。森林がもつ癒し効果が証明された。
02|土や花はストレスを緩和する?

Ⓒ環境省
アメリカ・コロラド大学によると、土に生息する腐生性細菌には抗炎症・免疫調節、及びストレス耐性の性質があるという。また、農研機構の研究では、花を見ることで、ストレスホルモン値が21%減少することがわかった。
03|森の香りが及ぼす健康効果
森林総合研究所による研究の結果、木の香り成分のひとつである「α-ピネン」がリラックス効果に影響を与え、副交感神経の活動を46.8%上昇させることが明らかになった。公園内の森林で、大きく息を吸い込んでみて。
04|ネイチャーサウンドに癒される
自然界の音には、脳の最深部を活性化するとされる「ハイパーソニック・サウンド」が含まれ、それぞれに効能がある。鳥の声はストレスと苛立ちを軽減し、水の流れる音はポジティブな感情や健康によい影響を与えるという。
05|秘湯でウェルネス

Ⓒ環境省
日本温泉科学会によると、温泉には、温熱作用だけでなく、浮力や水圧、粘性抵抗、薬理作用などによる効果がある。水道水と比べて、免疫機能が15%、リフレッシュ機能が10%高まり、ストレスが12%減少するそうだ。
06|森林の中では怒りにくくなる!?
森林環境では、都市環境に比べて気分の改善が期待できる。林野庁の調査では、森林で過ごすとリラックスした状態となり、怒りの感情が軽減し、落ち込みや不安、疲労など、ネガティブな感情が軽減するという結果が出た。
07|国立公園で教育はいかが?

Ⓒ環境省
幼少期に自然と触れ合うほど自尊感情が高まる傾向がある。文部科学省によると、自然体験が多い子どもは、少ない子どもに比べて自己肯定感が21.2%高かった。外向性の向上も見られ、人間関係にもよい影響がありそうだ。
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text: Natsu Arai
2026年8月号「海へ 山へ」



































