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渋谷パルコで長門湯本温泉×湯道トークイベント《湯は、心に恩を刻む》が開催!

2024.10.3 PR
渋谷パルコで長門湯本温泉×湯道トークイベント《湯は、心に恩を刻む》が開催!

山口県最古である約600年の歴史をもつ温泉郷、長門湯本温泉。地域の若手によって再建されたモダンな立ち寄り湯「元湯 恩湯(おんとう)」が、放送作家・小山薫堂氏率いる湯道文化振興会にて、2023年度「湯道文化賞」を受賞。受賞を記念し、2024年10月18日(金)、東京・渋谷パルコにて、恩湯の取り組みやまちづくりについて語らう特別講演「湯は、心に恩を刻む」が開催される。

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入浴を日本文化へ昇華させる
「湯道文化賞」

「元湯 恩湯」に浸かる子どもたち

入浴は人を幸せにする。湯道はそんな「入浴」の精神と様式を突き詰めることで完成するあらたな「道」。放送作家・小山薫堂氏が提唱し、2015年から提唱をはじめた「湯道」は、感謝の念を抱く、慮る心を培う、自己を磨く、という3つの精神を核として、日本の入浴文化を世界に発信するとともに「湯道具」として様々な工芸品を使用することで国内の職人たちが持つ技や伝統を保護、継承していく事を目的としている。

そんな湯道文化振興会による「湯道文化賞」は、日本人が日常的に行う入浴行為を「文化」へと昇華させるため、入浴に関する文化的な取り組みに光を当てるアワード。放送作家・小山薫堂氏が代表理事を務める湯道文化振興会が2022年に創設した。第2回となる2023年に最高賞である「湯道文化賞」を受賞したのが長門湯本温泉の「恩湯」だ。

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「湯に感謝する」という精神

長門湯本温泉にある山口県最古の公衆浴場である恩湯。「神さま、仏さま、地域のさまざまな立場の方々と文脈を共有・協力して、湯を守ってきた」、「神さまから授かった湯という考え方を大切にしている」、「湯に感謝するという精神が湯道と近い、ありそうでなかった湯」という点が評価され受賞に至った。

湯道文化賞特別講演「湯は、心に恩を刻む」

2024年1月に福岡で行われた前回講演の様子

そんな恩湯の湯道文化賞受賞を記念した特別講演が、東京・渋谷パルコにて2024年10月18日(金)に開催される。登壇するのは、作家・柏井壽氏、湯道初代家元であり湯道文化振興会代表理事・小山薫堂氏、長門湯守株式会社共同代表・大谷和弘氏、長門湯本温泉まちエリアマネージャー・木村隼斗氏、陶芸家・16代 坂倉新兵衛氏、DiscoverJapan統括編集長・高橋俊宏の5名。

タイトルの「湯は、心に恩を刻む」は、登壇者でもある小山薫堂氏による雑誌連載『湯道百選』の中で、恩湯を表す言葉として表現したもの。講演では「湯道」の理念や、長門湯本温泉と恩湯の再生に向けた取り組みや魅力について語られる予定だ。

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イベント詳細・参加方法
 
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〈登壇者プロフィール〉

左)柏井壽(かしわい ひさし)
1952年京都市生まれ。1976年大阪歯科大学卒業。歯科医・作家。京都関連、食関連、旅関連のエッセイ、小説を多数執筆。著作は100冊を超える。代表作「鴨川食堂(小学館)」は二十数言語に翻訳され、フランスやスペインなど、海外でもベストセラーとなっている。

右)小山薫堂(こやま くんどう)

放送作家。脚本家。京都芸術大学副学長。京都の料亭「下鴨茶寮」主人。1964年熊本県生まれ。「料理の鉄人」「カノッサの屈辱」など斬新なテレビ番組を数多く企画。脚本を担当した映画「おくりびと」で第32回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、第81回米アカデミー賞外国語部門賞を獲得。執筆活動の他、地域・企業のプロジェクトアドバイザーなどを務める。熊本県のPRキャラクター「くまモン」の生みの親でもある。2015年より「入浴」を日本文化へと昇華させるべく「湯道」を提唱。2020年「一般社団法人湯道文化振興会」を創設。2023年には、企画・脚本を務めた映画『湯道』が公開された。

左)大谷和弘(おおたに かずひろ)
1979年山口県生まれ。名温泉地の旅館で実務経験を積み、2005年に家業の大谷山荘へ入社。2020年代表取締役社長に就任。2019年山口県温泉協会会長に就任。※22年退任以降、副会長就任。2018年、老朽化した恩湯の再建を担う長門湯守株式会社を設立し共同代表に就任。2023年長門湯本温泉旅館組合理事長に就任。

右)木村隼斗(きむら よしと)
1983年福岡県生まれ。2007年経済産業省入省。原子力被災者支援、自動車産業戦略、3Dプリンタ振興、サイバーセキュリティなどを担当。2015年から3年間、地方創生人材支援制度(シティマネージャー制度)により長門市役所に勤務、経済観光部長を務める。2020年、経済産業省を退職し、温泉街のエリアマネジメント組織である長門湯本温泉まち株式会社 エリアマネージャーに就任。

左)16代 坂倉新兵衛(さかくら しんべえ)
山口県長門市生まれの陶芸家。伝統工芸品の萩焼を作陶する。父は15代坂倉新兵衛。東京藝術大学・大学院を卒業後、2011年に帰郷し作陶に入る。2020年に初個展を開催以降、個展を重ね、2024年に16代坂倉新兵衛を襲名した。

右)高橋俊宏(たかはし としひろ)
岡山県生まれ。2008年に「日本の魅力、再発見」をテーマにした雑誌Discover Japanを創刊。編集長を務める。2018年11月に株式会社ディスカバー・ジャパンを設立し、代表取締役社長兼統括編集長を務める。メディアを軸に、イベントや場づくりのプロデュース、デジタル事業や海外展開など積極的に展開中。現在、長門市長門湯本温泉みらい振興評価委員、環境省グッドライフアワード実行委員、九州観光まちづくりアワード審査員などメディアを超えて活動中。

長門湯本温泉・湯道文化賞特別講演
「湯は、心に恩を刻む」

開催日|2024年10月18日(金)
時間|18:30〜20:00(18:00開場)
会場|渋谷PARCO 10F「ComMunE(コミューン)」
住所|東京都渋谷区宇田川町15-1
Mail|contact@yumotoonsen.com
主催|長門湯本温泉まち株式会社、萩焼深川窯振興協議会

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