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《東京農村クラブ》
食と農でつながる東京の新拠点

2022.5.16
《東京農村クラブ》<br><small>食と農でつながる東京の新拠点</small>

「農と食でつながる、わ!」がコンセプトのシェアオフィス。農業関係者や起業したい人が試作や検討をするためのテストキッチンとしても利用できるシェアキッチンを併設し、ここでは東京の食材を使った料理が楽しめるほか、東京の農・食に関する幅広い情報に触れることもでき、この分野で活躍する人たちと繋がることができるユニークなシェアオフィスだ。

農を味わうコミュニティ

東京の農業に関わる人たちが集まる多目的複合ビル「東京農村」は、地域と共生し、暮らしに寄り添いながら、「食」に関わる生産者の顔が見えるつながりを大切にしている。

コンセプトは、農と食でつながる、わ!東京の農の今を知り、学びあい、ワクワクな都市農業の“わ”をひろげる場。農と食を中心に様々な情報を発信し合いながら、都市農業の、わぁ!な体験をともにつくる。

農業デザイナー
南部良太(なんぶ・りょうた)
1984年宮崎県生まれ。子どもが生まれ国分寺に住み、周りに畑が 多いことから農に興味を持ち、農業デザイナーに。市とともに 「こくベジ」を立ち上げ、デザイン・企画・配達を担当。赤坂見附に ある「東京農村」のディレクション・デザインを担当。 一般社団法人 M.U.R.A.代表理事。NPO法人めぐるまち国分寺理事。

オフィスでは毎月第3水曜日に農と食に関するセミナーも開催している

4Fのシェアオフィス「Root office」は、農業や食に関わる仕事をしている人や、イベントを企画して新たなつながりをもちたい人、農や食に特化したビジネスをしている人やクリエイターなど多く集まる。

月に一回、農と食に関する勉強会、東京農サロンを開催。また、シェアオフィスメンバーとの交流会「ムラのヨリアイ」を開催。Facebookグループページ、「東京農サロンチャンネル」にて農と食を中心にさまざまな情報を発信している。

キッチンには室内菜園も併設

そのほかにもこの建物内には東京・神田生まれの自家製どぶろくと全国の銘酒50種、産地直送の新鮮な魚料理を楽しめる、大人のための酒場「酒肴ほたる」や、世界中から集めた100種類を超える本格ワインが飲み比べ放題の「nomuno」、屋内型菜園を併設したシェアキッチンなど東京の農業が体感できるコミュニティが揃っている。

東京農村クラブで仕事を通して、農業の楽しみを体験してみてはいかが。

東京農村クラブ
住所|東京都港区赤坂3-19-1 東京農村
Tel|03-5797-7625
時間|24時間
定休日|なし
Shared office data
料金|月1万1000円
ワークスペースの座席数|10席
設備|ロッカー、レストランほか
※シェアキッチンは外部の方でも利用可能で(1h4400円※税込)料理教室、交流会、動画・商品撮影などさまざまなシーンで利用できる。
http://tokyo-noson.com/

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