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作り⼿たちと会話を重ねることによって⽣まれた、Homeland/ホームランドの「使い勝⼿の良い、⻑く使いたいもの」

2021.2.2
作り⼿たちと会話を重ねることによって⽣まれた、Homeland/ホームランドの「使い勝⼿の良い、⻑く使いたいもの」

スピードの早い⽇本のものづくりの流れのなかで、技術を磨き続けてきた調理道具や⾷器の作り⼿たちと⽣み出す、「使い勝⼿の良い、⻑く使いたいもの」。⽣産地は⽇本全国に及び、滋賀県甲賀市、岐⾩県関市、愛媛県今治市、新潟県燕市・三条市など、さまざまな地⽅や地域の、素材を熟知している職⼈と直接対話を重ねながら、開発に取り組んできたキッチンツールプロジェクト「ホームランド(母国)」をスタート。今だからこそ本当に使いたいものはどんな道具だろう? と考え、季節の⾷材を丁寧に料理することや、⽇々のリズムを作り出してくれる「使い勝⼿の良い、⻑く使いたいもの」を紹介します。

メイドインジャパンの技術と素材

⽇本全国各地にいる“ものづくり”に従事する職⼈、⼯房、⼯場、製造業の皆さんの⼿元には、⻑年磨き続けられてきた技術があります。皆さん素材と作り⽅だけでなく、出来上がったものがどんな⾵に使われるのかも熟知する熟練の⽅々ばかり。そんな皆さんにHomelandから、改めて⼀緒にものづくりをしたいとリクエストさせてもらうところから、本プロジェクトは始まりました。

⽇本の技術は、川がある場所は貿易が盛んになると共に鋳物製造が発展したり、⼟が良い場所では焼きものが発展したり、その⼟地ごとの性質や⾵⼟を背景にものづくりが始まった歴史があります。⽇本列島がくれる豊かな⾃然素材は、そのバリエーションに驚かされます。⼀つひとつを紐解いていくと、その⼟地でその“もの”を作る理由が⾒えてきて、その⼟地ならではの⾊や形、質感などは必然的にもののデザインに繋がっていきます。職⼈さんと対話を繰り返しながら、軽量であることや収納のしやすさ、使い勝⼿の良さなどを考慮し、そこにしかない、ものの魅⼒を追求しています。

サステナビリティはつまり愛すること

ものに溢れているこの現代において、新たにものを⽣み出すことは、⼀体どんな意味があるのだろう? と⾃問しながらスタートした本プロジェクト。簡単でスピーディーで効率のことばかりを重視するのではなく、⻑年使い続けることができる「愛したいもの」を⽣み出すことが⽬的です。

キッチンで毎⽇使い続けていく道具は、⼿になじみ、慌ただしい⽇々の中で料理をする時間を、⼼強く、頼もしく⽀えてくれる存在なのです。また、⾷卓に場所を移せば、⼼豊かな⾷事の時間を彩ってくれる景⾊の⼀部になり、眺め続けたい存在でもあります。ものが持つ佇まいや、形や⾊は知らずのうちに私たちを魅了します。愛する道具を⼀つでも増やすことで、捨てない、無駄にしない、サステナビリティ(持続可能)なキッチンを実現して欲しいと思いを込めました。

※メンテナンスをしながら使い続けていけるような説明書、使い勝⼿のわかるワークショップやセミナー、道具を愛することができるレシピの展開などを予定しています。

信楽焼

⽇本六古窯の⼀つである信楽焼きは、鎌倉時代が始まりと⾔われます。信楽地域⼀帯は約400万年前に琵琶湖の底(古琵琶湖層)であったため、堆肥物を多く含んだ可塑性に優れた⼟の地層を持つことから、その⼟地柄を⽣かし、1300年の伝統的な技術を⼤切に守りながら、時代や消費者のニーズに合わせた多種多様な焼きものを世に送り出しています。信楽焼の最⼤の特徴は、⼟味感ある素朴なぬくもりの質感と⾊。温かみのある緋⾊(ひいろ)の発⾊や、⼟と炎が作り出す⾃然釉を⽣かした⾵合いなど、⻑く定番として扱われる商品が作られているのが特徴です。

⼟鍋(飴⾊・緋⾊)
良質な⼟と確かな技術をもつ職⼈が作り上げた信楽焼きの窯元「松庄」と「Homeland」がコラボレートした⾵合いのある、使い勝⼿の良い炊飯⼟鍋。通常の鍋の3倍以上の遠⾚外線効果があると⾔われる⽶炊き釜は、じっくりとお⽶の芯から加熱するので、お⽶本来の⽢みを引き出し、ふっくらとしたご飯が炊き上がります。

毎⽇使いたいという思いから、現代のライフスタイルに合わせて改良を重ね、中蓋と持ち⼿を取り、コンパクトなデザインが実現しました。省スペースで収納ができます。贈りものとしても最適。

オーバル⽫/丸⽫/マグカップ/飯碗
陶器の硬さと⾊合いは、粘⼟と釉薬の配合、窯の温度管理で決まります。⾃由な発想と繊細な感性で表現する世界に⼀つの陶⾷器を作り続ける窯元「菱三陶園」と「Homeland」がコラボレートした、唯⼀無⼆の⾵合いのある器。オーバル⽫とベーシックな丸⽫は3⾊展開。

鉄分を混ぜた釉薬に塩を⼊れて焼き上げる「緋⾊」、安定しにくい釉薬を⽤いることで⼀つとして同じ景⾊にならない「⽩」、富⼠⼭の灰に含まれる鉄粉をまぶして焼き上げた「斑点」。カトラリーをあてた時の使い⼼地も⼤切にしました。

今後のラインナップ

包丁(岐⾩県関市、新潟県)、銅製品、ステンレス製品(新潟県燕市)、⽊製品(岐⾩県)、キッチンリネン(愛媛県今治市)、まな板(⾼知県、岐⾩県)琺瑯製品、ほか

発売開始|2020年12⽉末より順次
販売⽅法|TIMELESS COMFORT取扱店舗ほか
オンラインショップ|https://store.world.co.jp/s/brand/timelesscomfort/
ホームページ|https://homelandnippon.com

TIMELESS COMFORT ⾃由が丘
住所|東京都⽬⿊区⾃由が丘2-9-11 1F
Tel|03-5701-5271

Flagship 212 KITCHEN STORE 六本⽊ミッドタウン
住所|東京都港区⾚坂9-7-4 D-0306 東京ミッドタウン3F
Tel|03-5413-7686

TIMELESS COMFORT 南堀江
住所⼤阪府⼤阪市⻄区南堀江1-19-26 1F
Tel|06-6533-8620


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