高原や森の自然に包まれる。
涼しい避暑地で愉しむ美術館3選
|この夏行きたいミュージアム
地球の壮大なスケールを体験する企画展から、極寒世界を楽しむ氷の空間、都市や高原、地下空間でのひんやり体験まで、知的好奇心を刺激しながら満喫する納涼ミュージアムを紹介!今回は、高原や山に佇む、避暑できる美術館を案内する。
01|ポーラ美術館
自然、建築、アート、すべてが見どころ
箱根の森に佇む美術館

画像提供=ポーラ美術館
「箱根の自然と美術の共生」をコンセプトにした美術館。クロード・モネ『睡蓮の池』、ピエール・オーギュスト・ルノワール『レースの帽子の少女』など、印象派から現代アートまで多彩な作品を収蔵・展示している。6月17日より、モネ没後100年・開館25周年記念展「あたらしい目―モネと21世紀のアート」を開催。ポーラ美術館が収蔵するアジア最大のモネ・コレクション19点の油彩画を公開する。

ポーラ美術館のモネ・コレクションは、光と大気の変化を追い続けたモネの1870年代から1900年代に至る画業の展開をたどることができる
ポーラ美術館
住所|神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
Tel|0460-84-2111
開館時間|9:00~17:00(最終入館16:30)
休館日|なし ※展示替えによる臨時休館あり
料金|一般2200円、大高生1700円
www.polamuseum.or.jp
02|軽井沢千住博美術館
西沢立衛氏の建築も併せて楽しむ
避暑地で千住博氏の世界に癒される

撮影=阿野太一 ©軽井沢千住博美術館
日本を代表する避暑地にある「軽井沢千住博美術館」は、日本画家・千住博氏の作品と建築家・西沢立衛氏が手掛けた独創的な建築が調和した美術館だ。外壁は全面ガラス張りで人工照明を極力使用せず、自然光を取り込んで作品を展示。千住氏の代表作『ウォーターフォール』シリーズが光と木々の揺らぎの中で、刻一刻と異なる表情を見せる。現在、企画展「シンウォーターフォール」で待望の新作を公開中。

『星のふる夜に』は、不朽の名作絵本
軽井沢千住博美術館
住所|長野県北佐久郡軽井沢町長倉815
Tel|0267-46-6565
開館時間|9:30~17:00(最終入館16:30)
休館日|火曜(祝日・GW・7~9月は開館)、
12月26日~2月末日
料金|一般1500円、学生1000円
www.senju-museum.jp
03|美ヶ原高原美術館
日本一高い場所にある天空のミュージアム

画像提供=美ヶ原高原美術館
八ヶ岳中信高原国定公園の北東部に位置する「美ヶ原高原美術館」は、標高約2000ⅿに位置する、日本一高い場所にある野外美術館だ。13万㎡を超える高原に、国内外作家の現代彫刻作品が約250点常設展示され、高原からは北アルプスをはじめとする雄大な峰々が360度のパノラマで広がる。

画像提供=美ヶ原高原美術館
春から秋にかけて200種類以上の高山植物が咲き誇り、光と風が刻々と移ろう大自然の中で、作品は一瞬ごとに新しい表情を見せ、ハイキング気分で自由に散策できる開放感が魅力。屋内のこども美術館では、「しゃぼん玉のお城」などプレイ・スカルプチャー(遊戯彫刻)に入り、全身を使って自然の造形のおもしろさを体感できる。隣接の道の駅 美ヶ原高原や絶景ドライブが楽しめるビーナスラインにも立ち寄りたい。冷涼な高原で、五感を刺激するアート体験を。
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画像提供=美ヶ原高原美術館

画像提供=美ヶ原高原美術館
美ヶ原高原美術館
住所|長野県上田市武石上本入美ヶ原高原
Tel|0268-86-2331
開館時間|9:00~17:00(最終入館16:30)
開館期間|~11月3日(火)
料金|一般1000円、小学生500円
www.utsukushi-oam.jp
01|日本科学未来館「大南極展」【前編】
02|日本科学未来館「大南極展」【後編】
03|「都市」で涼を感じる展覧会3選
04|氷のミュージアム3選
05|ひんやり涼しさを感じる水族館3選
06|自然豊かな避暑地で愉しむ美術館3選
text: Ryosuke Fujitani
2026年7月号「納涼、しましょ。」






























