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《キヤノンギャラリー50周年企画展》
蜷川実花/浅田政志/レスリー・キー/柿本ケンサクなどの写真展を開催

2023.5.23 PR
《キヤノンギャラリー50周年企画展》<br><small> 蜷川実花/浅田政志/レスリー・キー/柿本ケンサクなどの写真展を開催</small>
©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

キヤノンマーケティングジャパンが運営するキヤノンギャラリーは、2023年2月に開設50周年を迎えた。これを記念し、品川・銀座・大阪の3カ所に展開するキヤノンギャラリーにて「キヤノンギャラリー50周年記念展」を開催。蜷川実花氏、浅田政志氏、レスリー・キー氏、柿本ケンサク氏による各写真展と、オリジナル文化財の保存と高精細複製品の活用を目的として、京都文化協会と共同で取り組む「綴プロジェクト」の合わせて5つの企画展を用意している。写真・映像文化を見て、触れて、学べる場をつくり続ける、キヤノンギャラリーの50年の歩みと、展示会の魅力を紹介しよう。

企画展示 第1弾
蜷川実花写真展「Eternity in a Moment」

キヤノンギャラリー銀座
©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

キヤノンギャラリー50周年企画展のスタートを切るのは、写真家で映画監督の蜷川実花氏。写真展は、品川・銀座・大阪の3会場で同時開催。品川では「花」をテーマとした作品、銀座では「生物」をテーマに金魚や花の作品、大阪では「いのちの息づかい」をテーマに、各展示会場での展示作品が全て異なり、都市やそこで暮らす人々の感情などを写し取った作品を展示し、いずれも日常の中に現れる一瞬の美しさを蜷川氏独自の視点で切り取っている。

キヤノンギャラリー S(品川)
©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

品川では写真作品に加えて、スクリーン上に蜷川氏が撮影した色鮮やかな映像が映し出される映像作品も展示。映像は永遠に変化し続け、その瞬間の絵は二度と見ることができない。

キヤノンギャラリー大阪
©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

写真家・映画監督
蜷川実花(にながわ・みか)
写真を中心として、映画、映像、空間インスタレーションも多く手掛ける。木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。2010年Rizzoli N.Y.から写真集を出版。『ヘルタースケルター』(2012)、『Diner ダイナー』(2019)はじめ長編映画を5作、Netflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』を監督。最新写真集に『花、瞬く光』。
https://mikaninagawa.com/

蜷川実花写真展「Eternity in a Moment」
キヤノンギャラリー S(品川)
住所|東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー 1F・2F
開催日時|2023年5月9日(火)~6月19日(月)10:00~17:30
休館日|日曜・祝日
https://canon.jp/personal/experience/gallery/archive/ninagawa-50th-sinagawa

キヤノンギャラリー銀座
住所|東京都中央区銀座3-9-7
開催日時|2023年5月23日(火)~6月3日(土)10:30~18:30
休館日|日曜・月曜・祝日
https://canon.jp/personal/experience/gallery/archive/ninagawa-50th-ginza

キヤノンギャラリー大阪
住所|大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト1F
開催日時|2023年5月23日(火)~6月3日(土)10:00~18:00
休館日|日曜・月曜・祝日休館
https://canon.jp/personal/experience/gallery/archive/ninagawa-50th-osaka

そのほかにも、映画『浅田家!』原案者、写真家の浅田政志氏や、アートやファッションなど世界各国で幅広く活動するフォトグラファーのレスリー・キー氏。美しくダイナミックな世界をつくり出す、映像演出家で写真家の柿本ケンサク氏。そして、オリジナル文化財の保存と高精細複製品の活用を目的として、京都文化協会と共同で取り組む「綴プロジェクト」などの各企画展も今後、開催される。

 

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蜷川実花さんへのインタビュー動画を
キヤノン公式YouTubeにて公開中!

 

キヤノンギャラリー50年の歩み

キヤノンギャラリー S(品川)の蜷川実花写真展「Eternity in a Moment」の様子

キヤノンギャラリーは1973年2月に、当時銀座サービスステーションだった2階にプロ写真家対応の窓口と写真展スペースとして「キヤノンサロン」をオープン。その後、1975年8月には大阪にも開設し、銀座と大阪での巡回展示を開始した。フォトグラファーによる写真表現の発表の場であるとともに、写真家と来場者の交流の場、ファンが気軽に立ち寄れる憩いの場として発展してきた。

2003年5月には、品川本社ビル・キヤノン S タワー1階に著名な写真家・アーティストの写真展を開催する「キヤノンサロン S 」をオープン。 さらに2005年4月キヤノンサロン銀座の移転に合わせ、全国の写真展示スペースの名称をキヤノンサロンからギャラリーに変更し、現在は品川・銀座・大阪の3カ所に展開している。

なお、キヤノンギャラリー銀座・大阪には、最新のカメラ・レンズ・プリンター製品を自由に試すことができ、作品づくりも体験できるスペース「フォトハウス」を併設。また、プロ写真家による撮影テクニックを学べる写真の学校「EOS学園」も併設し、見て・触れて・学べる写真のコミュニケーション拠点とし、運営している。

《キヤノンギャラリーの歴史》
1973年 2月:キヤノンサロンを銀座にオープン。キヤノンクラブ(現キヤノンフォトサークル)事務局を統合
1975年 8月:大阪・梅田キヤノンサロンを開設
1982年10月:キヤノンサロンが日本写真家協会賞を受賞(長年に渡る写真展覧会場の設置と交流の場の提供に対して)
1997年 9月:キヤノンサロン銀座で通算1000回目の写真展を開催
2003年 5月:品川本社ビル1階にキヤノンサロン S を開館
2005年 4月:全国のキヤノンサロンをキヤノンギャラリーに名称変更
2015年 7月:品川本社ビル2階を拡張したオープンギャラリー1・2を改装
2021年 4月:フォトハウス銀座、フォトハウス大阪を開館

写真文化の醸成と発展に努め、いつの時代も変わらずに写真の可能性や楽しさを発信し続けるキヤノンギャラリーに今後も注目だ。

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キヤノンギャラリー50周年企画展
 
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