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《ホテルニューアワジ別邸 あわじ浜離宮》
淡路島の風土をひらくホテル
後編|淡路の旬を盛り込んだ浜辺の夕食

2026.9.28 PR
<small>《ホテルニューアワジ別邸 あわじ浜離宮》</small><br>淡路島の風土をひらくホテル<br>後編|淡路の旬を盛り込んだ浜辺の夕食

瀬戸内海に悠然と浮かぶ淡路島は、日本神話をルーツにもつ“はじまりの島”。西岸に広がる名勝に抱かれた「ホテルニューアワジ別邸 あわじ浜離宮」は、そのロマンあふれる風土と自然、山海が育む美食を五感で味わえる桃源郷だ。今回は実際に編集部が滞在し、温泉や食事、客室などホテルの魅力をご紹介する。

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淡路の旬を盛り込んだ
浜辺の和食でおもてなし

淡路島は、鳴門海峡の激しい潮流と豊富なプランクトン、そして温暖で雨の少ない瀬戸内海式気候が育む肥沃な大地を源にした、西日本屈指の上質で多彩な食材に恵まれている。かつて京の朝廷からの要請で7日間かけて食材を献上してきたことで名高い。

彩り豊かな夏野菜のバーニャカウダ
夏の恵みの小鉢(ゴマ豆腐・オクラのニンジンピューレ)

料理長・小丸康権さんが手掛ける「季節の和懐石」は四季ごとに替わる。この日のスターターは、山椒がほのかに香る夏野菜のバーニャカウダと、ゴマ豆腐とオクラのニンジンピューレが盛りつけられた夏の恵みの小鉢

「この島には全国的に有名な『淡路島たまねぎ』以外にも、知られざる素晴らしい食材がたくさんあります。私たちはその持ち味を引き出し、魅力をお伝えすることが、契約農家や漁師の方々への恩返しだと考えています」と支配人の前田憲司さん。その想いは一皿ひと皿に宿されている。

季節の茶碗蒸し
その時期の魚介や旬の地野菜など四季折々の厳選食材で仕立てる上品な茶碗蒸し。この日は穴子と鶏肉。淡路島の卵を使用し、なめらかな食感に続き、やさしい出汁の風味とまろやかな味わいが口の中で広がる
旬魚のお造り
(淡路島えびす鯛・サワラ・タコ・イサキ・ハモの落とし)

お造りはタコの湯引き、イサキ、サワラなど。鳴門海峡の潮流が育んだ淡路島えびす鯛は、春は「桜鯛」、秋は「紅葉鯛」と呼ばれ、季節によって違った味を楽しめる。ハモは10月頃まで楽しめる。藻塩や土佐醤油でいただく

特筆すべきは、南淡路近海の穏やかな気候と豊かな潮流で育まれた魚介だ。たとえば、天皇の宮中祭祀、大嘗祭で食されてきた天然真鯛「淡路島えびす鯛」の締まった身からほとばしる旨み、酢橘でさっぱりいただく稀少な生のサワラのとろける脂、京都の料亭にも卸されている沼島産ハモの歯切れのよい食感と極上の身質。冬は「淡路島3年とらふぐ」や春の「淡路島サクラマス」など、四季折々の妙味を凝縮した魚介は、まさに至宝だ。

淡路ハモと玉葱のすき鍋~淡路手延べそうめんとともに~
淡路ハモのすき鍋は島の郷土料理。骨を焼いて丁寧に抽出した出汁は、思わずのけぞるほど滋味深い。野菜を煮た後、ハモの身を入れて花のように開いたら食べ頃。ハモの卵は淡路島産の手延べそうめんとからめていただきたい
アワビと夏野菜のあんかけ
アワビと素揚げしたナス、ズッキーニ、海老を、みずみずしい甘みが特徴のうすいえんどうと白出汁で仕立てたあんと合わせたひと皿。鮮やかな彩りと清涼感あふれるフレッシュな味わいが魅力

さらに、きめ細やかな肉質と人肌で溶けるほど融点の低い良質な脂が魅力の淡路牛、噛むほどに自然な甘みを感じる鮎原米。そしてうつわを鮮やかに彩る野菜が奏でる美味のアンサンブルは、忘れ難き食体験を届けてくれる。

淡路牛のロースト~淡路玉葱のソース~
メインディッシュはA5等級の淡路牛。赤身肉のウチヒラ(ウチモモ)は、絶妙な火入れで噛み締めるごとに赤身の旨みとコクを感じる。サラリとした上品な脂も魅力。淡路島たまねぎのソースが甘みと深みを加えている
御飯・赤出汁・香の物
淡路島産の鮎原米は、長い日照時間と良質な水、粘土質の土壌が育んだブランド米。直火のガス釜を使用し、強火で炊くことで光沢が際立ち、もちもちの食感を引き出している。自家製の香の物、赤出汁とともに

クラシカルなダイニング「旬房 新淡」で舌鼓を打っていると、窓の外で日が沈みはじめた。雲を金糸で縫うように光のじゅうたんが広がり、黒松のシルエットとともに海面には黄金色に染まったひと筋の道が立ち現れ、思わず息をのむ。その格別なひとときは、島の風土が育んだ美酒を合わせることで最高潮に――。

ライムミントのジュレとメロンのパンナコッタ
ホテルニューアワジグループは、専属パティシエが手掛けるデザートにも定評がある。この日はライムミントのジュレ、メロンの果肉とラズベリー、メロンのパンナコッタの3層仕立て。爽やかにコースを締めくくる

夕食の後はロビーラウンジで食後酒を味わいながら語らい、夢見心地の余韻に酔いしれた。

地酒の飲み比べも愉しめる
多彩なドリンクの中でも、地産地消の料理と合わせたいのが地酒だ。淡路島の老舗酒蔵「都美人酒造」の飲み比べセットや国際的な品評会で受賞した「AWAJI BEER」をぜひ

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翌朝も淡路の恵みをいただく

淡路島えびす鯛や淡路島たまねぎのオニオンスライスなど、島の味覚をふんだんに取り入れたブッフェスタイルの朝食も好評。食事の前後に慶野松原を散策するのもおすすめ

翌朝、心身をすがすがしく目覚めさせてくれたのは、和と洋のブッフェで楽しむ朝食だ。旬の地魚、フレッシュな野菜やフルーツ、淡路島牛乳といった島の恵みに満ちた滋味が心の奥にやさしく染み渡っていく。

名勝に寄り添うこの離宮は、淡路島の風土を体感する理想郷だ。めくるめく食、歴史が紡ぐ文化、そして雄大な自然の営みを五感で堪能する時間が待っている。

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ホテルニューアワジ別邸 あわじ浜離宮
住所|兵庫県南あわじ市松帆古津路970-81
Tel|0570-079922
客室数|29室
料金|1泊2食付2万2000円~(税・サ込、入湯税別)
カード|AMEX、DINERS、DC、JCB、VISAほか
IN|15:00 OUT|10:00(特別フロア11:00)
夕食|和食(レストラン) 朝食|和洋ブッフェ(レストラン)
アクセス|車/神戸淡路鳴門自動車道西淡三原ICから約5分バス/陸の港西淡から送迎バスで約7分
施設|レストラン、大浴場、ラウンジ、ショップ、ライブラリーラウンジ、屋外プールなど

《ホテルニューアワジ別邸 あわじ浜離宮》
前編|旅の疲れを癒す絶景と温泉
後編|淡路の旬を盛り込んだ浜辺の夕食

text: Ryosuke Fujitani photo: Kousaku Kitajima
2026年10月号「感性の刺激する場所へ。」

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