サステナブルな日用品。
Discover Japan Lab./オンラインショップですべて買える!
見た目も使い勝手も抜群、さらにはサステイナブルまでプラスとなれば愛着もひとしお。心躍る逸品に囲まれた暮らしをかなえる、一生をともにしたい日用品を集めました!
紹介するプロダクトはすべて渋谷パルコの直営店「Discover Japan Lab.」および公式オンラインショップにて購入いただけます。
経年変化を楽しんで自分好みに育てたい
「食器」
“もったいない”から生まれた
料理をアートに昇華させるうつわ
田村 一の「on u 丼」
田村 一(たむら はじめ)
秋田県生まれ。早稲田大学大学院修了後、東京で作家活動を開始。2002年には拠点を栃木県・益子町に、’11年からは郷里にて作陶。「on u」の名で鋳込みの作品も手掛ける。
天草陶土のなめらかな手触りと可塑性の高さを利用したうつわを得意とする田村さん。ろくろを回す際にどうしても出てしまう残土を使用した「on u」の丼は、型による成形が生み出す八角形のシャープな仕上がりが魅力。
豆皿から飛騨高山の森を感じる
奥井木工舎の「8490(ハシクレ)」
奥井木工舎(おくいもっこうしゃ)
木工職人・奥井京介さんにより設立。生木から削り出された木杓子など、民藝としての佇まいをまとう作風が人気。木片から生まれた創作品「飛驒の雪入道」も評判が高い。
持続可能なものづくりに注力していることから、製品をつくる際に出る木片を豆皿に仕立てた作品。大小2種類のサイズがあり、さまざまな表情を見せる木の風合いと、飛騨の匠による丁寧な手仕事が凝縮されている。
枝の個性を体感しながら一生使い続けたい
山脇 隆(アートスペース油亀)の「コーヒーメジャースプーン」
山脇 隆(やまわき たかし)
成長の過程を把握できる木を自らセレクトし、自然の木の枝の角度から取り入れたカトラリーを製作。手で彫り上げてつくられる世界にまたとないフォルムが人気。
5〜10年の乾燥を経た梅の木を使用。板ではなく枝の根本から切り出すことで、自然そのもののかたちや木目を味わう強度の高い逸品に。オイルメインテナンスを施しながら使い続け、一生をともにする一本へと育てたい。
捨てられるものに命を吹き込んだ
「ガラス」
今夜の酒器は酒瓶のアップサイクルで
木下 宝の「瓶 to Crafts」
木下 宝(きのした たから)
ガラス制作を学ぶため、会社員から一転して秋田の美大生に。現在は富山を拠点「Simpleglass.」の名で活動。ミニマルな美しさと実用性を兼ね備えた作品を手掛けている。
再溶融ではなく瓶のかたちのまま吹くことで、うつわへと仕立て直した。富山県の「SAYS FARM」のワインボトルや、徳島県の「RISE&WIN」のビール瓶を用い、空き瓶利用の新たな可能性を見出している。
蛍光灯のリサイクルガラスが生む温かい表情
西村 青の「Frill bowl」
西村 青(にしむら せい)
イタリアへ留学した後、「富山ガラス造形研究所」に入所。2014年よりガラス作家・Pe
ter Ivyさんの「流動研究所」に所属し、吹きガラスによる製作に取り組む。
蛍光灯のリサイクルガラスが原料。ガラスと対話しながらつくりたいデザインを表現するという、西村さんの魅力が詰まったボウルは、手のひらにしっくりと収まる美しいシルエットが特徴。揺らめく光と影が食卓を演出。
米が溶かし込まれた酒器で飲む日本酒はいっそう美味しい
花岡 央の「片口とぐい吞み」
花岡 央(はなおか ひろい)
倉敷芸術科学大学にて小谷眞三氏に師事後、吹きガラス工房「fresco」に入社。2013年には岡山県備前市に「ヒロイグラススタジオ」を設立し、幅広い作風の吹きガラスを製作。
花岡さんの地元である備前の米をガラスに溶かし込んだ「GRICE」シリーズ。出荷できない小米や稲藁などを丁寧に炭化させ、ガラス原料に発色剤として溶かし込むことで、特徴的な淡いブルーが生まれる。
これからの季節に取り入れたい爽やかな
「生活道具」
金属加工の街・燕三条の職人が手掛ける一生使える歯ブラシ
BYTAPSの「Starter BOX-Sunset Gold」
BYTAPS(ばいたっぷす)
「Own your everyday life」をビジョンに掲げ、最新のテクノロジーやデザインを注ぎ込んだ歯ブラシを製作。ミシュラン最高評価のホテルのアメニティとして採用された実績もある。
金属加工の雄である燕三条の職人が削り出したアルミハンドルに、老舗歯ブラシ工場の技術と歯のプロフェッショナルによる専門的知見が集結。カートリッジ式のブラシを採用し、使うほどにプラスチック削減に貢献。ほどよい重量感で、かつてない歯磨きタイムが体感できる。オンライン限定。
3世代で受け継ぎたい和紙のうちわ
栗川商店の「仏扇渋うちわ 伊勢型」
栗川商店(くりかわしょうてん)
1889年創業。京都、丸亀とともに、うちわ三大産地として知られる熊本県・鹿本町来民の老舗。来民の伝統である「渋うちわ」を受け継ぐ唯一の工房として知られる。
3〜5年発酵・熟成させた柿渋を和紙に塗布することで、丈夫かつ防虫効果のある一品に。100年もつとされる栗川製の来民渋うちわは“民が来る”の意味から、商売繁盛の縁起物や慶事の贈り物としても人気。省エネにも貢献するエコなうちわで、粋な夏を過ごしたい。
“棚板”をアートによみがえらせた
渋草柳造窯の「蚊取り線香立て」
渋草柳造窯 (しぶくさりゅうぞうがま)
「伝承は衰退。伝統は革新の連続」の家訓の下、岐阜・飛騨高山で江戸後期から7代続く窯元。脈々と受け継がれる技術や素材、精神で、渋草焼を生み出し続けている。
「蚊取り線香立て」は、窯で陶磁器を焼成する際に敷かれていた棚板を再利用。焼結を繰り返すことで割れが生じた棚板を受け皿にして、真鍮棒の先端に観覧車のように蚊取り線香を取り付ける仕様。真鍮棒を外せばスティック型のお香立てとしても使えるほか、置くだけでも空間を彩るアートとなる。
和紙と綿をミックス、丈夫で身体にやさしい
SYN:の「靴下」
SYN:(しん)
五感を満たす快適なライフスタイルを追求する長野・信州発のプロジェクト。自然の中で育まれてきた暮らしの知恵に、新たなデザインやアイデアを掛け合わせている。
足元から健康を育むことを目指してつくられた、和紙綿の靴下。踏ん張りが利く足袋タイプの「JOGGING SOCKS」は、消臭・抗菌作用をもつメリノウールを混紡。軽く吸水性に優れた「PILE SOCKS」はシャリ感が心地よく、長時間の街歩きも快適にサポートしてくれる。
質感まで確かめて選びたい方は、
ぜひ渋谷PARCO「Discover Japan Lab.」の店頭へ!
Discover Japan Lab.
住所|東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 1F
Tel|03-6455-2380
営業時間|11:00 ~20:00 ※時短営業中
定休日|不定休
※営業時間変更の場合がありますので、最新情報は渋谷PARCOの営業時間をご確認ください。
※サイズ・重量は、掲載商品の実寸です。同じシリーズでも個体差があります。
※商品数には限りがありますので、品切れの際はご了承ください。
text: Natsu Arai photo: Yamato Nonaka