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デザイン・ダイアローグ
《メゾン・エ・オブジェ・パリ展》
世界のインテリアデザインが日本橋高島屋に登場

2022.2.6
デザイン・ダイアローグ<br>《メゾン・エ・オブジェ・パリ展》<br><small>世界のインテリアデザインが日本橋高島屋に登場</small>

毎年パリで開催される国際展示会「メゾン・エ・オブジェ」。今年は日本橋高島屋で、世界のインテリアデザインのトレンドを牽引するトレードショーを編集した展覧会を2022年3月3日(木)~3月21日(月・祝)まで開催する。

会場では、髙島屋で1941年に開催されたシャルロット・ペリアン展より、不朽の名作も登場する。

「メゾン・エ・オブジェ」とは


©AETHION

1995年にパリで誕生、インテリア業界のパリコレとも呼ばれる世界最高峰のインテリアとデザインの国際展示会であり、ミラノのサローネやフランクフルトのアンビエンテと並ぶ、業界関係者をターゲットとした三大国際展示会の一つ。

毎年1月と9月に5日間、フランス・パリ ノール・ヴィルパント見本市会場で開催される。主催はSAFI(フランス工芸家組合とRXフランスの系列会社)。展示面積は約13万㎡(東京ドームの約3倍)で出展数は約3000ブース、期間中の来場者は約9万人を誇る。

会場は8つのホールからなり、製品カテゴリー別の7エリアから成る小売・流通関係者のための「OBJET」と、装飾のスタイル別に分けられた4エリアから成る空間デザイナーやインテリアデザイナー、建築家のための「MAISON」に大別される。

本展のみどころ
明日をつなぐデザインの体験

左から)キュレーター エリザベス・ルリッシュ ©Jean-Marc Palisseキュレーター フランソワ・ルブラン・ディ・シシリア ©danyeffet、総合ディレクション ジャンリュック・コロナ・ディストリア

フランス人キュレーターが手掛ける会場構成
全3部構成のうち、1部と3部は、フランソワ・ルブラン・ディ・シシリア氏がキュレーションを担当し、2部と全会場装飾は、エリザベス・ルリッシュ氏が担う。日仏クリエイティブ界のオーソリティ、ジャンリュック・コロナ・ディストリア氏をコーディネーターに迎える。

2011 年度デザイナー・オブ・ザ・イヤー受賞者
Ronan & Erwan Bouroullec の作品

「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」の歴代受賞者のなかから21名の作品が集結
1部では、過去に「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」に輝き、めざましい活躍を遂げるクリエーターのなかから21名の作品が集結。「椅子」と「照明」の代表作を用いた、珠玉のデザイン空間が会場に登場する。

Ronan & Erwan Bouroullec
©Alexandre TABASTE

パリの「メゾン・エ・オブジェ」出展者の新作コレクションを紹介
2022 年パリの「メゾン・エ・オブジェ」出展者の新作コレクションによる、感度の高いキュレーションを楽しめる。

※パリの「メゾン・エ・オブジェ 1月展」が3 月24日~28日に延期になったことから日本橋高島屋におけるエリザベス・ルリッシュ氏のホワッツ・ニューのパートはパリ会場のエッセンスの先行展示となる。

「ライジング・タレント・アワード」を受賞した日仏クリエーターの作品を展示
3部は次世代の創作活動に贈られる「ライジング・タレント・アワード」を讃え、受賞者の作品を展示。

また日本橋髙島屋では、特別企画として日本のデザイン・クラフトのPOPUPショップ「MAISON & OBJET meets JAPANESE DESIGN & CRAFTー世界に羽ばたく日本ブランドー」も開催する。

長年、デザインを通じてともに歩んできた髙島屋とフランスから、ニューノーマル時代における暮らしのあり方を学んでみてはいかが。

デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展
会期|2022年3月3日(木)~3月21日(月・祝)
※会期中無休
会場|日本橋髙島屋 S.C.本館8階ホール(東京都中央区日本橋2-4-1
入場時間|10:30~19:00(19:30閉場)
※最終日3月21日(月・祝)は15:30まで(16:00閉場)
Tel|03-3211-4111(代表)
入場料|一般、大学・高校生500円(400円)、中学生以下無料
※( )内は前売り料金。
※「障がい者手帳・デジタル障がい者手帳」を提示いただいた本人ならびに、同伴者1名まで入場無料。
https://www.takashimaya.co.jp/store/special/maison-objet/

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