INFORMATION

Discover Japan 8月号
「世界遺産をめぐる冒険」

2021.7.27
Discover Japan 8月号<br>「世界遺産をめぐる冒険」

この夏、日本で新たに2ヵ所の世界遺産が登録というニュースが入ってきました。ひとつ目はこれで日本の世界自然遺産登録は最後かもしれないと言われている「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」。ふたつ目は、世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」です。これらが選ばれた理由とは何でしょうか?

前者を紐解くキーワードは「多様性」。動物から植物まで、この地に生息している希少な固有種など多様な生物を見ていくと、人生観を変えるほどの大自然の秘密が見えてきます。後者を紐解くキーワードは「縄文」。1万年続いた究極のサステナブル社会ともいえる縄文時代に世界からも熱い視線が注がれおり、縄文における、自然資源を活用した生活のあり方を知ることが、未来を生き抜くヒントになりそうです。

SDGsを起点に、観光において新たな世界スタンダードなるサステナブルツーリズムの答えを求めていくと、なんと足元の日本に、その独自の自然感覚にヒントが詰まっていたのでした。

≫ご購入はこちら

新たな世界自然遺産登場か!?

世界が評価する「生物多様性」が育まれている「奄美大島・徳之島・沖縄島北部・西表島」とは、いったいどんなところなのでしょう。美しいビジュアルとともに、それぞれのエリアの特徴や出合えるいきものや風景についてご紹介。奄美大島や沖縄島北部のエコツアーガイドさんへのインタビューをはじめ、現地のガイド事情も収録。きちんと認定されたガイドさんとともに訪れることで、いきものたちとの遭遇率も高まり、知識も深まります。実際に訪れる時に役立つガイドにもなっています。

奄美大島、徳之島、沖縄島北部、西表島が世界自然遺産に選ばれる理由って?

『ざんねんないきもの辞典』シリーズでおなじみの今泉忠明先生と、動物大好き芸人のココリコ田中直樹さんに、「奄美大島・徳之島・沖縄島北部・西表島」が、世界自然遺産になる理由について対談していただきました。実際に、イリオモテヤマネコの調査で西表島に数年滞在したことがあるという今泉先生の体験談なども織り交ぜながら、このエリアの「生物多様性」や暮らすいきものたちについて、楽しく紹介しています。また鳥類学者・川上和人先生に教えてもらった先輩・世界自然遺産である「小笠原諸島」のいきものたちの企画も合わせて読んでいただくと、より理解が深まります。

いま現代人が必要とするすべてはここに!
「縄文スピリットの教え」

世界文化遺産登録間近の「北海道・北東北の縄文遺跡群」。縄文時代と言えば土偶や土器のデザインについ注目してしまいがちですが、縄文が世界で評価される理由の最たるものは「縄文の暮らし」だったのです。万物にカミが宿ると考え、自然を守り活用してきた縄文人のスピリットがいまの日本文化の礎にありました。本企画では、世界遺産に登録予定の構成資産の全貌はもちろん、考古学者で自称「杉並の縄文人」である岡村道雄先生と一緒に、いま一度縄文人の精神性を学び直し、循環型社会をつくるための暮らしのヒントを探ります。

世界遺産にちなんだテーマの絶景の宿

夏に訪れたい、いま注目の宿をご紹介。大自然の絶景を愉しめるホテルや、世界遺産に関連するエリアにあるリゾート、美食の宿などを取り上げています。

掲載宿|THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田/THE SCENE/UMITO PLAGE The Atta Okinawa/グランディスタイル 沖縄 読谷/伝泊 The Beachfront MIJORA/THE BLOSSOM KUMAMOTO/星野リゾート リゾナーレ小浜島/星野リゾート トマム・リゾナーレトマム/ふふ 熱海 木の間の月

連載「なぜ、いまうつわなのか? by UTSUWA SHOKEN」

人々に愛され、手に取られるうつわとは。「うつわ祥見」のオーナー・祥見知生さんが独自の視点で注目の作家を紹介する連載。第5回目は、常滑で作陶を行う鶴見宗次さんです。
長年、ほぼ毎日、鶴見さんのうつわを使っているという祥見さんは「普遍的で、とても使いやすい」、「素朴さの中に信頼できる確かさがある」と、鶴見さんのうつわを形容します。

渋谷PARCOの直営店「Discover Japan Lab.」および公式オンラインショップからも鶴見さんのうつわがお買い求めいただけます!

 

公式オンラインショップでは、雑誌が送料無料でご購入いただけます。ぜひチェックを!

公式オンラインショップ

関連するオススメ記事

関連するエリアのオススメ記事