虎屋 京都ギャラリー虎屋所蔵品展 「年中行事めぐり」
虎屋 京都ギャラリーは第21回企画展「虎屋所蔵品展 年中行事めぐり」を2021年4月17日(土)~5月16日(日)まで開催。
この展示会では、年中行事にまつわる掛軸や画帖を中心に、行事菓子などもあわせて紹介する。河鍋暁斎(かわなべ・きょうさい)が遊び心いっぱいに描いた節分の豆まき、酒井抱一(さかい・ほういつ)が描いた柏餅、祇園祭の長刀鉾(なぎなたぼこ)など、虎屋所蔵品による行事めぐりを楽しめる。
京都の節分の風物詩
「懸想文売図(けそうぶみうり)」に描かれているのは、一見怪しげな白覆面の男性と少女たち。実は、良縁成就のお守り「懸想文」を買い求めているほほえましい場面。現在も節分とその前日に、須賀神社(左京区聖護院)で見られる光景。
修理後初公開!
酒井抱一「柏餅 画賛」は、昨年修理を終え、初めての公開となる。餅の白さもよみがえり、息を吹き返した作品を、是非間近で鑑賞してみてはいかが。
心なごむ、楽しげな行事絵巻
凧揚げ、花見、盆踊り、月見、雪遊びなど、行事や遊びの様子を描いた「年中行事絵巻」。装束や道具まで細かく色鮮やかに描かれ、人物の楽しそうな表情や動きを目で追うごとに心がなごむ。
「年に一度のお楽しみ」が勢ぞろい!
年中行事には五穀豊穣や厄除招福などの願いを込め、行事ごとに様々な食べ物が用意される。目で楽しんだ後は、隣接の虎屋菓寮の特別メニューで、行事めぐりを堪能できる。
年中行事めぐりプレート
価格|1199円
内容|葛製水仙柏餅、特製お火焚饅頭(利休饅仕立)、羊羹製あこや紅台(白餡)/緑台(小倉餡)
販売期間|2021年4月17日(土)~30日(金)、5月7日(金)~16日(日)
※4月26日(月)は休業日、5月1日(土)~6日(木)は休止
虎屋 京都ギャラリー第21回企画展「虎屋所蔵品展 年中行事めぐり」
開催期間|2021年4月17日(土)〜5月16日(日)
営業時間|10:00~17:00
休館日|4月26日(月)
入場|入場無料
場所|虎屋 京都ギャラリー(虎屋菓寮 京都一条店横)
アクセス|地下鉄今出川駅6番出口より徒歩約7分
展示品|
掛軸11点「懸想文売図」寺崎広業
「紙雛之絵」渡辺周渓
「柏餅 画賛」酒井抱一〈修理後初公開〉
「祇園祭長刀鉾」久保田金僊 など
そのほか「年中行事絵巻」川又常行、「十二ケ月花扇之図」伊藤稜春、「狂斎画帖」河鍋暁斎 など
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開催を変更・中止する場合がございます。予めご了承ください。
https://www.toraya-group.co.jp/