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北欧発のインダストリアルウッドを京都の職人が手仕上げ。
ドライフラワーのための花器「KOVA」

2020.11.8
北欧発のインダストリアルウッドを京都の職人が手仕上げ。<br>ドライフラワーのための花器「KOVA」

京都を拠点に活動する「SEIKI DESIGN STUDIO」が、ドライフラワーのための花器「KOVA」を展開。北欧発の新素材を使った木製のフラワーベースは、ドライフラワーを剣山のように刺して生けられます。

SEIKI DESIGN STUDIO
デザイナー・石井聖己氏が主宰するデザインスタジオ。京都を拠点に、国内外でものづくりを中心としたデザイン開発を行っている。日々の生活における無意識な感情や衝動をアイデアの源泉として、素材のもつ表情や造形を重視したデザインが特徴。

北欧発の持続可能なインダストリアルウッドを使用

日本では古くから花を器に入れて飾ることを“いける”という。この“いける”を「花を生かしながら、活かすこと」と解釈してつくたれた本製品。

素材はソフトウッドをハードウッドへ変化させる、持続可能な新技術を利用したインダストリアルウッド「KEBONY」を使用。それを京都の木工職人が一つひとつ面出しをして、丁寧につくられた本製品。緊張感のあるエッジと、ドライフラワーの自然なかたちのコントラストが魅力だ。

花器の中には乾燥させた杉の葉が敷き詰められており、剣山のようにドライフラワーを刺して生けることもできる。ザクっという感触が手を伝い、実際に剣山に刺しているかのような感覚を味わえる。

部屋に置いておくだけで引力で引き寄せられるような不思議な魅力を持つ花器。凛とした雰囲気は雑念を振り払い、花と向き合う貴重な時間を与えてくれる。

KOVA
価格|3万円~(受注生産)
素材|KEBONY
問|SEIKI DESIGN STUDIO
Mail|office02@ishiiseiki.com
www.ishiiseiki.com

text=Discover Japan


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