HOTEL

現在進行形の“東京のリアル”を体感できる場所「hotel koé tokyo」

2019.10.24
<b>現在進行形の“東京のリアル”を体感できる場所「hotel koé tokyo」</b>
茶室をモチーフに、客室をつくりました

2018年2月、渋谷の真ん中に誕生したホテルは、ホテルの枠を超えた多彩な顔をもつ。変化に富んだ新しいカルチャーを体感できることから、世界で活躍するクリエイターや成熟した大人たちが集う注目のスポットだ。

キーワードは“渋谷らしさ”

ストライプインターナショナルの石川康晴さんが率いる「ホテル コエ トーキョー」は、ライフスタイルブランド「コエ」のブランドコンセプトである「new basic for new culture」を体現する場として生まれた。

渋谷が選ばれたのは、ここが個性的な大人カルチャーの発信地であり、世界にリーチできる場所だから。ゆえに、ここから発信するものも、キーワードは“渋谷らしさ”だ。

金曜、土曜の夜の音楽イベント。
1階の大階段が客席になる。

1階のベーカリー&ダイニングでは、パン店、カフェ、洋食、居酒屋、ラーメン店といった日本の食文化をミックスした新しい東京フードを提供する。

2階のファッションは、肩肘張らないタウンウェアや雑貨に加え、アーティストとのコラボアイテムが人気。夜間はセルフショッピング型の無人店舗になるのも斬新だ。

代官山のフレンチ「Ata(アタ)」の掛川哲司シェフが監修。
写真=川上友

3階はホテルエリア。専用のエレベーターを降りると、目の前で迎えてくれるのが宿泊者専用のラウンジ。照明をぐっと落とした落ち着いた空間でウェルカムドリンクの抹茶をいただけば、渋谷の喧騒が一気に遠くなる。

心地よい客室に加え、宿泊が楽しみになるのが専用のラウンジ。
写真=長谷川健太

ゲストフロアでは、「PARTY NEW YORK」のデジタルアートに導かれて客室へ。部屋に入れば、ここが渋谷の中心であることを忘れてしまいそうな落ち着いた空気が流れている。客室(XL、L、M)には、田中義久と飯田竜太のアーティストデュオ「ネルホル」のアート作品が掛り、ホテル全体がモダンアートのギャラリーのよう。

音楽イベントでは、グローバルに活躍するアーティストやDJが“生きた音”を楽しませてくれる。渋谷らしさでいえば、ジャズではなくシティミュージックだ。

客室(XL、L、M)にはネルホルのアートを展示。
写真=川上 友

多彩なコンテンツがひとつになり、常に新しい価値観を生み出しているのは、建築からアメニティなどの小物に至るまで、各分野において第一線で活躍する若手クリエイターが参加し、ともにつくり上げているから。

ここに来れば、宿泊せずとも日本らしさや東京の魅力、渋谷のポテンシャルといったものを違う角度から再認識し、新しい渋谷カルチャーが生まれる現場を肌で感じることができる。この変化に富んだ個性的な文化が、世界に旅立つ日が待ち遠しい。

hotel koé tokyo
住所:東京都渋谷区宇田川町3-7
Tel:03-6712-7257(ブレッド&ダイニング)03-6712-7253(アパレルショップ) 03-6712-7251(ホテル)
客室数:10室
料金:1泊1室3万6000円〜(税・サ別)
カード:AMEX、DINERS、JCB、MASTER、VISAなど
チェックイン:15:00
チェックアウト:12:00
アクセス:電車/JR・東京メトロ渋谷駅から徒歩約5分
インターネット:無線LAN
施設:ブレッド&ダイナー、アパレルショップ、ラウンジ
http://hotelkoe.com

文=増本幸恵 写真=山平敦史

2018年Discover Japan Travel「一度は泊まりたい ニッポンの一流ホテル&名旅館」より

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